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2024明治安田J2

2024明治安田J2 第21節 モンテディオ山形 2024年06月22日 (土) 17:05 キックオフ NDソフトスタジアム山形

試合終了
HOME モンテディオ山形
1 - 1

1 前半 1

0 後半 0

AWAY ベガルタ仙台

監督記者会見 

MATCH PROGRESS

試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
5 安部 崇士 28分[警告]
32分[得点] 7 中島 元彦
38分[警告] 22 小出 悠太
10 氣田 亮真 40分[得点]
45+1分[警告] 7 中島 元彦
25 國分 伸太郎 54分[警告]
60分[警告] 27 オナイウ 情滋
18 南 秀仁 65分[警告]
69分[交代] 27 オナイウ 情滋 → 9 中山 仁斗
36 高橋 潤哉 71分[警告]
25 國分 伸太郎 → 28 狩野 海晟 75分[交代]
10 氣田 亮真 → 14 坂本 亘基 81分[交代]
36 高橋 潤哉 → 9 有田 稜 81分[交代]
81分[交代] 14 相良 竜之介 → 24 名願 斗哉
85分[交代] 7 中島 元彦 → 23 有田 恵人
85分[交代] 37 長澤 和輝 → 8 松下 佳貴

MEMBERS

スターティングメンバー
GK1後藤 雅明
DF2吉田 泰授
DF4西村 慧祐
DF5安部 崇士
DF19岡本 一真
MF8小西 雄大
MF18南 秀仁
MF25國分 伸太郎
FW10氣田 亮真
FW36高橋 潤哉
FW42イサカ ゼイン
控え
GK23藤嶋 栄介
DF15川井 歩
DF83菊地 脩太
MF7髙江 麗央
MF14坂本 亘基
MF28狩野 海晟
FW9有田 稜
スターティングメンバー
GK33林 彰洋
DF25真瀬 拓海
DF22小出 悠太
DF5菅田 真啓
DF2髙田 椋汰
MF6松井 蓮之
MF37長澤 和輝
MF27オナイウ 情滋
MF14相良 竜之介
MF11郷家 友太
FW7中島 元彦
控え
GK1小畑 裕馬
DF20知念 哲矢
DF41内田 裕斗
MF8松下 佳貴
MF23有田 恵人
MF24名願 斗哉
FW9中山 仁斗

DATA

後半前半山形 仙台前半後半
4610シュート1037
134CK220
459FK20713
101オフサイド312
011PK110

○入場者数/16,607人
○天候/晴、弱風 ○気温/30.3℃ ○湿度/42%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/今村義朗 ○副審/林可人 千葉直史

COACH INTERVIEW監督記者会見

ちょっとプレッシャーがかからず、中を閉めすぎて外を使われて、外のスピードのある選手に何度も仕事をさせるような前半でした。後半は前からどんどん取りにいこうというところで、きつい部分はありましたけれども、選手はみんながんばってくれて、後半はだいぶ押し返してチャンスも作れました。前半はかなり(ボール)保持率とシュート数も向こうが多かったと思いますけれども、後半はなんとか持ち直して、最終的にはこちらも保持率とシュート数が変わらないようなゲームにできたかなと思います。最後の方にチャンスはこちらにあって、決定機もありましたので、それを決めていればというところですけれども、まだまだそこが決まらない、最後にここで相手を最後の一刺しで、というところの質、あるいは最後のパス、コントロール、シュートのところのクオリティーが上がっていけば勝点がもうちょっと楽に取れるのかなと思います。ダービーですので、お互いかなり気持ちの入った死闘というか、非常に熱い気持ちはお互いのチームが見せて、引き締まった、かなり見ごたえのあるゲームだったんじゃないかと思います。 

- 試合前から「力があるチーム」と見ていた山形とアウェーで1-1の結果に終わったことについて、どのように評価しますか。

ダービー2試合を通すと勝点4で、悪くはないと思うのですけれども、我々はプレーオフ圏内にしがみつく、絶対に勝ちたいゲームだったというところです。勝点3ではなく、しかも3連続引き分けというところで、負けない強さというかそこは強いチームに対しても、前節もアディショナルタイムに追いつかれて悔しい結果だったのですが、負けない戦いはなんとか体を張って失点を最小限にとどめて、得点が入れば一番いいのですけれども、そこで負けない戦いはできているので、そのなかで得点が決まるよう、攻撃の方も整理して構築していかなければいけないというところです。 

- 前半は相手に前進を許す場面は多かったけれども、崩されるところまではいかなかったと思いますが、そのあたりの守備は想定内だったのでしょうか。 

想定以上にサイドを使われたというか、後ろの選手のパスを出す能力や、ボール保持率は山形がJ2でナンバーワンなので、流動的に選手が入れ替わり立ち替わり保持してくる相手に対して、なかなか最初ははまらないだろうなというところです。ちょっと暑さもあり、リスペクトもあり、ちょっと前にいけないところをうまく突かれて、そうすると中を閉めすぎてしまって外を使われてしまうという悪循環になってしまうので、後半は前からいくことでそこで引っかけたり、前からいくことでセンターバックのところが自由に余裕を持ってビルディングアップをさせなかったり、というところからはリズムができた原因になったかなと思います。 

- 現在考えている修正のアイディアはありますか。 

人の配置のところはなかなか悩ましいところです。ちょっと相手に対して右肩上がりを作ったときにシャドーの位置は誰がいいのかとか、どういう動かし方にした方がいいのか、ちょっと適材適所じゃない部分もあるのですが、個人の能力を最大限に引き出そうと思ったときに、いろいろチームのやろうとするところとまだ噛み合っていないので、そこは人の部分もあるし、そうじゃないところで選手を使う場合は、もうちょっと仕事を整理させていくことも大事かなと思います。

- あらためて山形とのダービーについて、楽しさや難しさはどのように感じていますか。

渡邉晋監督もよく知った監督さんで、チームの状況もあって、しかもダービーの厳しさとか、いろいろなことを自分が一番知っていると、こちらにプレッシャーをかけてくるような発言も耳に入っていましたし、死に物狂いで来ることはわかっていました。僕らも選手にはかなり煽って、前回の一回目(の対戦)もそうでしたけれども、かなり選手も、言わないでもスイッチが入ってくれていました。去年ここで1-4で敗れて、サポーターの方々にかなりブーイングを受けてしまって、郷家(友太)が泣き崩れていたような悔しい経験もありましたし、その映像も思い起こして、こういう悔しい思いをしたくないよなというところでは、おそらくすべての力を出し尽くしたなかで勝敗があって、すべてを出し尽くして敗れたのであれば仕方のない部分というか、力が足りないからもっとうまくなっていかないと、というところがあると思います。今日はお互い、両チームとも全力を出して、試合が終わったら何人もピッチに倒れ込むようなゲームができたというのはあります。けれども、あらためて簡単じゃないぞと、サポーターのみなさんにも朝の7時から来られている方もおられましたし、この試合のために本当に命がけで応援してくれているサポーターの方もたくさんおられるので、できれば、ダービーは勝てればサポーターも喜びが3倍ですし、選手も3倍ですけれども、今日は悔しさの方が最後に残ってしまったかなと。最後に決めれば、という場面は何度かあったと思うので、まだまだそこが甘さかなとも感じましたし、ダービーというのは大変だなと実感しました。チーム全体がまたこれを蓄積して、若い選手も多いしこういう戦いになるんだと知って、今日はサブ外の選手もほぼ若い選手がみんな来ていましたし、こういう戦いを目の当たりにして、思いとか、いろいろな決意とか覚悟とかができると思うので、そういう意味では今日の試合は、得られるものが少なくなかったんじゃないかと思います。

- 試合前に「サイドバックが忙しくなりそうだけれども踏ん張ってほしい」と話していましたが、前後半でサイドバックの高さが主導権に表れていたところをどう評価されますか。

真瀬(拓海)もけがから復帰して、やっとスタメンでフル出場でできるようになってきて、守備がちょっと課題かなというところはあったのですけれども、試合を重ねるごとに攻撃の良さがあるので、守備の課題の方もしっかり修正してきてくれているので、髙田(椋汰)の方も本来は右サイドバックですけれどもちょっと石尾(陸登)がけがをしていたなかで左をやってくれていました。今日はイサカ(ゼイン)選手とマッチアップというところで、この対戦が勝負を決しかねないというところだったのですけれども、前半はちょっとクルクル回されるようなシーンもありましたけれども、それでも最低限やらせないというところでした。終盤にさしかかってくるにつれてたくましさが出て、本当に頼もしいし、高さでもヘディングでも何度も勝って味方につなぐシーンもありましたし、残る役割もしていましたけれども何度かものすごい距離をオーバーラップしてくれたので、二人ともいいできだったんじゃないかと思います。

MF 11 郷家友太選手

お互いに堅い試合で、山形のクロスを上げそうな選手に対してのプレッシャーを切り返されるなどして、警戒されていると感じた試合でした。負けは許されない試合で勝ちたい気持ちがありましたが、お互いPKで得点できたけれども、堅い試合になりました。
山形はJ2で一番ボールを保持できるチームだと聞いていたので、ボールを回されてはいたのですが、僕の位置でボランチを消しながら、西村(慧祐)選手がちょっと後ろを向いたときに、足を出してからめるかたちで追いました。
去年の映像をゴリさん(森山佳郎監督)が試合前に出してくれて、どんな意味があるか、僕らやサポーターがどんな悔しさを味わったのかを見せてくれたので、勝たなければいけない意味をしっかり叩きこんでくれました。「次は勝って終わろう」という気持ちで試合に入りました。
毎試合そうですが、みちのくダービーであの応援がホームのような雰囲気を作ってくれるので、苦しいときも背中を押してくれました。なんとしても次の栃木戦で勝点3をとれるようがんばります。

FW 7 中島元彦選手

負けと同じだと思います。勝点3を取ることしか考えていなかったので、非常に悔しいです。
前節の長崎戦では一時逆転したのに追いつかれる悔しい思いをしていたし、ダービーなのでチーム自体がいつも以上に活気に満ちあふれていていい練習もできていました。だから勝てなくて、非常に悔しいです。
PKを蹴る気持ちは)いつもと変わらなかったです。チームのみんなが戦ってくれたおかげでPKを取れたのですが、自分自身でのゴールが取れていない印象があるので、もっと結果に結びつけるゴールやアシストを増やさないといけません。