2024明治安田J2 第26節 水戸ホーリーホック 2024年08月10日 (土) 18:03 キックオフ ケーズデンキスタジアム水戸
0 前半 0
0 後半 1
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 21 | 松原 修平 |
DF | 17 | 長澤 シヴァタファリ |
DF | 33 | 牛澤 健 |
DF | 4 | 山田 奈央 |
DF | 3 | 大崎 航詩 |
MF | 10 | 前田 椋介 |
MF | 47 | 櫻井 辰徳 |
MF | 23 | 甲田 英將 |
MF | 7 | 新井 晴樹 |
FW | 11 | 草野 侑己 |
FW | 13 | 野瀬 龍世 |
控え
GK | 25 | 富居 大樹 |
DF | 5 | 楠本 卓海 |
DF | 88 | 長井 一真 |
MF | 8 | 落合 陸 |
MF | 38 | 齋藤 俊輔 |
FW | 9 | 安藤 瑞季 |
FW | 99 | 中島 大嘉 |
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
DF | 13 | 實藤 友紀 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 2 | 髙田 椋汰 |
MF | 6 | 松井 蓮之 |
MF | 37 | 長澤 和輝 |
MF | 23 | 有田 恵人 |
MF | 11 | 郷家 友太 |
FW | 7 | 中島 元彦 |
FW | 98 | エロン |
控え
GK | 29 | 松澤 香輝 |
DF | 22 | 小出 悠太 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 17 | 工藤 蒼生 |
MF | 14 | 相良 竜之介 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
FW | 15 | 梅木 翼 |
DATA
○入場者数/5,481人
○天候/曇、弱風 ○気温/29.2℃ ○湿度/73%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/井上知大 ○副審/木川田博信 小出貴彦
COACH INTERVIEW監督記者会見
前半は相手の思う、やりたい試合をさせてしまいました。守備もなかなか3バックの相手に、取りにいくとひっくり返されるような、出ていったサイドバックの裏を結構使われながらの戦いでした。今度は自分たちの攻撃も、相手が前の2試合よりも前から取りにきた部分があって、そもそも水戸さんはアグレッシブなチームなので、我々に対してはくるかなと予想はしていましたが、前の2試合よりもさらに圧力をかけて前半からきたので、そのへんを「どうしようか」みたいにお互い悩みながらやっていた前半だったと思います。
後半はちょっと相良(竜之介)を入れてボールの落ち着きどころができたのと、攻守をちょっと整理したところで、あとはもっと前線のアクションというか、連動の部分は確認し、よりゴールに向かうようなシーンは増えるようになりました。2点目を取れるチャンスもあったのであそこで決められれば、退場者が出ることにもならなかったと思うのですけれども、逆に30分耐えて耐えて耐え抜いて勝つというのが、我々らしい部分でもあって、本当によく30分間、みんなで体を張って、さぼらずにハードワークをして守り切ったな、というのが正直なところです。あれだけ全員で集中して守れば、そんなに本当に「やられた」というようなシーンも作らせなかったくらい、みんなかなり集中して弾き返していました。30分が3時間に思えましたけれども、本当に選手はそのなかで走り切ってくれたと思います。
- 相手の試合だったという前半も、エロン選手を起点に相手が前からくるところをひっくり返すことができていたことについてはどう思われますか。
エロンを起点にして前向きな選手がボールを受けてカウンター気味にチャンスを作る場面は、いくつかできていたと思います。エロンも非常に状態が良くて、そこが起点になれていたと思います。途中、中盤まではいってボールは動いているのだけれども、そこから先にカウンターの局面ではなく、自分たちでボールをつないで組み立てていく局面で、止まった味方につけてさらわれてカウンターという、相手がやりたいような場面をいくつか作ってしまいました。一本は完全に失点の場面を林が防いでくれましたけれども、ちょっと相手がやりたいこと、ずっと取られてカウンターというのが危ないと、奪われ方の確認もしていたのですが、その「危ないぞ」という場面を作ってしまった前半でした。
- 後半に向けてどういったところを整理したのですか。
3枚回しなので、両方向が出たところで突かれていたので、相良の方をより前にいかせました。得点の前のシーンも、そういうかたちからうまくボールを奪えたかなというところでしたけれども、それがうまいことはまったところから点が取れたというところです。攻撃の方も、相良の背後もありましたし、モト(中島元彦)も中盤をヘルプするようなかたちで起点になっていて、右と左のバランスが向上したかなと思います。
- 相良選手がここ2試合はベンチスタートで、そのなかで今日は結果を出しましたが、その起用の意図を教えてください。
別に悪かったわけではなくて、有田(恵人)の調子が良かったので、有田を使って後半に勢いを増すという点から誰を後半に出したら一番勢いが出るかというところで、相良がちょっとスタメンを外れたようなかたちになりました。今日のできだったら次はスタートで使わないと相良君に怒られちゃうなと思うので、それだけの仕事はしてくれたと思いますし、来週の練習を見てのことですが、十分スタメンもあると思います。
2人の出場停止が出てしまったのでかなりやり繰りが大変なのですが、そこもなんとか、特にサイドバックが今は手薄でかなり厳しい状況ですけれども、サイドバックがいないぞと言うとサイドバックがいなくなって、松井(蓮之)もフル稼働だったのがいなくなっちゃうので、ボールを動かすところは心配な部分はあります。相良が調子良かったので、前の4人は中島や郷家も含めて調子がいいので、なんとかしてくれると思います。
-退場者が出ても守り切ったことで、普段から数的不利でも守れるようにする意識付けをしている成果が出た試合でしたか。
たまに2対3とか数的不利の守備練習はやっていて、1人が守備範囲を広くしてふたつ、みっつと、「どういうふうに守る」ではなくて「なんとかする」守備みたいなものはシーズンを通してちょこちょこやっているので、こういう場面で生きたかな、というのはあります。ゴール前でフリーで打たれるシーンはそんなになかったので、そこは1人2人と寄せて、抜かれても次がいって、というところは練習していました。「来週はこの練習をしなくていいな」というくらい、30分間その練習をしたような感じだったので、その練習は来週しなくていいな、と思います。
- 明治安田J2第14節・鹿児島戦以来の無失点で終えたことについてはどう感じていますか。
そうですね、1人少ないときに限って無失点というところで、ちょっと不運な失点もありましたけれども、失点が続いていたことは間違いないので、ある意味スッキリしたというのはありますね。
MF 14 相良竜之介選手
(後半から出場)前半はなかなかうまくいっていなかったと思うので、まずは勢いをもたらすこと、アグレッシブさ、僕が持ったらしかけるとか、流れを変えるところを意識して入りました。
(ゴールシーンは)(相手の)パスミスがあった瞬間にひとりでいこうと思って、とりあえずシュートだけを意識して、カットインしたときにシュートを打とうかなと思ったのですが相手がちょっと警戒して引っかかりそうな体勢になったので、うまく見ながら最後は股の間に入ったのですが、うまく入ってくれて良かった。
10人になってすごく苦しかったけれども、チーム一丸となって、コミュニケーションはすごく取れていたと思うので、それが(失点)ゼロの要因だと思います。
(試合後の勝利のダンスは)やるつもりはなかったので遅れていったつもりだったのですが、それがよくなかったみたいで、1人で踊らされました。
GK 33 林彰洋選手
ゴリさん(森山佳郎監督)からは「(ボールの)取られ方に注意しないとカウンターを受けてしまう」とずっと言われていたのに、前半から決定機を作られていたので、そういうところは僕らがまだ甘いところだと思います。チームとしてもう一段階成長するためには、リスク管理と回し方の工夫をしなければいけないと思います。
(10人になってから)みんなよく守れていました。ただし、あのなかでもただ蹴るだけじゃなくて、もっとボールを握れる状況のときに握りたいと思います。僕らの理想は、もう一段階上がるうえではあそこでおさめなければいけないと思います。
11試合も無失点がなかったので不甲斐なさの極みでしたが、とりあえずここで無失点の試合にできて良かったと思っています。