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　加速力の高いドリブラーで、得点感覚も鋭い。山形の攻撃を引っ張る選手だ。

　神戸のアカデミー出身で、神戸U-18から関西学院大学に進学。大学在籍時にも、JFA・Jリーグ特別指定選手として、神戸の練習に参加した。卒業後、その神戸のトップチームで、2016年にプロ生活をスタートさせた。

　神戸ではプロ1年目から、当時のネルシーニョ監督に抜擢されて明治安田生命J1リーグ戦20試合に出場。明治安田生命J1リーグ・1stステージ第14節・大宮戦でJ1リーグ初得点を記録した。今季は出場機会を求めて山形に期限付きで移籍。木山監督は、大学時代に練習参加したときの神戸のコーチだった。小林は戦術を理解すると、主力に定着して攻撃の核に。ドリブルで味方のチャンスを切り開くだけでなく、自身もゴールを積極的に狙い、12点を叩き出した。

　天皇杯の今大会準々決勝・川崎F戦では、J1リーグ王者を相手にセットプレーから先制ゴールを決め、勝利に導いた。山形を勢いづけるアタッカーは、この試合の要注意人物の一人だ。