2024明治安田J2 第36節 愛媛FC 2024年10月27日 (日) 16:03 キックオフ ニンジニアスタジアム
0 前半 1
0 後半 1
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 36 | 辻 周吾 |
DF | 19 | 尾崎 優成 |
DF | 37 | 森下 怜哉 |
DF | 33 | 小川 大空 |
DF | 23 | ユ イェチャン |
MF | 8 | 深澤 佑太 |
MF | 14 | 谷本 駿介 |
MF | 17 | 茂木 駿佑 |
MF | 7 | 曽根田 穣 |
FW | 9 | ベン ダンカン |
FW | 10 | 松田 力 |
控え
GK | 1 | 徳重 健太 |
DF | 16 | 三原 秀真 |
MF | 13 | 窪田 稜 |
MF | 22 | 石渡 ネルソン |
MF | 24 | 佐藤 諒 |
FW | 11 | 藤原 悠汰 |
FW | 27 | 舩橋 京汰 |
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
DF | 22 | 小出 悠太 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 32 | 奥山 政幸 |
MF | 10 | 鎌田 大夢 |
MF | 17 | 工藤 蒼生 |
MF | 11 | 郷家 友太 |
FW | 7 | 中島 元彦 |
FW | 9 | 中山 仁斗 |
FW | 98 | エロン |
控え
GK | 1 | 小畑 裕馬 |
DF | 39 | 石尾 陸登 |
DF | 41 | 内田 裕斗 |
MF | 6 | 松井 蓮之 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
FW | 15 | 梅木 翼 |
DATA
○入場者数/4,089人
○天候/曇、無風 ○気温/24℃ ○湿度/78%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/大橋侑祐 ○副審/田尻智計 田代雄大
COACH INTERVIEW監督記者会見
相手がどうくるか、メンバーもシステムも予想が難しかったのですけれども、準備の方もまあまあ難しくて、4-4-2でかなりハイプレスできたので、ちょっと思ったよりもボールを動かせずに逃げのロングキックが多くなってしまってリズムがまったくできずに困ったなという前半でした。けれどもセットプレーをたくさん取れて、最初はもう鎌田(大夢)もまったくボールが足に合っていなかったのが、回数を重ねるにつれてちょっとずつ良くなり、最後の(前半)アディショナルタイムのゴールにつながりました。
あとは後半の入りです。我々は試合運びがまあまあ課題でここまできたのですが、今日に限ってはかなり試合運びが、前半の終了間際、後半の入りのところで非常に時間帯としては最高の時間に点を取れて、そこからはかなり落ち着いてボールを動かすことがでるようになりました。相手のプレッシャーもそうですけれども、こちらも揺さぶりながら刺すことも狙いながら決定機も作って、3点目も取れれば最高の勝利だったのでした。そうは言えどもクリーンシートで勝てて、2試合連続クリーンシートの複数得点で勝つことができて、非常に良かったと思います。
- 前半は流れが悪く見えましたが、相手がここまでハイプレスでくることは予想外だったのでしょうか。
予想はありましたけれども、こちらもちょっと2トップで背後に走る選手がちょっといなくて、もうちょっと時間を作れたら真瀬(拓海)を前に出したかったのが、そこまで時間を作れなかったし、できればFWがサイドに流れたり郷家(友太)が走ったりサイドの裏をひとつ取りたかったですね。(前節の)横浜FC戦はそこからのハイプレスで得点もあったのですけれども、なかなかいいかたちでできず、まあまあ前線が2対2になっているところでFWが引き出せないと、相手はボランチも前に出る、サイドハーフも前に出る、2トップで追いかけてきて、余裕を持ってつなぐ時間がなくなってしまいました。そうなったら前の2対2を起点にして相手の背後をひっくり返せればという展開にもってこられれば良かったのですが、もってこられなかったというところで、後半は(オナイウ)情滋を出してはっきりさせ、かなりあそこのところで押し下げられたかなというところです。それに伴って中盤にも時間とスペースができて、相手の陣地で持つのはまあまあ我々の得意なところです。いろいろスタッツがあって、どのスタッツを見ても我々は10何位くらいなのですが、相手陣内でのボール保持だけは3位という感じで、押しこんだところに入ったらまあまあボールを動かすことはできます。そこから刺しにいけるかというところはありますけれども、リードしたときにあそこでボールを持てるというのは非常にいい戦いだと思うので、そんな感じですね。前半はちょっと時間を作れなかったというところです。
- 前半の流れがそんなに良くないなかでも、セットプレーをたくさん取れた要因はどこにありましたか。
前にボールを送っていた部分はあったと思うので、ロングキックも、相手ボールになってもそこから取り返したシーンもありましたし、おさまったシーン、50-50のところからこちらに転がったシーンもありましたし、相手の深いところでひとつ起点になったというところではセットプレーでした。CKは何本かわかりませんが4、5本は取って最後にもうちょっと取ったかなというところでしたかね。
- 2試合連続クリーンシートのなかで、ボールを持たれる時間帯や悪い流れで試合を進めるための共通理解はシーズンを通して進んできた実感はありますか。
最後に体を張って守るところの自信はみんな持っていて、あと一歩寄せることはみんなかなり高いレベルでやってくれています。そこに寄せきれずにやられたようなこぼれ球系の失点は我々はそんなに多くはないと思います。今日も何度か危ないシーンはありましたけれども、もう一歩寄せるとかそのへんのところはみんながんばってやってくれていると思います。
なかなか前からはまらないで、愛媛の選手はうまいので、2ボランチの二人も非常にうまいですしなかなか捕まえられなくて、後ろのセンターバックからも、なかなか消していても入れられてしまうので、進入はされましたけれども、最後のペナルティーエリア周りのところでがんばれたかなというところですかね。
- エロン選手が2試合で連続ゴールを決めました。パスを呼びこむ動きなど、彼の変わってきたところをどうとらえていますか。
通訳のロドリゴ(シモエス)さんに言わせると「こんなに真面目なブラジル人は見たことがない」というところで、トレーニングから本当に100%でやりますし、守備もさぼらずにチームのためにやって、日本人みたいなプレーができます。ロドさんも「いつか絶対に報われる」と言っていたんですよね。前節のゴールがあって、今節も「また頼むぞ」という話をしていたので、また取ってくれて、あの2点目は大きかったですね。
FW 9 中山仁斗選手
(ゴールシーンは)入るポイントはチームで決まっていて、あとはそこを信じて入るだけでした。本当にいいボールがきて、ヘディングできれいに決めたかったですけれども、背中で(決めました)。入ったからなんでも良かったのですが、決まって良かったです。
なかなか前半は苦しいゲーム展開でしたけれども終わり間際にああやってセットプレーで取れるというのは大きいですし、セットプレーはゲーム展開に関係なく取れたらそれだけでアドバンテージになります。後半もセットプレーでチャンスがあったので、あそこで決めていたらもっと楽に試合を終わらせられていたと思うので、そこはチームとして課題だと思います。
(今後に向けて)本当に大きい勝点3ですし、この前の横浜FC戦が内容も結果も良かっただけに今日の試合は難しいところはありました。それでもしっかり勝てたということで、すごく大きな勝点3だったと思います。
FW 98 エロン選手
本当にうれしいです。来日してからここまでハードワークを続けてきて良かったと思うし、この2試合で幸運に恵まれて、いいかたちで自分のチームのために得点できて光栄に思います。
(ゴールシーンは)日々の練習のなかでよくあるシーンでしたが、まずは縦パスに対して(郷家)友太に僕がスルーして、そのスルーから友太がダイレクトでモト(中島元彦)に落として、モトがうまいかたちでDFの間に刺すことができて、僕はファー(サイド)にいたのですが、スライディング気味に押しこんだ感じのゴールが生まれました。
(今後に向けて)チームは間違いなく成長していると思います。勝てていたときの部分の多くを取り戻してきていると思います。もちろん自信も自然と生まれていますし、(次節・)熊本戦も難しい試合になるとお互い認識していますが、ここは決勝戦のつもりで責任感を持って、何が何でも勝点3のために、そして最終戦をホームでプレーオフにつなげるためにも大事な試合なので、アウェーでも一丸となって戦っていきたいと思っています。