2024明治安田J2 第33節 レノファ山口FC 2024年09月29日 (日) 14:03 キックオフ セービング陸上競技場
0 前半 0
0 後半 1
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 26 | 田口 潤人 |
DF | 15 | 前 貴之 |
DF | 41 | 下堂 竜聖 |
DF | 3 | ヘナン |
DF | 48 | 新保 海鈴 |
MF | 19 | 山本 駿亮 |
MF | 8 | 佐藤 謙介 |
MF | 18 | 相田 勇樹 |
MF | 16 | 吉岡 雅和 |
FW | 38 | 末永 透瑛 |
FW | 30 | 奥山 洋平 |
控え
GK | 1 | チェ ヒョンチャン |
DF | 13 | 板倉 洸 |
MF | 4 | サーラット ユーイェン |
MF | 37 | 田邉 光平 |
MF | 68 | 野寄 和哉 |
FW | 9 | 若月 大和 |
FW | 51 | 酒井 宣福 |
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
DF | 22 | 小出 悠太 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 32 | 奥山 政幸 |
MF | 6 | 松井 蓮之 |
MF | 10 | 鎌田 大夢 |
MF | 11 | 郷家 友太 |
FW | 7 | 中島 元彦 |
FW | 9 | 中山 仁斗 |
FW | 98 | エロン |
控え
GK | 1 | 小畑 裕馬 |
DF | 39 | 石尾 陸登 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 17 | 工藤 蒼生 |
MF | 14 | 相良 竜之介 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
FW | 15 | 梅木 翼 |
DATA
○入場者数/5,540人
○天候/晴、弱風 ○気温/34.1℃ ○湿度/34%
○ピッチ/良芝 ○時間/90分
○主審/井上知大 ○副審/田島宏則 池田一洋
COACH INTERVIEW監督記者会見
32℃くらいある、14時の炎天下で、もうちょっと涼しい時間帯にやってもらえたらいいなというところなのですけれども、選手は本当に、最後まで集中力を切らさずにがんばってくれました。
試合内容的には、グラウンドも見た目以上にぼこぼこしていてつなぐのは難しく、散水もないということだったので、散水くらいしてほしいとも思いましたが、堅くて表面だけ滑りやすくなるという話で、下で滑らせるのは難しいというところで言ったらやはり、我々にとっては難易度が高くなりました。山口さんが目指すようなところを受けながらやらないといけないゲームになるだろうな、という予想どおりの展開で、こちらもお付き合いというか、そういう試合になってしまって、なかなか思うような内容でありませんでした。けれども、今日はこの状況になるともわかっていたので、選手にも「とにかく、ネットをひとつ揺らして、揺らさせない、勝点3を取る」ということしか要求していないくらいの感じでした。それを勝たなければいけないこのゲーム、6ポインターマッチで、絶対に勝たないといけない中で、内容も意図するところは出せなかったですが、しっかり最後の10分、15分の相手のパワープレーを、林(彰洋)のビッグセーブもふたつくらいありましたし、ポストが救ってくれた部分もありました。けれども、前節(甲府戦)にアディショナルタイムが終わっている時間にFKから直接決められて勝点2が逃げていったので、その学びというか、その悔しさが最後の集中力を持続させるエネルギーにつなががり、選手はこの本当に暑い中で、選手に聞いたら「倒れそう」みたいな話でしたけれども、いつも「ぶっ倒れるまで走れ」と言っているのですが、今日は本当にぶっ倒れる寸前まで走ってくれたというところです。
- 菅田真啓選手と交代した、復帰戦の石尾陸登選手も同じセンターバックに組みこんで無失点を達成できたことをどう評価していますか。
今シーズンにほとんど欠けてはならない存在だった菅田がいなくなって、特に長いボールの競り合いで一番頼りになる菅田がいなくなったことによって、かなり動揺も走りましたが、石尾も身体能力が高いので、特に奥山(洋平)選手や若月(大和)選手のようなスピードのある選手への対応は、かえって石尾の得意とするところなので、試合の前にも偶然「センターバックで使うかもしれないし、若月選手への対応でも使うかもしれないし、もともとのサイドバックもあるよ、必ず出番がくるからな」という話はしていたので、はからずも後半スタートからああいうかたちで一番厳しいポジションを45分やってくれたのは、誤算とまでは言いませんがよくやってくれたというところです。
- 菅田選手が抜けたことはセットプレーの攻撃でも大きかったと思いますが、そこで中島元彦選手が決めてくれたことはどう感じていますか。
前半もありましたが、本当に相手が油断していると結構ここもあるので、しばらく決めていなかったのですが、相手もそこまでマークの対象ではなかったのかなというところで、よく決めてくれました。
- しばらく勝ち星から遠ざかっていたところで、トンネルを抜けた感触はありますか。
そうですね。前節の甲府戦は、後半25分くらいまではかなり内容的にも良くて手応えもあったのですけれども、2-0からちょっとセットプレー二発で追いつかれるという、非常に勝点3に値するゲームだったとは思うものの、するっと手のひらからこぼれ落ちたような状態でした。悲観するような感じではなく、チームが元気がなくなっていって勝てなくなったのではなく、しっかりいいゲームをしていました。(前々節の)藤枝戦はすぐ失点をしてちょっとばらばらになってしまったのですけれども、そこからしっかり修正して、かなりいいゲームができたし、普段の練習もかなり状態は、みんなのメンタルも含めていいので、そういう心配はしていませんでした。けれども、山口さんとは、前半戦でもアディショナルタイムぎりぎりでPKをゲットしたような戦いでしたし、次からも、(前半戦では)秋田さんとは得点のにおいのしない0-0でしたし、横浜FCさんがあって、愛媛さんには負けていて熊本さんには引き分けていて、大分さんにも引き分けているので、このところずっと、藤枝さんにも引き分けていたし、前半戦でなかなかうまくいかなかったチームとの対戦がずっと続いているので、その中で今日、勝点3が取れたのは大きかったと思います。
- 長澤和輝選手が抜けた後に同じポジションへ入った鎌田大夢選手が、見事CKからアシストを決めました。彼の評価をお願いします。
飄々(ひょうひょう)と、プレッシャーを受けても前に運べる選手なので、見ての通り細くてひ弱そうに見えるので山口さんとか、いわきさんとか、ああいうフィジカルの強い相手に出すのはどうなのかという見方もありますけれども、逆にそういうプレッシャーがかかったときにひょいっとかいくぐれる力を持った選手です。逆にそっちの方が有効かなというところで、使っている感じなのですが、松井(蓮之)とうまく連係をはかり、ばてたら工藤(蒼生)がセカンドボールを拾う天才なので、疲れたときの工藤君頼みで、あと松下(佳貴)もいて、4人でいろいろな相手と時間帯によって使い分けていくというところで、今は松井と鎌田がチームをメインで引っ張ってくれたらな、と思います。
FW 7 中島元彦選手
この4試合で、藤枝戦はあまり良くなかったけれども、いいチャンスも作れていて決めきれるところを決めていれば勝てた試合も多かったし、最後に決められて引き分けたときもありましたが、そんなに悪いと悲観するほどのゲームではなかったので、選手自体はそんなにネガティブにはならなかったし、練習もみんな気を抜かずしっかり取り組めていました。勝たなければいけない試合の中でみんな声も出ていて、なかなかサッカー的に今日は難しかったですけれども、セットプレーで取れたことは大きかったし、本当に「勝てて良かった」という一言です。
(ゴールシーンは)セットプレーは戦術スタッフが毎試合いろいろ考えてくれて、そういうスタッフたちの力もあります。決めたのは僕ですけれども、チームのみんなで決めたゴールだと思います。あのへんに来たらいいな、と思いながら飛びこみました。いいボールが来たので、本当に決まって良かったと思います。
(得点後はサポーターのもとへ)暑いし、なかなか見に行こうと思って行ける距離ではないし、自分たちも移動がきつかったけれども、そんな中で見に来てくれて、90分間とアディショナルタイムに声を出し続けてくれたので、決まって、勝ちを届けることができて、良かったと思います。
DF 39 石尾陸登選手
前半戦のような堅い守備のベガルタに自分が関わって勝てたので、とてもうれしかったです。安心しました。
僕は、マサ君(菅田真啓)に前へ強い守備とか打点の高いヘディングで劣るところがあるので、あそこは相手に貼り付きすぎないとか、逆に予測の部分では自信があるので、そういうところは強く出ようと思いました。
(今後に向けて)途中出場でも、そしてセンターバックでも自分の特徴を出せることが再認識できましたし、次はスタメンで出たいので、そこは意識を強くしていきたいです。早くユアテックスタジアム仙台に立ちたいです。