2024明治安田J2 第37節 ロアッソ熊本 2024年11月04日 (月) 14:03 キックオフ えがお健康スタジアム
1 前半 1
2 後半 0
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 1 | 田代 琉我 |
DF | 3 | 大西 遼太郎 |
DF | 24 | 江﨑 巧朗 |
DF | 13 | 岩下 航 |
MF | 21 | 豊田 歩 |
MF | 8 | 上村 周平 |
MF | 19 | 古長谷 千博 |
MF | 15 | 三島 頌平 |
FW | 9 | 大本 祐槻 |
FW | 18 | 石川 大地 |
FW | 30 | 東山 達稀 |
控え
GK | 23 | 佐藤 優也 |
DF | 2 | 黒木 晃平 |
DF | 5 | 阿部 海斗 |
MF | 7 | 竹本 雄飛 |
MF | 16 | 松岡 瑠夢 |
FW | 20 | 大﨑 舜 |
FW | 48 | 唐山 翔自 |
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
DF | 22 | 小出 悠太 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 32 | 奥山 政幸 |
MF | 10 | 鎌田 大夢 |
MF | 17 | 工藤 蒼生 |
MF | 11 | 郷家 友太 |
MF | 14 | 相良 竜之介 |
FW | 7 | 中島 元彦 |
FW | 98 | エロン |
控え
GK | 1 | 小畑 裕馬 |
DF | 39 | 石尾 陸登 |
DF | 41 | 内田 裕斗 |
MF | 6 | 松井 蓮之 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
FW | 15 | 梅木 翼 |
DATA
○入場者数/6,871人
○天候/晴、弱風 ○気温/25.2℃ ○湿度/44%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/窪田陽輔 ○副審/亀川哲弘 松本康之
COACH INTERVIEW監督記者会見
まず入りよく先制点を取れたところまでは良かったのですけれども、特に前半の30分くらいまでかなりボールを持たれて、わかっていることなのですけれども(ボール)保持率やパス本数1位のチームに対してかなり距離感を詰めてパスしては潜られて、というところでは、かなりゴール前で厳しいシーンはありました。失点がちょっと考えられないようなスーパーゴールだったので、あれを決められたというところでも熊本さんの日だったのかな、というところです。
徐々に、前半の最後10分くらいで少しずつこちらにもチャンスが出てきて、後半の頭もいい入りができてというところでは悪くはなかったのですけれども、どうしてもシュートは打てるけれどもゴールネットを揺らせないという展開が続きました。交代もあまりうまく機能せず、相手の2点目のところは、ちょっとファウルで止まらないのか、「あれ、止めてくれないのかな」みたいなちょっとした隙から生まれてしまったところはあったと思います。3点目は取りにいっているところでバランスが崩れて、というところです。
それでも得点するチャンスは何度もあったと思うのですけれども、そこは熊本さんも体を張って守備をされていたので、なかなかうまくいかず、というところでした。
- なかなか仙台のビルドアップができずに攻めあぐねているように見えましたが、そのあたりはどう見ていましたか。
前からマンツーマン気味にプレッシャーにこられて、スペースが、センターバックの前に相手はいたもののそこに入るボールを激しく狙っているところで、ひとつそこでボールがキープできたりつなげたりできればというところでしたけれども、なかなかキープをさせてもらえませんでした。
- 熊本にボールを持たれることについて「相手55%、仙台45%くらいまでは許容する」と話されていましたが、このあたりは想定内だったのでしょうか。
当然、相手は保持率1位のチームなので、持たれるのはしょうがないなかで、こちらも攻撃の時間は作りたいところでは、できなくはなかったのですけれども、やはり守備でそうとうがんばったなかで、疲弊していた部分もあったと思います。あの中盤のゾーンに入ったところでうまく味方とつながって、というところでは今日はなかなかそれをさせてくれなかったというところだと思います。
- J1昇格プレーオフには最後の一戦で勝てば仙台が決まりますが、そこに向けた今の思いを聞かせてください。
ちょっと今日一日、我々だけ準備期間が少なくて、明日も移動だけです。この二週間は、一週間と一日あったのが、五日しかないなかで移動もあるというなかでは、今日出たメンバーはなかなか、いろいろな疲れのところを戻すのが精一杯で、かなり走って戦ってくれたと思っています。選手にも話しましたが「目と頭と耳と口と、あとハートは使える」と思うので、そこは選手も我々も本当にいい準備をして、選手にも責任の一端というか、自分に何ができるのか、チームに対して何ができるのかを考えて準備をしてほしいし、我々スタッフも最大限の準備をしていきたいと思います。
- 石尾陸登選手をサイドハーフに起用した狙いと効果を教えてください。
あそこの運動量がかなり必要になってくるところで、郷家(友太)や中島(元彦)をサイドにやるという手もあったのですけれども、かなり普段前半から守備をがんばってくれているので、そこはちょっとフレッシュな選手に、あそこで守備のがんばりとアップダウンのところをやってほしいと思って入れたのですが、なかなか機能しなかったというところですね。
- 石尾選手が入ったときに中島選手と郷家選手が2トップを組むかたちになりましたが、それは先程の話にありましたキープの部分を求めていたのでしょうか。
そうですね。そこでスペースが空いていたのが、なんとか二人でキープをしてサイドへ展開、というところを、(オナイウ)情滋も入ったので求めました。
- その交代直後に陣形が整わないうちに2失点目を喫したところで、タイミングの難しさはありましたか。
入ってすぐで、しかもあれもこちらが奪ってファウル気味でそのまま続いて、相手ボールになったので、「止まるかな」とみんながちょっとフッとなったときにやられたと思うので、そこは仕方がないところもあります。しかし、ファウルを取ってもらえなくても続けなければいけないところでフッと止まってしまったようなところがあったので、そこは反省するところだったと思います。
- 1失点目も含め、目を切らしてしまったところをチームとして引き締めなければいけませんか。
そうですね。1点目は本当にスーパーゴールです。当然背後を取られている部分と、コントロールしてシュートを打つときには間に合っているくらいの感じだったので、あそこであのシュートを打たれるのは、かなりのスーパーゴールだったと思いますね。
- 熊本県出身ということで熊本にも応援している方もいらっしゃると思いますが、1試合残しているので難しいと思いますが、どういう一年になっているのかという振り返りをひとついただけますか。
ベガルタは去年に16位で、非常に尻下がりで、(シーズン)後半は強度も自信も運動量も落ちていったところから、キャンプを通してかなり戦える集団になり、ここまでの戦いができているというのはかなりみんなの努力の成果で、積み上げの成果ではあります。けれども、まだまだ強いところに勝つ一方、順位が低いところに負けたりと課題は多く、若い選手も多いのでここから成長して、プレーオフの前に三週間を過ごせればそこでひとつ成長を促して、中断期間後にかなり我々は良い戦いができているので、またワンランクレベルを上げてプレーオフに挑めるようなシーズンにできればと思います。最終的にJ1昇格を目標としていますからそれを達成できればというところは、どれくらい達成したいか次のゲームを含めて覚悟が問われると思うので、やるしかないです。
DF 32 奥山政幸選手
願っていたとおりの先制点でしたけれども、そこから裏一本でやられてしまいました。あのかたちは今シーズンに多く見られたかたちでしたし、前の選手があれだけ必死にプレッシャーをかけてくれていたぶん後ろがあれでやられるのはいただけないと思うので、そこはしっかり反省したいと思います。
熊本さんもうまいのでボールを持たれることは想定していましたし、最後のところでしっかり体を張って前線からプレッシャーをかけて高い位置でショートカウンターという狙いもありましたけれども、そこをうまくいなされたシーンも多かったし、それでプレスにいきづらくなった部分もあったので、もう少し全体でコンパクトに戦えればもっとうまくゲームをやれたと思います。
(次節に向けて)今日の戦いを忘れるというのではないですけれども、いい意味でリセットして、ホームで戦えることをチャンスだと思ってやるだけだと思います。自分たちでつかみとれるので、本当にいい準備をして、今日もこれだけ遠くの地でも応援してくれる方もいましたし、その思いや、チームメイトや家族、いろいろな人の思いを持って、まずはプレーオフ進出につなげたいと思います。
FW 7 中島元彦選手
(熊本が)ボールをつないでくれることは明白でわかっていたので、そこで取ってショートカウンターというイメージがありました。全員が前でプレスをかけるところで先制点は取れて、そこまでは良かったと思います。
(ゴールシーンは)(鎌田)大夢がいいプレスをして、(郷家)友太やエロンが引っ張ってくれたので、ちょっと後ろ目が空くと思っていたので緩めで入ったらいいボールがきました。ちょっと浮いていたので合わせやすかったです。
(次節に向けて)今日応援に来てくれたサポーターの方や、テレビで見てくれた人も一緒に戦ってくれました。次はホームということもありますし、本当に力強い後押しがあるので、それを自分たちは無駄にせずに、一緒に戦って昇格プレーオフを勝ち取れるようにしたいです。