天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 第2回戦 2024年06月12日 (水) 19:00 キックオフ 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
0 前半 0
1 後半 0
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 21 | 田中 颯 |
DF | 4 | カイケ |
DF | 6 | 内田 航平 |
DF | 26 | 青木 駿人 |
DF | 33 | 中野 桂太 |
MF | 54 | 永木 亮太 |
MF | 14 | 玄 理吾 |
MF | 17 | 髙田 颯也 |
MF | 11 | 杉森 考起 |
FW | 30 | 坪井 清志郎 |
FW | 8 | 柿谷 曜一朗 |
控え
GK | 29 | 三井 大輝 |
DF | 82 | 武田 絢都 |
MF | 42 | 橋本 健人 |
MF | 23 | 髙田 優 |
MF | 15 | 棚橋 尭士 |
FW | 16 | 渡 大生 |
FW | 9 | ブラウン ノア 賢信 |
スターティングメンバー
GK | 1 | 小畑 裕馬 |
DF | 30 | 西丸 道人 |
DF | 41 | 内田 裕斗 |
DF | 20 | 知念 哲矢 |
MF | 31 | 工藤 真人 |
MF | 10 | 鎌田 大夢 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 23 | 有田 恵人 |
MF | 24 | 名願 斗哉 |
FW | 9 | 中山 仁斗 |
FW | 28 | 菅原 龍之助 |
控え
GK | 21 | 梅田 陸空 |
GK | 29 | 松澤 香輝 |
DF | 47 | 一色 竜二 |
MF | 43 | 横山 颯大 |
MF | 45 | 齋藤 俊輔 |
MF | 14 | 相良 竜之介 |
DATA
○入場者数/1,515人
○天候/晴、弱 ○気温/24.4℃ ○湿度/68%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/佐藤 誠和 ○副審/若槻 直輝、佐藤 裕一
COACH INTERVIEW監督記者会見
相手にはテクニカルな選手がいて、3バックでなかなか捕まえづらいところを、普段試合に出られていない選手たちばかりでしたけれども、本当にハードワークして、前線からのプレスも効いていましたし、最後の最後に粘ってゴール前でやらせない部分もやれていたのですけれども、後半にこちらも交代のカードがなくて、向こうがホームで主力のメンバーをどんどん入れるなか、最後のところで徳島のいつも試合にからんでいる渡(大生)選手、私も昔から知っている選手ですけれども、見事に決められて非常に悔しかったのですけれども、普段サブメンバーの選手たちがこれだけ熱く戦ってくれたことは誇りに思います。
当然、もうちょっとゴールに迫るシーンは作りたかったのですけれども、そこは普段まったく組んでいない急造チームでした。ただし、それぞれ個人個人のプレーで持ち味は存分に発揮してくれたところはあったので、そこは今後に主力を脅かしたり、途中出場で試合を勝利にからむ活躍をしてくれたり、レギュラーを取ったりする選手もこの中から出てくると思うので、そういう意味では若い選手も、普段出られていない選手が生き生きのびのびとプレーしてくれたことは、クラブにとってはすごくポジティブだったかなと思います。
- 守備のところで、前線からのプレッシャーが、20分過ぎくらいから徳島にビルドアップではがされる部分も多かったと思いますが、そのあたりはもっとこうしたかったという部分はありましたか。
当然、相手の質はわかっていたので、前線から全部を取れるわけではないですし、3バックで我々が守りづらいシステムであるわけで、途中からは前から取りにいったぶんスペースを与えてしまうような場面もあったので、少し、特に左サイドの方は相手の髙田(颯也)選手もいましたし、ちょっとサイドハーフが前に行きすぎないように対応をしました。それでも突破力がある選手や、前におさまりのいい選手がいて、そう簡単には取れないのはわかっていた感じです。
- 右サイドで有田恵人選手がセンターバックに寄せに行ったときに、相手のウイングバックに寄せる人がいない場面もありました。
もうそこは織り込み済みで、我々の4バックではディフェンスの本職が知念(哲矢)だけで、内田(裕斗)もサイドバックでしたがセンターバックがいないので内田がセンターバックに入って、両サイドバックも普段サイドバックの選手ではないので、当然そこで前に出て、後ろをスカスカにしてしまったら簡単にやられてしまいます。そこはもう、前線で取りに行くうまみと、そうは言っても取れなかったら撤退することの両方を狙っていたので、そこはもう有田に二回行ってもらうことは最初から、取れなかったら撤退というのは、あそこでさらにボランチがいったり、(西丸)道人がいったりすると、2センターバックが相手の2トップ2シャドーにさらされてやられてしまう。そこは1対1で守れるメンバーではないのですが、だったら下がるのかという話なので、そこは現実を見ながら両方を探っていた感じです。
- 攻撃では有田選手と名願斗哉選手が相手の背後を狙うところは見えていましたが、なかなか大きなチャンスまでいけなかったところは精度を上げたかったところでしょうか。
そうですね。ここも、もうちょっと後ろが安定したビルディングアップができればタイミング良く、というのがあったのですが、それでも有田も相手をひっくり返して走ってくれたし、名願も何度か、カイケ選手にイエローカードを出させたり、最後にPKかと思われるような惜しいシーンも作ったりしました。ここからの選手なので、こういうことを経験しながらまた成長してくれればと思います。
- 0-0で前半を終えた時点で、監督はどう評価してハーフタイムを迎えていましたか。
正直なところ、自分が考えていたよりもみんながハードワークして戦ってくれて、がんばって前線からの守備を敢行してくれて、それで相手も困るシーンも多かったと思います。もちろんそれでひっくり返されることもありますけれども、これはチャレンジなので、そのなかで失点ゼロで帰ってきてくれました。
後半も(足を)攣ったら交代で、実際に相良(竜之介)一人であとはユースの選手だったので、さすがにユースの選手を出すようなシチュエーションではありませんでした。一人出しましたけれども、交代カードはなかったかなというところでは、二人が疲弊して足が攣りそうになっていたので交代させて、そこから延長戦もちょっと見越していたのですけれども、その前にやられてしまった感じです。まだユースの選手を延長戦になったら出そうかという話もしていたので出してあげたかったなというところも残念で、あと30分戦えたらというところです。ただし、こちらも交代選手がいなかったので30分伸びたら大変といえば大変だったのですが、最後は梅田(陸空)もフィールドプレーヤーのユニフォームを準備してFWに入るところまで想定はしていたのですが、残念ながらそこまでは必要なくなったのですが、なんとか延長を戦って勝利をもぎ取って、一か月後に天皇杯でもうひとつ上のヴィッセルさんとやらせてもらう機会があれば本当に、またこのメンバーで戦うチャンスがありました。選手も悔しくて泣いている選手も何人かいましたけれども、そのぶんまたチームに帰って、普段のトレーニングで悔しさをしっかりぶつけてほしいなと思います。
DF 41 内田裕斗選手
いつも試合のメンバーにあまりからめていない選手たちが出たなかで、どうにかして勝ちたかった試合でした。最後の最後に失点をしたのは非常に悔しいですね。
基本的にラインの上げ下げというところは徹底してやるように言われていたので、上げられるときには上げて、相手がフリーで蹴られるときにはダウンというところはやれていた部分はありましたけれども、もっと突き詰めていきたかったです。
(直接FKの場面は)決めたかったです。もっと練習します。
(今後に向けて)あとはもうリーグ戦しかないので、チームで切磋琢磨して、チーム力の底上げも大事になってくるし、今のスタメンがずっとスタメンでいられるほど甘くないように、チーム内の競争を激しくしていきたいと思います。
MF 31 工藤真人選手
前半はビルドアップがうまくいかなくて自分のところでも配球がうまくいかなかったのですが、後半に入ってボールが入るようになって、縦につけることもできるようになりました。守備のところも粘り強くいけた部分があった一方で、抜かれた部分も多かったので、そこは反省が多いですね。
左サイドではテツ君(知念哲矢)が声をよくかけてくれて、自分がいったときはテツ君がカバーをしてくれて、逆にボールが逆サイドに行ったときには自分もしっかりテツ君に、後ろに入ったときにはしっかりしゃべるようにしていました。そういうところで声をかけることができたのは良かったと思います。
(今後に向けて)練習から、今試合に出ている人たち以上にアピールしなければ試合に出るのは無理なので、自分も与えられたポジションでしっかり活躍しないと出られないと思うので、どの場所でもしっかりできることをやると肝に銘じ、がんばっていきます。