2024明治安田J2 第29節 いわきFC 2024年08月31日 (土) 19:03 キックオフ ユアテックスタジアム仙台
1 前半 0
1 後半 0
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
DF | 22 | 小出 悠太 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 32 | 奥山 政幸 |
MF | 6 | 松井 蓮之 |
MF | 10 | 鎌田 大夢 |
MF | 11 | 郷家 友太 |
MF | 23 | 有田 恵人 |
FW | 7 | 中島 元彦 |
FW | 98 | エロン |
控え
GK | 29 | 松澤 香輝 |
DF | 19 | マテウス モラエス |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 14 | 相良 竜之介 |
MF | 17 | 工藤 蒼生 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
FW | 15 | 梅木 翼 |
スターティングメンバー
GK | 21 | 立川 小太郎 |
DF | 32 | 五十嵐 聖己 |
DF | 27 | 堂鼻 起暉 |
DF | 2 | 石田 侑資 |
MF | 10 | 有馬 幸太郎 |
MF | 24 | 山下 優人 |
MF | 14 | 山口 大輝 |
MF | 6 | 坂岸 寛大 |
FW | 7 | 西川 潤 |
FW | 38 | 熊田 直紀 |
FW | 17 | 谷村 海那 |
控え
GK | 1 | 田中 謙吾 |
DF | 34 | 大森 理生 |
MF | 15 | 加瀬 直輝 |
MF | 40 | 下田 栄祐 |
FW | 11 | ブワニカ 啓太 |
FW | 28 | 棚田 遼 |
FW | 36 | 加藤 大晟 |
DATA
○入場者数/14,773人
○天候/曇、弱風 ○気温/26.2℃ ○湿度/90%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/川俣秀 ○副審/眞鍋久大 安藤康平
COACH INTERVIEW監督記者会見
髙田(椋汰)がけがをして、チームリーダーの長澤(和輝)が(移籍して)いない中での試合となりましたけれども、そのぶん、かなりみんなが危機感を持って、試合に向けた(ウオーミング)アップもすごくいい緊張感でした。私もあまり言わないのですが、試合前に「今日のアップはすごくいい緊張感だったぞ」という話をしたくらいでした。
試合の入りも非常に良かったので、このいい流れのうちに点が欲しいというところで、中島(元彦)のスーパーゴールがあって、そのあとも2点目を決めなければいけないシーンがあったけれどもそこで決められず、こういうことでサッカーというものはしっぺ返しというか、決めるべきところを決めずに、ハーフタイムに帰ってきた選手に「これで終わってから『ああ、あのゴールを決めておけば良かった』というのがサッカーの常だ」という話もしました。多少ボールを持たれる時間もありましたけれども、途中から、前節の千葉戦は交代でなかなかパワーが出せず相手の交代に飲みこまれていったような反省点もありましたし、今日は交代選手がかなりアグレッシブにゴールへ向かっていってくれて、さらに勢いを増すことができたかな、というのは感じています。
久しぶりに2点差で、最後にちょっとマテウス(モラエス)を入れて5バックをちょっと試してみる余裕があったのはいつ以来だろうかというくらいです。(明治安田J2第10節の)ダービーでの2点差が4月でしたけれども、それ以来の2点差勝利ということで、強度、切り替え、ハードワーク、球際、そのへんがJ2でトップクラスのいわきに対して、その部分でも力負けすることはほぼなかったというところでは、やはりみんなの普段やってきていることがいい取り組みをできているよというメッセージを受け取ったような感じで、自信にはなったんじゃないかと思います。
- 前半から相手のサイドの裏を狙ってたくさんチャンスを作って流れを引き寄せていましたが、そのあたりの狙いを教えてください。
右は真瀬(拓海)で、右は走る選手同士だとちょっとけんかしてしまうので、今日は右に郷家(友太)を入れて、ちょっと右のインサイドで仕事をさせてオープンにして、ちょっと空いたスペースに真瀬がいくと。左は有田恵人がかなり、みんなにも「使え」という話もしているので、そこはいいタイミングで何回かいいかたちで背後を取れたシーンがありました。エロンが背後を取って最後に有田の決定機、というのもありました。
相手がやはり前からかなり圧力をかけてプレッシングをしてくるので、そこをひっくり返す狙いはかなりうまくいったかなと思います。
- 有田選手は普段と違う左サイドでの出場でした。そのプレーの評価はどうですか。
右は真瀬を走らせて、両翼で、有田も右に置いて突破してもクロスの質がそんなに高くはないので、だったら右も左も一緒だろうという感じです。相手にとっては嫌な選手なので、守備の方もかなりがんばって、相手の同サイドはスピードもあったし、途中から選手も代わって勢いのある選手が入ってきて、結構数的優位にされたような場面もあったのですが、かなりがんばってくれて、彼の攻守の運動量やスピードはちょっと今の武器になってきているかなというところです。でも途中から出た相良(竜之介)や(オナイウ)情滋も良かったので、また悩みどころだな、というところです。
- 長澤選手に代わって選ばれたのは鎌田(大夢)選手でしたが、鎌田選手の起用の狙いと、できはどうでしたか。
彼はプレッシャーを受けても怖がらずにボールを受けることができる選手なので、松井(蓮之)との連係も良かったと思います。まだ局面の強さみたいなものは足りない部分もありますけれども、危ないところに戻るなど運動量のところも、かなりボールに顔を出す部分も。長澤に勝てる部分はいろいろ、声が出ない部分とかもいろいろありますけれども、「長澤に勝つぞ」という彼の良さがあるので、それを示して、今日のプレーをやってくれたのではないかと思います。
- 無失点で終えることができた守備について、シュート自体をあまり打たせないかたちに相手をはめた手応えはありますか。
決定的なところは、ゴール前でファウルをして「やられるかな」というシーンはありましたけれども、そのほかはかなり、實藤(友紀)が昨日ちょっとコンディション不良で、急遽小出(悠太)が出場することになりました。ここのところ、サブに落ちて先週はサブ外だったのですけれども、いきなり昨日に「ちょっとレギュラーチームの方に入れ」ということで入って、かなりいい仕事をしてくれたかなというところは大きかったですね。
- 終盤に得点の多いいわきに対して走力で勝って守れたことも、また自信になりますか。
そうですね。今回はけが人が出て、長澤がいなくなってというところでちょっと不安な部分というか、先週からかなりメンバーも代わったところでした。全然そのマイナスを感じさせないくらいのプレーをやってくれましたし、途中から出た選手もやはり2点を守るというのではなしに、「俺も1点を取れるぞ」という生きの良さを見せてくれたので、非常に良かったのではないかと思います。
FW 7 中島元彦選手
前節に悔しい負け方をしたので、順位も近い相手でしたし、練習からみんな相当気合いが入っていました。(長澤)和輝がいなくなってサポーターにも不安があったと思うなかで勝てたので、いい試合になったと思います。
(1点目は)あの位置でボールを受けて、(有田)恵人たちが動き出してくれるかなと思ったのですが、相手の寄せがあまり強くなかったので、ターンしてシュートを打とうというイメージに切り替えて、それがうまく入って良かったです。
(2点目は)最初はヘディングで折り返して股を抜くイメージもあったのですが相手が被っていて、競って胸トラップをしてシュートを打とうと思ったのですがなかなか体勢が厳しくて、枠にいく気持ちで打ったら入ってくれたので、うれしかったですね。
(今後に向けて)上を見すぎても良くないし、自分たちは目の前の一戦一戦を戦って、上の順位にいければと思います。ここで浮かれているようでは次に勝てないし、J2はそんなことで通用するリーグではないので、自分が引っ張っていければと思います。
MF 10 鎌田大夢選手
すごく難しい試合でしたけれども、いいかたちで勝点を取ることができました。相手の時間帯が続いて厳しい時間帯もありましたけれども、しっかり耐えて無失点で勝ちきることができて良かったと思います。
(自己評価は)良くいえばこのシチュエーションでよくがんばったと思いますし、厳しく評価するならばもっと自分のところで落ち着かせて、しっかり自分たちのサッカーをやれたら良かったと思います。
(長澤)和輝君が引っ張ってきたことは事実ですけれども、今週のトレーニングをしてきたなかで、そこまで大変なことにはならなくて、一人ひとりが意識高く、今日もすごくみんなしゃべっていましたし、和輝君がいなくなったことでさらに個人個人がひとつ成長しているのかなと思います。
(今後に向けて)残り全部を勝つくらいの気持ちで、勢いを持ってやっていけたらいい結果につながると思うので、がんばります。