2024明治安田J2 第35節 横浜FC 2024年10月19日 (土) 14:04 キックオフ ユアテックスタジアム仙台
2 前半 0
1 後半 0
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
DF | 22 | 小出 悠太 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 39 | 石尾 陸登 |
MF | 17 | 工藤 蒼生 |
MF | 10 | 鎌田 大夢 |
MF | 11 | 郷家 友太 |
MF | 14 | 相良 竜之介 |
FW | 7 | 中島 元彦 |
FW | 98 | エロン |
控え
GK | 1 | 小畑 裕馬 |
DF | 19 | マテウス モラエス |
DF | 32 | 奥山 政幸 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
FW | 9 | 中山 仁斗 |
FW | 15 | 梅木 翼 |
スターティングメンバー
GK | 21 | 市川 暉記 |
DF | 5 | ガブリエウ |
DF | 2 | ンドカ ボニフェイス |
DF | 24 | 福森 晃斗 |
MF | 8 | 山根 永遠 |
MF | 4 | ユーリ ララ |
MF | 7 | 井上 潮音 |
MF | 14 | 中野 嘉大 |
FW | 78 | ジョアン パウロ |
FW | 13 | 小川 慶治朗 |
FW | 38 | 髙橋 利樹 |
控え
GK | 1 | 永井 堅梧 |
DF | 3 | 中村 拓海 |
DF | 17 | 武田 英二郎 |
MF | 34 | 小倉 陽太 |
FW | 9 | 櫻川 ソロモン |
FW | 10 | カプリーニ |
FW | 15 | 伊藤 翔 |
DATA
○入場者数/15,378人
○天候/曇、弱風 ○気温/26.1℃ ○湿度/59%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/上田益也 ○副審/大矢充 山村将弘
COACH INTERVIEW監督記者会見
(明治安田J2リーグの)三週間の中断明けで清水に勝った(第25節の)試合がありましたけれども、今回も二週間あったゲームで、かなりいい準備ができ、その爆発力は持っているというところでした。中断のときにいわきFCさんとの練習試合も内容がかなり良かったので、そこに引き続いて今日もできました。
1点目の時間帯も良かったですし、そこからかなり両サイドからクロスを上げられるような展開になりましたけれども、「クロスが上がってくる」「セットプレーのクオリティーは極めて高い」というのはこの二週間でずっと言い続けてきたので、秋田さんとか山口さんとの試合で鍛えていただいたというのもあります。かなりたくましく、サイズでは負けていたと思いますけれども、よく体を張って、最後は倒れたところに足が当たったとか、なんとかぎりぎり滑り込んだとか、林(彰洋)のセーブもありましたし、本当にみんなで体を張って、2点目、3点目と、横浜FCさんも3点を入れられたのも初めてだと思います。30回に1回くらいあるかなというゲームだったかな、というところですね。
トップ3の横浜FC、清水、長崎に4勝1敗1分なので、チャレンジャーとして戦うときの強さを今回は見せてくれたのかなというところです。
- 前半の2得点が大きかったと思いますが、攻撃の手応えはどうでしたか。
サイドの裏は狙っていましたし、ビルディングアップでは前半の途中から相手のプレッシャーを受けてなかなか前進できない時間帯もありましたけれども、攻撃にかかったときは相手も食いついてくるし、3バックも段差があって、我々も意図的に段差を作るようにやっていたので、相手コートに入ればチャンスがあるかなとは思っていました。自陣からそこに安定的にはボールが入らず、点を取った後はいいかたちで押しこまれたものの、カウンターで殴り返すようなシーンを作れていました。「そこはその戦い方でいいぞ」というかたちで殴られっぱなしではなくて、時折鋭いカウンターで相手にちょっと危険だぞと匂わせておく感じで、最後はそれでチャンスに真瀬(拓海)が出ていって(工藤)蒼生が決めるという、ディフェンスでがんばっていた二人が取った3点目でした。願わくば、梅木(翼)がこの前のPKを外した分で今日の3点目を決めてくれればストーリーとしてはこれ以上ない感じでしたけれども、翼に関しては次のストーリーを作ってくれることを信じてというところです。
- 後半にかなり押しこまれてクロスやシュートを受けていたなかでもカウンターができていたので、ある程度流れとしては想定内だったのでしょうか。
J1で戦える選手なので、2セットあって途中から出てくる選手もクオリティーが高い選手で、両サイドは確実にサイドチェンジをしてきて、こちらも4人では足りない状態にかなりさらされて、対応に苦慮ししました。左の中盤を下げたり、ボランチを一枚下げたりなんとかごまかしながら、みんな引いてしまうと押し返せないので、五枚目を作りながらも、前に出ていくパワーは残していくというところでは、結果的にいい戦いになったというところです。
- プレーオフ進出に向けては、かなり大きな勝利になったのではないでしょうか。
そうですね。私もいろいろ見てみたら、ほとんどの人がベガルタが落ちるように予想していたので、絶対に悔しいし、絶対にこの中断明け一戦目にかけようという思いは強かったです。今日はたくさんのサポーターの方々に、ここ数試合で勝利をプレゼントできていなかったときはあれだけものすごい声援を送ってもらいながら応えられていなかったので、「ケチャドバ」じゃないですけれども、本当に溜めて溜めて、喜びをサポーターと一緒に爆発できたので、良かったです。
- 先発のチャンスをつかんだ相良竜之介と工藤蒼生選手が、ゴール以外にも活躍してくれました。彼らの奮起や、チーム全体の選手層についてはどう評価されますか。
相良はちょっと復調してきていたので、「いけるんじゃないか」という手応えは試合前に持っていました。蒼生の方は、真骨頂じゃないですけれども、あそこでしゃかしゃかとボールを拾いまくってくれて、やはりそれは大きかったのかなというところです。松井(蓮之)の出場停止で大ピンチだったのですけれども、「なんならこれで次もいこうか」というくらい競争があって、松井も「帰ってきたら俺も出られるよ」という感じではなくなったので、チームとしては非常にこういう時期にさしかかってまだ競争がいい雰囲気で続いているのはポジティブなことだと思います。
- 前半はかなりボールの取りどころが良かったのは、守備の狙いがはまったのでしょうか。
そうですね。常に個人戦術のところも言い続けてきたところで、はめ方という組織としての動き方もそうですけれども、コンパクトな中で一人ひとりが守備範囲を広くして相手の狙いとかを予測して、チャレンジするところはだいぶレベルが上がってきていました。あとは最後の最後まで体を張るというところは、今日もやってくれたなというのが守備のところです。でも、この首位の横浜FCさんを(失点)ゼロでおさえて3(点)を取ったというのは、かなり自信になると思います。
MF 14 相良竜之介選手
ここしばらく、なかなかうまくいっていなかったなかでいろいろな思いがあって、こうやってスタメンのチャンスが巡ってきて、「ここで絶対にやってやろう」とだいぶ強い気持ちでのぞめたので、結果を残せたのは良かったと思います。
(ゴールシーンは)右で(ボールを)奪って左の僕の方に回してもらえればシュートやしかけがこういうチームにはまりやすいので、今回は相手のヘディングがいいところに来て、あとは思い切って振ろうと思っていて、あとはいいところに飛んでくれて良かったですね。
(今後に向けて)ここからチームがまた勢いづいていくと思いますし、今日はしっかり喜んで、また明日から切り替えてやっていって、次の試合に勝てるようにしていきたいと思っています。
MF 17 工藤蒼生選手
「すごくうれしい」という気持ちが一番です。首位のチームに2勝できたことは、チームとしてすごくプラスなことだと思います。
7月以来のスタメンで、自分は途中出場が多かったのですが、自分としては「絶対にスタメンを勝ち取る」という気持ちで横浜FC戦にのぞみました。
(ゴールシーンは)スタメンで点を決めたい気持ちがずっとあったので、前に行くプレーを意識していて、それが実って良かったと思います。真瀬(拓海)君がクロスを上げてくれて、マイナスの部分が空くことは自分としては考えていたので、そこに入って、あとは真瀬君がいいクロスを上げてくれたので、あとは流しこむだけでした。点を決めたのが中学校以来だと思うので、自分としてはうれしいですね。
(今後に向けて)スタメンで出ることが一番なので、スタメンで出て勝利に導けるようにがんばります。