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3月10日(日)、2024明治安田J2リーグ ホーム開幕戦を開催いたしました。

掲載日:2024年3月10日

3月10日(日)、2024明治安田J2リーグのホームゲーム開幕となる第3節水戸ホーリーホック戦をユアテックスタジアム仙台にて開催いたしました。午前中には少し雪が降る時間もありましたが、午後には次第に日が差し込み青空も見え、寒さはありましたが好天の開幕戦となりました。

選手ピッチ内アップ開始前には、今シーズンからベガルタ仙台クラブコーディネーターに就任しました梁勇基より、みなさまに就任のごあいさつをいたしました。
続いて、代表取締役社長 板橋秀樹よりごあいさついたしました。

クラブコーディネーター 梁勇基 あいさつ(抜粋)

みなさまこんにちは。今シーズン、ベガルタ仙台のクラブコーディネーターに就任しました梁勇基です。
ベガルタ仙台の2024シーズンホーム開幕戦ということで、たくさんのみなさまにお越しいただきまして、ありがとうございます。
アウェーチームである水戸サポーターのみなさま、仙台までありがとうございます。
これからクラブコーディネーターとしてアカデミーの練習に参加したり、いろいろなイベントなどに行かせていただき、よりホームのみなさまとふれ合いながらこのベガルタ仙台というチームを支え、盛り上げていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
そして今日は、みなさまにお知らせがあります。まだまだ先のお話なのですけれども、今シーズン終了後の12月14日(土)に引退試合をさせていただくことになりました。場所はもちろんこのユアテックスタジアム仙台での開催になります。ぜひ12月14日は予定を空けていただいて、スタジアムに足を運んでいただけたらと思います。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

代表取締役社長 板橋秀樹 あいさつ(抜粋)

ご来場のみなさま、ベガルタ仙台ホーム開幕戦においでいただきまして、まことにありがとうございます。そして、お寒いところを水戸からご来場いただきました水戸サポーターの方々、ようこそ仙台へ。
ベガルタ仙台は今年のチームスローガンとして、「PASSION 限界を超えろ」を掲げております。J1昇格を目指すことは当然のことでありますけれども、昇格が最終ゴールではございません。我々ベガルタ仙台は、J1に上がった後も安定して戦い続けることができる、足腰の強いベガルタ仙台を作りあげることが私どもの目指す目標でございます。
そのため、私どもは新しいベガルタ仙台の礎をしっかりと築いていくために、戦いながら戦力を強化していくことに定評のあります、U-17日本代表の監督を勤め上げました森山佳郎さんに監督をお願いしまして、開幕前には沖縄から九州へとキャンプを重ね、そのなかでチームの心技体その全ての面で強化が実感される良い流れになっております。本日のこの開幕戦に向けても、みなさまの期待とともに、大きな将来に向けての変化の胎動を感じていただけるのではないかと思っております。
とはいえ、J2は世界の中でも飛び抜けて競争の激しいセカンドリーグと言われております。J1経験チームが多数しのぎを削り、また昨シーズンの町田さんのように力を蓄えて下位から一気に上のチームを破ってJ1に上がっていく動きもどんどん出てくる大変厳しいリーグです。私どもも1試合1試合、楽に勝てる試合はひとつもないと、大いなる緊張感と十分な準備をもって戦ってまいります。これから私どもと一緒に、このユアスタでみなさま方の思いをかたちにすべく、一緒に戦っていただければと思います。
2024シーズン、ベガルタ仙台にいっそうのお力添え、ご声援をたまわりますようよろしくお願いいたします。

キックオフ前にはみやぎ米の贈呈式が行われ、ベガルタ仙台ホームタウン協議会会長 郡和子仙台市長より今シーズンJ1復帰を目指して戦うチームに向け、あたたかい激励のお言葉をいただきました。

ベガルタ仙台ホームタウン協議会会長 郡和子仙台市長 激励のお言葉(抜粋)

ユアテックスタジアムにお集まりのみなさん、ホームタウン協議会会長を仰せつかっている仙台市長の郡和子です。
水戸ホーリーホックのサポーターのみなさん、ようこそ仙台にお越しくださいました。今日のこの寒さを吹き飛ばすようなゲームになるよう、ともに熱い応援を展開して参りましょう。
我らがベガルタ仙台選手のみなさん、そしてクラブ関係者のみなさん、いよいよ今シーズンのホーム開幕戦です。明日で東日本大震災から丸13年となります。震災の厳しい状況の中で、選手のみなさんたちの一つひとつの魂のこもった試合で、苦難の中から立ち上がる勇気と、そしてみなさんと手を携え復興に進んでいく、その希望の光をいただいて参りました。今年はクラブ結成30年という大きな節目を迎えます。再び地域を照らす希望の光となるように選手のみなさんのそれぞれの力を発揮できる、そのようなゲームを心から期待します。そして、サポーターのみなさん、スポンサーのみなさま、また、ベガルタを支えてくださっている全てのみなさん、この13年私たちがさまざまな人と手を携え復興に向け歩みを進めてきたように、みなさん一丸となって、願いはただひとつ、目標に向かって大いにチームを盛り上げていこうではありませんか。
私たちもまた、ベガルタ仙台を照らす希望の光となるように強固に団結をして応援をして参りましょう。
今シーズンの大きな力をぜひみなさん、お貸しくださいますようにお願いをして、私のごあいさつとさせていただきます。がんばりましょう。

その後、今シーズンのホーム開幕ゲーム 第3節水戸ホーリーホック戦がおこなわれました。前半を0-0で折り返した後半に、MF14 相良竜之介選手の鮮やかなループシュートで先制し、チームはホーム開幕戦を勝利しました。また、MVP賞は相良選手、敢闘賞はFW7 中島元彦選手が受賞いたしました。応援いただいたみなさまありがとうございました。

本日の試合後には、昨シーズンまでベガルタ仙台をはじめ多くのチームでディフェンダーとして活躍し、今シーズンからはベガルタ仙台スクールコーチに就任した若狭大志の引退セレモニーを行いました。セレモニーでは川崎フロンターレ所属の上福元直人選手、FC今治所属の福森直也選手等から激励のビデオメッセージが寄せられました。

ベガルタ仙台スクールコーチ 若狭大志 あいさつ(抜粋)

みなさんお久しぶりです。
はじめに、このような機会を設けてくださったクラブの方々に感謝を申し上げます。ありがとうございます。昨シーズンをもちまして、サッカー選手を引退することになりました。
選手生活12年間、大分トリニータから始まり、ジェフユナイテッド市原・千葉、東京ヴェルディ、そしてベガルタ仙台。4つのクラブにてご支援いただいた、スポンサー企業のみなさま、一緒に戦ってくれた監督、スタッフ、フロントスタッフ、選手、ファン、サポーターの方々には心から感謝いたします。ありがとうございます。
ベガルタ仙台には2年間の在籍となりましたが、ホーム、アウェーにかかわらず、たくさんの方々が試合を見にきてくださったことがとても心強かったですし、感謝しています。ありがとうございます。
次に感謝の気持ちを伝えたいのが家族です。まず、両親と弟です。この3人なくしてここまでやってこられなかったし、サッカー選手にもなれていません。本当にここまで、サポートをありがとう。
そして、次に妻。ここまで充実したサッカー選手生活を送れたのは、妻のおかげです。ありがとうございます。
ご存知の方も多いかと思いますが、今年からベガルタ仙台のスクールコーチになりました。短い在籍期間でこのようなお話をいただけたことをとてもありがたく思います。子供たちにサッカーの楽しさを伝え、子供たちとともに成長していき、ベガルタ仙台をもっともっと盛り上げていけたらと思います。これからは「若コーチ」として応援していただけたらうれしいです。
あらためて、12年間、ありがとうございました。

なお、本日は、発生から13年となる東日本大震災の前日にあたります。また、今年1月1日には能登半島地震が発生しました。キックオフの前には、震災で犠牲になられた方々への哀悼の意を表し、選手、審判団、スタッフ、スタジアム関係者、およびご来場いただいたファン・サポーターのみなさまにて黙とうをおこないました。

あらためまして、本日はお寒いところホーム開幕戦に多くのファン・サポーターのみなさまにご来場いただき、まことにありがとうございました。
2024シーズンのJ1復帰を目指すベガルタ仙台への応援を引き続きよろしくお願いいたします。