2024明治安田J2 第15節 ザスパ群馬 2024年05月11日 (土) 14:03 キックオフ ユアテックスタジアム仙台
2 前半 0
0 後半 1
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 2 | 髙田 椋汰 |
DF | 22 | 小出 悠太 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 39 | 石尾 陸登 |
MF | 6 | 松井 蓮之 |
MF | 37 | 長澤 和輝 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
MF | 14 | 相良 竜之介 |
MF | 11 | 郷家 友太 |
FW | 7 | 中島 元彦 |
控え
GK | 1 | 小畑 裕馬 |
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
DF | 41 | 内田 裕斗 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 24 | 名願 斗哉 |
FW | 28 | 菅原 龍之助 |
FW | 98 | エロン |
スターティングメンバー
GK | 21 | 櫛引 政敏 |
DF | 29 | 田頭 亮太 |
DF | 24 | 酒井 崇一 |
DF | 2 | 城和 隼颯 |
DF | 50 | 菊地 健太 |
MF | 35 | 玉城 大志 |
MF | 22 | 高橋 勇利也 |
MF | 17 | 山中 惇希 |
MF | 6 | 天笠 泰輝 |
FW | 10 | 佐藤 亮 |
FW | 8 | 髙澤 優也 |
控え
GK | 42 | 石井 僚 |
DF | 36 | 中塩 大貴 |
DF | 3 | 大畑 隆也 |
MF | 7 | 和田 昌士 |
MF | 11 | 杉本 竜士 |
FW | 23 | 平松 宗 |
FW | 40 | 佐川 洸介 |
DATA
○入場者数/11,956人
○天候/晴、弱風 ○気温/23.6℃ ○湿度/44%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/石丸秀平 ○副審/村井良輔 小出貴彦
COACH INTERVIEW監督記者会見
試合の入りは非常に良くて、点を取って、2点目もスーパーゴールが決まって、問題ない前半だったかなと思います。この前の鹿児島戦もそうですけれども、やはりリードした展開で、ちょっとまだ大人の戦いができていないというか、どうしても失点しない方に気持ちがいくのか、攻撃のときになかなか、ゴールに向かうところが少なくなる部分があるし、もっとボールを持って自信を持って相手を揺さぶって、もう1点を刺すというところがこの前の試合と今回の試合での大きな課題かなというところです。けれども、課題が出ながらもこの2戦でも勝って3連勝して、3連勝も去年になかったらしいのでクラブにとって久しぶりということなので、そこで喜ぶところは喜びたいと思います。ただ、いい感じに油断したり緩んだりしない勝ち方というか、別にそれを望んでいるわけではないのですけれども、みんな接戦が好きなのか、接戦で勝つ方が気持ちいいのか知らないのですが、また接戦をものにしたことで、次の試合に向けて油断することなくいい準備ができるかなとは思っています。
- 前半はビルドアップでの前進もあって、なおかつオナイウ情滋選手が相手の背後を狙う動きもあってバランスも良かったと思いますが、そのあたりの手応えはどうみていますか。
相手がまったくどうやってくるのかわからないなかで、そこまで、(監督が)代わる前はもっと、(DF)3枚とボランチの2枚の5枚でもっとボールを持ってきたのですけれども、そこはちょっとシンプルに変わったところだったと思います。でも守備のやり方もそんなに変わっていなかったので、そこに情滋を当てるのは見事に当たったというか、5(バック)と3の迷いみたいなものをうまく突けたと思います。イエロー(カード)があったので、そのまま使っても良かったのですが、あの展開だと一番怖いのは情滋がもう一枚もらって一人少なくなってしまうというところだけは避けたかったので、勝っているところでそういう交代でした。ちょっとうまくいかないときは情滋の背後(を取る動き)がなくなっていた、というより安定してボールを持てなくなって、相手のボールを追いかけ回す後半になってしまいました。守備自体はそんなに悪くなくて、前線からの守備もしっかり追いかけて取って、取ったボールをもう一回相手に渡してしまうという連続だったので、きついゲームでしたね。選手もスタッフもみんな疲れたゲームでした。
- 後半は押しこまれる時間も多かったですが、守備自体は良かったのでしょうか。
ファウルはちょっとこの前から多くて、ファウルからの失点はありましたけれども、最後の部分ではいくら中盤で持たれていても得点じゃないぞというところでは、そんなに崩されてやられたところはなかったと思います。勝っているので当然相手はなりふり構わず出てくることはわかっていたのですけれども、ああいう展開になっても仕方ない部分もあるし、そのなかでも失点しないようにしながら、もう1点を取れるようになれれば本当に強いチームだなというところですね。まだまだそこまではいけていません。
- 後半のようになったのは、油断の部分でしょうか、それとも相手の変化があったからでしょうか。
微妙に、勝っているんだというところで、前半はゴールに向かっていく迫力や勢い、関わり、背後への動きが多かったのですけれども、どうしても2-0で勝っているというところで、失点をしない、安パイというか安全策、なかなか追い越さない、ボールもちょっと逆にチャレンジしないところで相手に的を絞られすぎてやられてしまうみたいなところです。あとは相手もサイドバックにプレッシャーをかけてきたので、サイドバックがプレッシャーを食らって途中でちょっと3枚気味の感じにはしたのですけれども、あまり変わらなかったですね。
- 欲しかった先制点も、失点も、セットプレーからでした。攻守それぞれをどうみていますか。
セットプレーの攻撃のところは狙いどおりで、長澤(和輝)が練習でもいいボールを蹴ってくれていました。そこで競り勝てる場所とかも共有できていたので、そこからの詰めというところでした。やられた部分は、先週から自陣でのファウルが多いというところではかなり振り返りでも強調していたのですけれども、それでもやられてしまいました。今日はイエローカードも多くて、(出場停止)リーチになった選手が何人か出てきてしまっていて、このへんはけがでいなくなっている選手もいるなかで、一人欠けると戦力が落ちる部分があるので、なんとかファウルを少なくするところは、もう一回徹底したいと思います。
- 松井蓮之選手が今日の得点でも、ボール奪取の面も長澤選手との関係も良くなって攻撃にも出ていけるとか、加入当初より良くなっている感じがあるのですがいかがでしょうか。
加入したときは、ちょっと本人を呼んで話をするくらいで、キャンプからずっとこのチームがかなり強度とかボールを奪いにいく迫力とか球際のところをやっていたので、そこから比べると予想していたよりも物足りないなというところで本人とも話をしていました。ただ、やはり徐々に上がってきて、今では本当にずっとここのところスタメンを奪取しています。前の試合もそうだったのですけれども、ちょっと自陣でファウルをしてしまうところは課題ですけれども、ボールに激しくいくというところでのファウルなので、前向きな人がいて、そのこぼれやカバーのところをしっかり意識して、あるいはその前の予測やポジショニングは悪くないのですけれども、ぎりぎりのところでどうしても無理をして足を出したり体でいってしまったりしています。でも攻撃の部分では落ち着きがあるので、今日は突かれる部分はありましたけれども、狭いところで相手がプレッシャーをかけてきたところで長澤と松井とで中盤で受けてくれるので、それで相手のプレッシャーの骨を折るというか、あそこでいけなくしてしまうというところから両サイドに展開というところは、出てきているので、ふたりともイエローがリーチになったのでそこはまたちょっと、イエローをもわらないようにするのと、そうなっても代えが利くような準備もしないといけません。今日は松下(佳貴)をちょっとゲームに慣れさせるところも含めて出して、最後に良かったんじゃないかと思います。
MF 6 松井蓮之選手
2点を取れていいかたちで前半を終えることができましたけれども、後半に自分たちのリズムが作れずにちょっと受け身になってしまって、相手のボール回しに翻弄されてしまったというか、なかなかどこで奪うのかというところをチームとして共通認識できず厳しい時間が続きました。内容は今日はそこまで良くなかったけれども、結果を見ると勝ち切れましたし、3連勝という結果を残せたのはとても良かったと思います。
(ゴールシーンは)セットプレーの練習からああいうかたちは狙っていましたし、そのこぼれ球への反応には僕はちょっと自信があるので、マサ君(菅田真啓)がシュートを打ってこぼれてきたので、思うようなかたちでのシュートはできなかったけれども、結果的にゴールを決められたのはうれしいですし、僕自身目に見える結果が欲しかったので、今日の得点はとても大きいと思います。
(次節に向けて)4連勝がかかる試合になりますし、やはり上位に食いこむためには絶対に勝ちきらないといけない試合だと思います。今日の試合で勝てたことは良かったですけれども、また次の試合に向けてチーム一丸となってがんばります。
MF 14 相良竜之介選手
いい感じで2点を取れて、前半はすごく良かったと思いますけれども、後半でのリードしてからの戦い方は課題だと思います。ああいうところでもっといいゲームをしないと本当に上へはいけないと思うので、また引き締め直してやっていきたいと思います。
(ゴールシーンは)今シーズンはあそこから自信を持って(足を)振れているので、ボールを受けた瞬間に振ると決めていました。あとはいいところに飛んでくれて、良かったと思います。
(次節に向けて)次に勝てばさらに上に行けると思いますし、また勢いに乗れるので、気を引き締め直してやっていきたいと思います。