2024明治安田J2 第11節 清水エスパルス 2024年04月20日 (土) 14:03 キックオフ IAIスタジアム日本平
1 前半 0
2 後半 2
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 57 | 権田 修一 |
DF | 3 | 高橋 祐治 |
DF | 14 | 山原 怜音 |
DF | 28 | 吉田 豊 |
DF | 66 | 住吉 ジェラニレショーン |
MF | 10 | カルリーニョス ジュニオ |
MF | 11 | ルーカス ブラガ |
MF | 13 | 宮本 航汰 |
MF | 21 | 矢島 慎也 |
MF | 71 | 中村 亮太朗 |
FW | 23 | 北川 航也 |
控え
GK | 1 | 沖 悠哉 |
DF | 4 | 蓮川 壮大 |
DF | 5 | 北爪 健吾 |
MF | 16 | 西澤 健太 |
MF | 19 | 松崎 快 |
MF | 44 | 西原 源樹 |
FW | 99 | ドウグラス タンキ |
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 2 | 髙田 椋汰 |
DF | 22 | 小出 悠太 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 39 | 石尾 陸登 |
MF | 17 | 工藤 蒼生 |
MF | 37 | 長澤 和輝 |
MF | 11 | 郷家 友太 |
MF | 14 | 相良 竜之介 |
FW | 7 | 中島 元彦 |
FW | 9 | 中山 仁斗 |
控え
GK | 1 | 小畑 裕馬 |
DF | 20 | 知念 哲矢 |
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
MF | 6 | 松井 蓮之 |
MF | 10 | 鎌田 大夢 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
FW | 98 | エロン |
DATA
○入場者数/13,760人
○天候/曇時々晴、弱風 ○気温/24.2℃ ○湿度/33%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/長峯滉希 ○副審/田尻智計 宇治原拓也
COACH INTERVIEW監督記者会見
ざっくり言いますと、まったく面白くない前半の45分を過ごしてしまって、後半はアグレッシブに出たのですけれども、失点のところはちょっと自分たちのミスからのところと、個人の力に屈してしまった部分はあったかなというところと、後半くらい(のことを)最初からやれよという部分はありますが、後半はやれたんじゃないかというところです。それをなんで最初からやらないのか、ということを、今かなり選手に訴えてきたところでした。
— 「まったく面白くない」という前半から、ハーフタイムで立て直す上で一番優先したことを教えてください。
とにかく攻撃のバランスというか、それ以前にボールを持つことを怖がらないで受ける、隠れないで受けることを恐れない、前を向く、前にプレーして保持者がフリーだったら追い越す、縦に入ったら三人目でからむ、そういう本当に相手のゴールに向かっていくようなシーンが前半はまったくなかった。細かいところはちょくちょくありますけれども、まずはメンタリティーの部分も大きかったかなというところです。
— ハーフタイムの修正に加え、交代で入った選手がチームをかなり前へ押し上げてくれました。彼らの評価をお願いします。
松井(蓮之)は攻撃の落ち着きと、守備の方も予想以上にがんばってくれました。真瀬(拓海)はスピードがあって、攻撃で違いを見出せる選手で、ちょっと今までけがでずっと不在だったので、今日はやれるところを見せてくれました。あとは、(オナイウ)情滋が短い時間でしたがゴールを決めてくれて、自分でチャンスを広げていってくれるかなというところで、交代選手はみんないいはたらきをしてくれたかなと思います。
— メンタリティーのどういった部分が今日のプレーにあらわれたのでしょうか。
私にはよくはわかりませんが、たぶんずっと(清水に)勝ってていないみたいな、去年は本当に相手にならなかったみたいな話は聞いていましたが、私は全然関係ないと思ってやっていたら、意外と関係があったかなみたいな前半だったので、こちらもいつもどおり準備をして、おそらく一番個人の質とかゴール前で違いを出せる選手がいるチームであることは間違いないですけれども、ちょっとリスペクトしすぎたところです。特に攻撃のところでは「なんでそんなにミスを」というくらい簡単なところでのミスが多かったし、それは出し手もそうですが受け手ももしかしたらそんなにボールを受けようとしないようなところもあったんじゃないかというところで、そういう細かいところがいろいろ積み重なって、というところだと思います。
— ここまでリーグ戦の三分の一ほどが終わったところで、波があるところも見えましたが、ここまでのチーム作りをどうとらえていますか。
先週の(明治安田J2第10節・)山形戦でいい試合ができたり、(第7節・)横浜FC戦もどちらかというと後半に尻上がりに、交代選手を含めてぐっと良くなったりしたゲームですけれども、ちょっと上位にはまあまあいい戦いをして、順位が下の方のチームには勝ちきれないというところがあったのですけれども、キャンプの序盤での練習試合のころに比べると劇的に良くなりました。去年は16位で、自信を失って強度も運動量もないところからスタートしたので、キャンプではかなり追いこんだなかでのゲームをして、かなり強豪チームには0-6のようなゲームが続いたのですけれども、終盤にちょっとリーグ戦のルーティーンに持っていって、最後の2試合くらいで今のところやれそうな状況が作れて、最初の3試合でスタートダッシュがいい感じでした。大分には勝てたゲームで最後に追いつかれてしまいましたけれども、2節で長崎に勝って、ホームで連勝して、という感じで、いい感じで最初にスタートダッシュが切れたというところです。今は、序盤になかなか点が入れられないところから、点が少しずつ入るようにはなってきているので、そこは成長の部分だと思います。
まだまだ成長段階のチームなので、だからこそ、「今日の前半はいらないよ」と選手たちには言いました。何点も入れられようが、今日のゲームのように返していけばいいだけの話なので、それより、消極的にやってはいけない。特に、今日のような素晴らしいゲームで、もったいない、成長の機会を失ってしまったような前半だったので、後半のようにアグレッシブにボールを奪いにいくし、ゴールに向かっていく部分は、もう一回選手と確認し合って次のゲームに向かっていきたいと思っています。
— 相手の決勝点を取った西原源樹選手は去年に森山監督がU-17日本代表に呼んだ選手でした。成長を感じましたか。
何度か呼ばせてもらって、すごく武器がある選手で、最後のゴールにつながる仕事が課題だったところでしたが、彼のこの舞台の大事なところで点を決めてしまう選手に成長したのは、素晴らしいなと思います。うれしいところまではいかないで、悔しいですけれども、本当に素晴らしいし、彼の成長は喜んであげたいと思います。
MF 27 オナイウ情滋選手
(ゴールシーンは)ボールが流れてきて、相手の頭を越えるのはだいたい感覚でわかっていて、いい感じにボールも止まってくれました。越えて追ってきている選手が結構しっかりシュートブロックにこようとしている感じだったので、最初は右で打つつもりでしたが、角度的に相手が寄せていると感じたので、一回切り替えるのもありかなと思って切り返しました。思った以上に食いついてきて、いい感じではがせたので、あとはゴールとの距離も近かったので、どこかを狙うというよりはまず枠にちゃんと飛ばしてちゃんと入ればいいかなと思って振り抜きました。
(次節に向けて)2試合連続で時間のないところで出ていて悔しい気持ちもあったので、そこでひとつ結果が出せたのは良かったです。J初ゴールはうれしかったのですが、勝利のためのゴールを決めたいので、次はそういうゴールを決められるように、また練習します。
DF 25 真瀬拓海選手
0-2で点を取りにいくしかない状況だったので、やることもはっきりしていましたし、思い切ってやるだけだと思っていたので、やりやすさはありました。久しぶりの出場できつかったのですが、もっと点にからめたら良かったと思っています。
試合にも普通に入れてコンディション的に問題もなくやれているので、あとは結果を求めてやっていきたいと思っています。
(次節に向けて)やはり、もっとアグレッシブさを自分は出したいと思うので、試合に出るチャンスがあればゴールに向かう姿勢はどんどん出したいです。チームとして連勝していければ上に昇るチャンスがあるので、どんどん勝ちをもぎ取れるようなサッカーをしていきたいと思っています。