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1月8日(水)、2025 ベガルタ仙台結団式を行いました。

掲載日:2025年1月9日

1月8日(水)、東北学院大学 五橋キャンパス 押川記念ホールにて2025ベガルタ仙台結団式を行いました。

J1昇格を目指して戦う2025シーズンのスタートとして、約210名のパートナー企業と関係者のみなさまをお迎えし、代表取締役社長 板橋秀樹、森山佳郎監督・選手・スタッフ、およびチーム関係者が出席しました。
結団式の冒頭では主催者の代表取締役社長 板橋秀樹よりみなさまへごあいさつし、続いてベガルタ仙台ホームタウン協議会顧問 村井嘉浩宮城県知事より激励のお言葉をいただきました。

代表取締役社長 板橋秀樹 あいさつ(抜粋)

みなさま、あけましておめでとうございます。本日は2025ベガルタ仙台結団式に年明けのご多忙のところ、このように多くの方々にお集まりをいただきました。誠にありがとうございます。
今年は私どもの昨年の30周年を一つの節目といたしまして、次の30年を展望する新しい年のはじまりになります。
みなさんご存知の通り、干支は巳年になります。再生と変化を繰り返しながら、柔軟に発展をしていく、そういう年になります。
私どもの昨年の戦いはみなさんよくご存知いただいていると思いますけれども、人材の育成と目の前の結果の両面に注力をしていくという大変難しい取り組みでありました。選手の力量を十二分に引き出していただきまして、V字回復をして、昨年はプレーオフであと一歩でJ1昇格というところまでいきました。
今年はこの積み上げをさらに重ねていけるように、この新しい体制を構築しております。我々は昨年の悔しさを選手、監督、スタッフ、クラブ全員で共有しております。この思いをぶつけて、魔境と言われる大変厳しいJ2の戦いになりますけれども、しっかりと結果を出して、みなさまのご期待に応えられるように、ベガルタ仙台のいるべき場所にしっかりと戻っていくための戦いを、その姿を、みなさま方にご覧いただきたいと思います。
これからまた厳しい戦いが続いてまいります。新しいシーズンに向けて色々な変化も出てくると思います。この巳年にかけまして、変化を恐れるのではなくて、それを自らの力に変えて前へ前へと進んでまいりたいと思います。みなさま、我々と一緒にどうぞ戦ってください。本年もどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

ベガルタ仙台ホームタウン協議会顧問 村井嘉浩宮城県知事 激励のお言葉(抜粋)

みなさん、ごきげんよう。あけましておめでとうございます。新しい年に森山監督、コーチ、選手のみなさま、関係者のみなさまにおめでとうございます。
昨年は本当に残念でした。でもよくがんばっていただいたと思っています。心より感謝を申し上げます。今年は3月1日にホームの大分トリニータ戦を、宮城県のキューアンドエースタジアムみやぎで開催させていただくことになりました。実は、あのスタジアムは3年前の福島県沖地震で大きな被害を受けまして、ずっと改修しておりました。3年ぶりに、ここで初めてのお披露目式という事になりますので、県といたしましても全面的に大きなセレモニーをやりたいと考えております。みんなで盛り上げていきたいと思っております。その後6月まで、10試合をしていただくことになっております。
行政といたしましても、しっかりお手伝いいたしまして、今年は必ずJ1に上がっていただきたいと思っております。何といいましてもサポーターと一緒になって、行政も、そして民間企業も、地元で応援するということが何よりも大切だと思います。その私の思いを今日は伝えたくてやってまいりました。どうか大変だと思いますけれども、けがのないようにがんばっていただきたいと思います。森山監督、コーチ、選手のみなさんがんばってください。

村井知事から激励のお言葉をいただいた後、全選手からみなさまへ一人ひと言のごあいさつをいたしました。
新加入選手からは日々の努力を重ねて力をつけることや早くピッチに立ちみなさんの前でプレーすること、そしてベガルタ仙台のJ1昇格に貢献する決意などを述べていました。また、昨年から在籍している多くの選手は、昨シーズンの最後で昇格を逃した悔しい思いを決して忘れていないことと、今年のJ1昇格達成への強い思いを述べていました。

続いて、2025シーズンのユニフォームパートナーをご紹介いたしました。今シーズンはアイリスオーヤマ株式会社さま、株式会社七十七銀行さま、株式会社マイナビさまの3社のみなさまにベガルタ仙台を支えていただきます。

ユニフォームパートナーのご紹介の後、藤本章仙台市副市長(郡和子仙台市長 代読)、アイリスオーヤマ株式会社 代表取締役会長 大山健太郎さまより激励のお言葉をいただきました。そして、最後にみなさまへ森山佳郎監督よりごあいさついたしました。

藤本章仙台市副市長 激励のお言葉(郡和子仙台市長 代読 抜粋)

みなさま、こんにちは。ただいまご紹介にあずかりました、仙台副市長の藤本でございます。本来ですと郡和子市長が激励のメッセージをお送りするところでございますが、公務が重なりましたなかで、私から市長のメッセージを代読させていただきます。
このたびは、2025シーズンにおきまして、ベガルタ仙台結団式、誠におめでとうございます。いよいよシーズン開幕に向け、チームが始動いたします。今季も森山監督が指揮を執られ、これまでチームを支えられた選手に加え、大変頼もしい選手のみなさんにご加入をいただきました。新たにベガルタ仙台に加入されたみなさん、ようこそ仙台にお越しいただきました。心より歓迎をいたします。新たな戦力を迎えたチームと、サポーターのみなさんが一体となれば、昨年あと一歩のところで、惜しくもかなえられなかったJ1昇格が見えてくるものと信じております。春季キャンプはチームの思いを一つにして1年を走りきれる体づくりをされ、万全の状態でシーズンの開幕に向かっていただけるよう充実したトレーニングを重ねていただきたいと思っています。これまでよりもさらに強いベガルタ仙台を目指し、今シーズンも仙台市民、サポーターのみなさんとともに戦ってまいりましょう。
結びに、本日ご参加のみなさまにおかれましても、パートナー企業のみなさまを始め、シーズンを通して力強く後押しをいただけますよう心よりお願い申し上げまして、激励のごあいさつとさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。

アイリスオーヤマ株式会社 代表取締役会長 大山健太郎さま 激励のお言葉(抜粋)

あけましておめでとうございます。選手のみなさま方、森山監督、昨年は本当にがんばっていただきましてありがとうございます。
昨年の結団式でも私は申し上げましたが、昨年は30周年ということで、本来であればあるべき姿はJ1だと堅く信じてきたわけですが、一昨年までのチーム状況を見ますと、なかなか厳しいと思いまして、あえて森山監督には、しっかりと悲願を理解していただき、昨年ではなく今年にJ1を目指してがんばっていただきたいと、お話させていただきました。
間違いなく一昨年と比べてチームは足も速くなりましたし、活動的になりました。本音を言いますと私の期待以上に懸命にがんばっていただき、最後にはプレーオフまで進出したということで、私も長崎、そして岡山でのプレーオフでの応援に駆けつけました。
結果はご承知のように、選手のみなさんが一番悔しい思いをしたのだろうと思っています。今年は森山監督と昨年同様、いや昨年以上に、今年J1に上がろうと、しっかりと基礎固めをしていただきたいと思っております。このまま今年J1に上がれなかったら、ずるずるとJ2にい続けるのではないかと、そのような危機感を我々は持っていますし、もちろん監督も選手のみなさんも、コーチのみなさんもこの思いは同じだと思っております。残念ながらJ1には上がれませんでしたが、今回新しい若い選手が入ってくれました。そういう意味で、森山監督と心をひとつにしながら、今年こそはJ1に上がるんだ、J1に上がらなければ先がないと、お考えいただきたいと思います。
それと昨年はJ2の中でも入場者数が大幅に増えて平均1万3000人ということで、J2の中でも2番目に多い観客に来ていただきました。そして感動したことがありまして、長崎ではおかげさまで、多くのみなさんがスタジアムに入ることができました。岡山はスタジアムに全員が入りきれないので、スタジアムの外でみなさんがユニフォームを着て、試合が見えない中でも一体感を持って応援いただきました。そういう意味では、いろんなチームのサポーターがいますが、私はこのベガルタ仙台が30年間培ってきたサポーターの力、これはみなさんの大きな力になります。ぜひ、今年のサポーターのみなさんには、しっかりと応援していただくことによって、よりJ1に近づくのではないだろうかと思っています。
また、これからいろいろとみなさんと知恵を出し合って、財政的にもJ1に上がれるように当社を含めて、みなさんを支援していきたいと思っていますので、まずは前に向かってがんばっていただきたいと思います。昨年の悔しさをしっかりと今年に晴らされることに期待を申し上げて、私から激励のお言葉とさせていただきます。よろしくお願いします。

森山佳郎監督 あいさつ(抜粋)

みなさん、あけましておめでとうございます。本日はご多忙の中、たくさんのパートナー企業のみなさん、お集まりいただきまして本当にありがとうございます。みなさんの多大なるご支援、ご声援のおかげで我々はサッカーができていると思っています。ベガルタ仙台は、仙台、宮城の街を明るくしたい、元気にしたいと思っています。子供たちの「あんなふうになりたいな」という夢や希望になり、そしておじいさん、おばあさんから「ベガルタを応援して元気になったな。長生きできる」と言ってもらえる、そういう、本当に我々の活動を通して、みなさんが熱く心動かされるようなサッカーを目指しています。
今、アイリスオーヤマの大山会長からものすごい激励の言葉をいただきました。我々は昨年非常に悔しい思いをしました。本当はあとちょっと先に上るとJ1が見えそうというところで、蜘蛛の糸じゃないですけれども、ぷつっと切れて下に落ちていったようになり、選手たちも本当に悔しい思いをしました。昨年のキャプテンの遠藤康が若い選手に「お前ら、この岡山が喜ぶ姿を見ておけ」と言ってくれて、我々スタッフも岡山の選手が喜んでいた姿、そして岡山サポーターのみなさんが歓喜する姿を胸に刻んで悔しい思いをしました。
そのぶん、その悔しさを持った選手たち、スタッフたちが一致団結して、どんなことがあっても、這いつくばってもJ1昇格をつかみたいと思っています。
先ほど紹介がありましたように、今年もかなり若い選手がいて、チームが若返っています。昨年が一昨年より2歳くらい若返って、またさらに今年、1歳ちょっと若くなっているんじゃないかなと思います。フィールドプレーヤーに限ると林選手に失礼ですけれども、24歳位という本当に若いチームになりました。そして11名の新加入選手たちも、昨日と今日の2日間の練習で、3年前からいたんじゃないかっていうような選手もいますし、グスタボ選手にいたっては10年前からいたんじゃないかと感じられるくらいに、本当にみんな馴染んでくれて、すごく良い雰囲気で、誰一人けが人もなくスタートできています。
今日はものすごくみんな楽しそうに練習をしていたのですけど、おそらくキャンプに行ったらだんだん口数が少なくなってくると思うんですが、昨年も本当に厳しいキャンプで、そこを乗り越えて開幕からかなり良いスタートが切れたので、今年も選手には前半戦は泣いてもらって、苦しんでもらって、そこを乗り越えて、強いチームを作っていこうと思っています。最初にも言いましたけれども、たくさんのパートナー企業のみなさんを、我々はファミリーだと思っています。本当にサポーターのみなさんもファミリーですし、パートナー企業のみなさんもファミリーだと思っています。
このベガルタファミリーみんなで、奥山選手の言葉を借りれば「共闘」で、みんなで一致団結して、サポーターのみなさんの応援は私は日本一だと思っていますし、こうしてサポートをしていただけるみなさんも日本一だと思っていますので、みなさんと共に、力を出し合って、知恵を出し合って、強い強いベガルタ仙台を作り上げて、シーズンが終わったときにみんなで笑顔で「良かったね」って言えるような、そういうシーズンにしたいと思っています。どうかこれからも、熱いご支援、ご声援のほどよろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました。

森山監督のあいさつをもちまして、2025ベガルタ仙台結団式は閉会いたしました。閉会後は選手・スタッフによるハイタッチでパートナー企業と関係者のみなさまをお見送りいたしました。

あらためまして年始早々でご多忙の所、結団式にご臨席いただいたパートナー企業と関係者のみなさまありがとうございました。