2024明治安田J2 第30節 ザスパ群馬 2024年09月07日 (土) 19:03 キックオフ 正田醤油スタジアム群馬
0 前半 0
0 後半 0
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 21 | 櫛引 政敏 |
DF | 29 | 田頭 亮太 |
DF | 24 | 酒井 崇一 |
DF | 37 | 瀬畠 義成 |
DF | 22 | 高橋 勇利也 |
MF | 17 | 山中 惇希 |
MF | 6 | 天笠 泰輝 |
MF | 15 | 風間 宏希 |
MF | 44 | 仙波 大志 |
FW | 32 | 河田 篤秀 |
FW | 14 | 川本 梨誉 |
控え
GK | 42 | 石井 僚 |
DF | 34 | 小柳 達司 |
MF | 5 | 川上 エドオジョン 智慧 |
MF | 28 | 樺山 諒乃介 |
MF | 11 | 杉本 竜士 |
FW | 23 | 平松 宗 |
FW | 40 | 佐川 洸介 |
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 32 | 奥山 政幸 |
DF | 22 | 小出 悠太 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 41 | 内田 裕斗 |
MF | 6 | 松井 蓮之 |
MF | 10 | 鎌田 大夢 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
MF | 14 | 相良 竜之介 |
FW | 11 | 郷家 友太 |
FW | 28 | 菅原 龍之助 |
控え
GK | 29 | 松澤 香輝 |
DF | 13 | 實藤 友紀 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 17 | 工藤 蒼生 |
MF | 23 | 有田 恵人 |
FW | 7 | 中島 元彦 |
FW | 98 | エロン |
DATA
○入場者数/4,119人
○天候/晴、無風 ○気温/30.6℃ ○湿度/57%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/榎本一慶 ○副審/金井清一 清水拓
COACH INTERVIEW監督記者会見
チームの競争や、全体的な戦力のプラスになってくれるようなものを求めて思い切った決断で(先発の)4人を交代しましたけれども、結果的には勝点3を逃してしまったというところでは自分の決断が甘かったです。選手には「監督が、勝負師ではなく育成の監督で申し訳ない」と話はしました。それで私が決断を変えるかといえばそうではないのですけれども、本当に前半は攻守に受け身になる部分が多くて、攻撃もなんとなくボールを回していてダイナミックではなく、当然相手も5-4-1にしてスペースを消してくるなかで、中盤で持たされてはいるけれども、なかなかそこから入っていけないというところで難しいゲームにはなったと思います。そこで、サイドから思い切ってクロスを上げていくようなダイナミックなプレーが少なかったというところです。
後半はかなりピンチもあり、その分、相手も前に来たことでスペースができてカウンターから何度かチャンスが生まれ、決定機もふたつくらいはあったと思うのですけれども、そこを決め切れたら、というところでした。チャンスの数からしたら、0-0が妥当な試合だったのかなというところです。サポーターのみなさんが本当にたくさん駆けつけてくれて、まるでホームのような雰囲気の中で試合ができて、本当に感謝したいし、そのサポーターに勝利を届けられなかったのが非常に残念で申し訳ないと思っています。それも私の甘さ、監督の甘さだったかなと思います。
- なかなか群馬の守備ブロックを崩せなかったところで、全体としてはどのようなイメージで攻略したかったのでしょうか。
サイドで、両方で相手の3枚を相手のサイドバックが切って、サイドバックとサイドハーフで崩しながら、ボランチが持って組み立てながらライン間に刺し、中を閉めさせたら外、外に広がったらまた中で、ニアゾーンのところを突いていく。オーソドックスですが、中と外で、できれば外を起点に作りたかったのですけれども、なかなか(オナイウ)情滋の方が外に張ってしまって、ちょっと中で関わることができなかったし、左もちょっと相良(竜之介)が相手のセンターバックにつかれたような感じで、スペースはあるけれどもサイドにうまく起点を作って、そこからニアゾーンのところにクロスを入れるシーンが思うようにできなかったかな、という感じでした。
- 前線の3人を入れ替えましたが、その連係はまだまだこれからというところでしょうか。
当然、いつもとメンバーが違うところで、前節は相良と情滋を終盤に入れて、ホームで積極的にしかけて、いい感じで両サイドでがんばってくれました。それをスタートに使ったというところですね。それが後半のああいうカオス的になってスペースがあったときには有効だったのですが、どうしても5-4-1のブロックの中で行き場をなかなか見つけられなかったというところです。
- 有田恵人選手のアクシデントがありましたが、かなり後半は前線のポジションが頻繁に入れ替わりました。そこはサイドバックなど周りとのバランスを考えて指示を出されたのでしょうか。
ほぼアクシデントで代えざるをえなくなったというところが本当で、もっと違う選択をしたかった部分はあります。有田がいなくなったことも痛かったですし、鎌田(大夢)は早めに代える予定がかなり最後の方まで引っ張った部分もありま。そこはいなくなったところへのパズルのようになりました。最後の1枚の(交代の)ところで、3枚にしてバランスを変えるのか、そのままでいくのかというところでそのままを選択し、鎌田に代えて工藤(蒼生)を入れて、松下(佳貴)を右に回すという、ちょっと苦肉の策じゃないですけれども、なかなか普段やらないようなバランスになってしまいました。これは、アクシデントというかゲームの中で思ってもいないような感じになってしまったというところです。
- うまくいかないことだらけだった中でも無失点におさえた守備は、どう評価されますか。
そこはかなり相手も佐川(洸介)選手とか、前に高さのある選手をそろえて、かなりいい質のクロスも何本か入ってきたなかで、全部弾き返してセカンドボールとかシュートブロックとか、そのへんの強みは見せてくれたんじゃないかと思います。こういう試合で弱いチームだと負けてしまうところが、なんとか負けずに勝点1だけを拾ったことだけは評価できるかと思います。失った(勝点)2は大きいですけれども、勝点1を拾えたことも小さくはないと思います。
MF 11 郷家友太選手
前半から動きが少なく、連係も全然取れていなかった印象があります。もっと勇気を持って前に(パスを)つけて潜っていくことなどを繰り返していかないと、相手の5バックは崩れないと思ったし、外を攻めるだけだとクロスだけになってしまうので、もっと人数をかけてサイドを崩して、最後に大事なところへスプリントして入っていくことをみんなでやりたかったです。
ハーフタイムでそういった話もありましたし、選手も交代して、エロンもよくおさまって信頼してつけられるところがあるので、バリエーションが後半は増えたと思います。でも、終盤の自分のチャンスのようなかたちを、もっと増やさなければいけなかったです。
(次節に向けて)群馬まで信じて駆けつけてくれたサポーターが多くいて、勝ちを届けたかったのですけれども、その分、次のホーム連戦で勝点6を絶対に取らなければいけないと思っています。一週間全員で、反省して、どう崩すか、取られたあとの守備をどうするのか、しっかり落としこんでいきます。
DF 22 小出悠太選手
チームとしては、僕たちはもっとできるし、もっとやらなければいけない試合だったので、本当に反省しなければならず、物足りなかったと率直に思っています。
相手もしっかり中を閉めて、前線からくるいい守備をしていましたけれども、その中でも自分たちにはスピードのある選手がいるのに、連係から相手の裏を取れなかったので、相手にしてみれば怖くない攻撃になってしまいました。
(無失点の守備は)自分たちの想定の範囲内というか、相手が引いて守って自分たちがボールを握っている展開のときは、ミスがあったとしてもカウンターはしっかり落ち着いて対応したいと思っていたので、そこで守れたことは良かったと思います。
(次節に向けて)どんどん攻撃をして開始0秒からゴールを奪いにいく姿勢を持って、そのなかでディフェンスは今日無失点でおさえたようなことは続け、それに加えて、迫力を持った積極性のある試合をみなさんに見せられるようになりたいと思っています。