2024明治安田J2 第28節 ジェフユナイテッド千葉 2024年08月25日 (日) 19:03 キックオフ フクダ電子アリーナ
1 前半 1
3 後半 1
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 23 | 鈴木 椋大 |
DF | 2 | 髙橋 壱晟 |
DF | 36 | 松田 陸 |
DF | 22 | 佐々木 翔悟 |
DF | 67 | 日高 大 |
MF | 44 | 品田 愛斗 |
MF | 33 | エドゥアルド |
MF | 8 | 風間 宏矢 |
MF | 14 | 椿 直起 |
FW | 7 | 田中 和樹 |
FW | 10 | 小森 飛絢 |
控え
GK | 1 | 藤田 和輝 |
DF | 3 | 山越 康平 |
MF | 4 | 田口 泰士 |
MF | 19 | 岡庭 愁人 |
MF | 77 | ドゥドゥ |
MF | 16 | 横山 暁之 |
FW | 9 | 呉屋 大翔 |
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 2 | 髙田 椋汰 |
DF | 13 | 實藤 友紀 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 32 | 奥山 政幸 |
MF | 6 | 松井 蓮之 |
MF | 37 | 長澤 和輝 |
MF | 23 | 有田 恵人 |
MF | 11 | 郷家 友太 |
FW | 7 | 中島 元彦 |
FW | 98 | エロン |
控え
GK | 29 | 松澤 香輝 |
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 17 | 工藤 蒼生 |
MF | 10 | 鎌田 大夢 |
MF | 14 | 相良 竜之介 |
FW | 28 | 菅原 龍之助 |
DATA
○入場者数/12,689人
○天候/晴、弱風 ○気温/28.1℃ ○湿度/82%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/山下良美 ○副審/田尻智計 鶴岡泰樹
COACH INTERVIEW監督記者会見
かなり我々も気持ちが入った状態で一週間準備をしていて、千葉さんも天皇杯の勝利もあってちょっとここ数試合悩んでいる感じではあったのですけれども、今日のゲームはかなり眠れる獅子を起こしてしまったというゲームだったのかなと思います。本当に今日は、千葉さんの良さが全開のゲームだったというところでした。我々は試合展開としては、先制して、ちょっと残念だったのは(前半)最後のアディショナルタイムで、ラストのところで追いつかれたところは非常に残念だったところと、DFが二人けがをしてしまって、DFは一人しか連れてきていなかったのでちょっと不測の事態で二回の交代を使ってしまい、なかなか代えるのが難しい状態になってしまったのも残念でした。けれども、突き放してからのいいかたちを願ったのですけれども、クロスとかゴール前でパスしたら戻ってくるパスアンドゴーとか、シンプルですけれども迫力やクオリティーのところで突破を許してしまって、クロスに合わせられたという展開でした。一番点を与えてはいけない選手に与えてしまったことで、これで千葉さんもここから勢いをつけてくるだろうなというようなゲームでした。
我々としては長澤(和輝)の最後のゲームなので、勝って最高のかたちで送り出そうというところだったのですけれども、それは残念ながら叶いませんでした。ただし、この順位にいるということが、ほぼ長澤がチームを引っ張ってくれて、本当にチームの中でコンダクターやピッチの中の監督のようなところで、試合の流れやいろいろな状況に応じてチームを動かしていたのが長澤でした。いなくなったらその穴は大きすぎるので、ここから大変だなというところですね。
- 千葉の攻撃はクロスを積極的に入れてくる特色がありましたが、それへの対応が今日はうまくいかなかった原因はどこにあったのでしょうか。
両サイドバックが、一番肝のポジションが代わってしまわざるを得なかったところです。真瀬(拓海)は攻撃的な選手で、守備はまだ課題がある選手で、左もボランチの工藤蒼生を使わざるを得なくなりました。ここは我々の売りとする、サイドバックの強い選手が二人ともいなくなってしまったというのは、かなり痛かったかなというところです。あとはやはり失い方が悪くて、カウンター気味に戻りながら守備をしないといけない部分も多くて、サイドにうまいかたちで追いこんでクロスを上げさせないというところは、なかなかできなかったかなと思います。
- 2回リードしたけれども、そのリードした後につなぐところが中途半端になってしまったことについてはどうとらえていますか。
後半にちょっとバランスは、シャドーのところのポジションに人を置いて、そこに前半は後ろで回させられていたというか、相手もなかなか取れなかったと思うのですけれども、こちらもちょっと後ろに重たくなってしまい、ボランチも下がって一人が脇を取って、みたいな感じになってちょっと前と後ろが、後ろではつないでいるけれども前に進まないという形になりました。
追いつかれたことを機にちょっとボランチが我慢して真ん中で作りながら、食いついたらシャドーのポジションにボールを送りこむというようなところだったのですが、なかなか相手に保持されて動かされて、こっちがボールをうまく主導権を握って攻めるシーンは少なかったので、なかなか相手の嫌なところにボールを入れることができませんでした。ちょっとカウンターでチャンスを作った部分はあったと思いますけれども、意図する攻撃はあまりできなかったと思います。
- 長澤選手の穴は、これからどういうかたちで戦って埋めていきますか。
どうしましょう。どなたか、いい考えがあれば(笑)。抜けた穴は大きいので、今日も松下(佳貴)、工藤(蒼生)、鎌田(大夢)の三人には「どうするんだ」「長澤のあとにお前らやれるのか」というところは、はっぱをかけておきましたし、リーダーシップの部分でもやはり彼が抜けた穴は大きすぎるので、「一人でも『誰かがやってくれるんじゃないか』と思っているようでは我々はここからずっこけていくぞ」という話は選手にしました。
- そのときの反応はどうでしたか。
まあまあ、みんな長澤との別れもあるし、神妙な顔でした。ただし、これで負けて下を向いているようでは、次に戦ういわきはまたさらに強度が高く、我々のすぐ下の順位にいる相手なので、これは誰かがちょっとでも下を向いているようでは話になりません。強烈にまた次に向けて、まだ長澤と築いたこの順位のところで、負けても下に落っこちなかったところは和輝に感謝し、ここから我々がここより上に上がっていくのか、下に落ちていくのかも我々次第なので、次のいわき戦に向けてもここで下を向いている場合ではありません。強烈に上を向いて、私は「左の頬を殴られたら右の頬を突き出していくし、そういう気持ちがない奴とはやりたくない。みんなでまた次に向けて強烈にポジティブに前を向いていこう」という話はしました。
MF 37 長澤和輝選手
このラストの試合で勝って(海外に)行きたかったのですが、非常に悔しい負けになってしまいましたし、次に課題の残るゲームになりましたけれども、「これを分岐点にチームは歯を食いしばってやってくれ」とお願いしたので、僕も遠くにいますけれどみんなに期待したいと思います。
(これからのチームに期待することは)誰が、というわけではなく、一人ひとりが「自分が」という思いを持てるかが大事だと思いますし、何よりもこの状況で、常に選手に矢印を自分に向けるように、また導いてくれるゴリさん(森山佳郎監督)という存在と僕自身選手として一緒にできたことはすごく幸せですし、ここで自分を変えてやるという強い意志を持って全員が取り組んでいくしか、ここから状況をよくしていく方法はないと思うので、そこは年齢に関係なく、上の選手も若い選手も、みんなに期待したいところです。
サポーターのみなさんには感謝しかない、と思っています。こうやって、監督を中心に素晴らしいチーム作りができていて、若い選手が自信を持ってチャレンジできているのは、やはり温かいサポーターの声援や背中を押してくれていることが間違いなくあると思いますし、これだけ去年苦しい中でも支えてくれて、また本当に自分たちのことを信じてくれるサポーターをJ1に連れていくというところは、選手たちは胸に持ってトライしていかなければいけないことだと思います。
FW 98 エロン選手
(ゴールシーンは)ゴールに関しては、自分たちが普段練習しているようなかたちです。まずはオク(奥山政幸)が左サイドから攻撃して、オクからモト(中島元彦)に縦に当てて、モトから(郷家)友太にいって、友太が縦のボールを受けた瞬間からダイレクトで中に流してくれて、僕が中央でボールを胸に当てて決めることができました。
ものすごくうれしかったゴールでした。けれどもチームが負けてしまったことは本当に悲しいです。やはりアウェーの千葉戦で勝とうとみんな意識してそのために練習してきました。しかし、ここは頭を下げるのではなく、自分たちのできなかったポイントをしっかり見つめながら、ホームのいわき戦にフォーカスすることが大事だと思います。
(次節に向けて)まずはハードワークすることです。自分たちの起こしてしまったミスを改善しつつ、一週間あるので、しっかりいい準備をして、土曜日は自分たちのホームでしっかりと、今回与えられなかった喜びを与えられるような試合運びをしていきたいと思います。