2024明治安田J2 第9節 藤枝MYFC 2024年04月07日 (日) 14:03 キックオフ 藤枝総合運動公園サッカー場
1 前半 0
0 後半 1
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 41 | 北村 海 チディ |
DF | 5 | 小笠原 佳祐 |
DF | 2 | 川島 將 |
DF | 4 | 中川 創 |
MF | 15 | 杉田 真彦 |
MF | 26 | 西矢 健人 |
MF | 19 | シマブク カズヨシ |
MF | 23 | 梶川 諒太 |
MF | 13 | 大曽根 広汰 |
MF | 24 | 永田 貫太 |
FW | 9 | 矢村 健 |
控え
GK | 35 | 内山 圭 |
DF | 16 | 山原 康太郎 |
DF | 22 | 久富 良輔 |
MF | 6 | 新井 泰貴 |
MF | 10 | 榎本 啓吾 |
MF | 30 | 芹生 海翔 |
FW | 14 | 中川 風希 |
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 2 | 髙田 椋汰 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 22 | 小出 悠太 |
DF | 39 | 石尾 陸登 |
MF | 17 | 工藤 蒼生 |
MF | 37 | 長澤 和輝 |
MF | 11 | 郷家 友太 |
MF | 14 | 相良 竜之介 |
FW | 7 | 中島 元彦 |
FW | 9 | 中山 仁斗 |
控え
GK | 1 | 小畑 裕馬 |
DF | 20 | 知念 哲矢 |
MF | 6 | 松井 蓮之 |
MF | 10 | 鎌田 大夢 |
MF | 24 | 名願 斗哉 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
FW | 98 | エロン |
DATA
○入場者数/2,463人
○天候/曇、弱風 ○気温/21.4℃ ○湿度/57%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/野堀桂佑 ○副審/桜井大介 内山翔太
COACH INTERVIEW監督記者会見
前半は途中からかなりプレッシャーが効かなくなったというか、プレッシャーをかけた裏側で中間ポジションを取っている相手にボールを入れられて、ひっくり返されたというか、後ろ向きになるようなシーンが多かったと思います。後半は勇気を持って背中を消しながら前でコンパクトに、より前に、というところでボールを奪えて、かなり押しこむことができたかなと思います。あとはもう、ペナルティーエリア付近まではたくさん行っているので、あとはその思い切りとか質、そのへんかなというところですね。難しいアウェーの試合で負けて帰るのではなく、追いついて帰れたという意味では、この勝点1が、次に勝利すれば大きなものになるのかなというところでは、よく追いついてくれたというところですね。よく戦ってくれました。
- 前半になかなか前から守備がはまらなかった要因を、監督はどう考えていますか。
相手がゴールキーパーも真ん中で、結構高い位置で3センターバックの2枚がボールを回すかたちなのですが、風もあって、一発でひっくり返されるようなシーンがあってどうしてもラインが深くなったところで、前からいってもこのライン間にうまいこと立たれたときにプレッシャーが前からいけないというようなところはあったと思います。後半は思い切って、風も多少こちらの追い風になったのでゴールキーパーのキックもそんなに飛ばなくなったというところでは、自然とコンパクトにしてもらえた部分と、より前から圧力をかけて、次のところの狙いをつけてボールを奪うシーンは多かったのかな、というところですね。
- 後半に押しこんだなかで、なかなか流れの中ではシュートチャンスまで持っていけなかったところで、チャンスの回数についてはどう見ていますか。
選手にも話しましたが、ペナルティーエリア付近までは行けているので、そこから思い切りよく一振りするとかそのへんは、藤枝の選手の一振りの思い切りのよさがあるのかなというところと、あとは最後の質のところですね。ラストパスとか、かわして打つ、ワンツー、そのへんの最後のクオリティーで、ペナルティーエリアに入るくらいのところまではかなり回数があったと思うので、ラストパスが合わない、ちょっとシュートがサイドに流れて角度がなくなる、そういうシーンが多かったかなと思います。そこまで行けているのは評価していいんじゃないか、というところはあります。
- 風向きのこともありましたが、監督からは後半に向けてハーフタイムにどういう指示を出しましたか。
ちょっと背中を気にしすぎていけなかった部分は、背中の選手を切りながらですけれども、思い切ってプレッシングにファースト(DF)がいくということ。そのためにディフェンスラインをコンパクトにして、後ろの選手も縦パスにチェックをできる距離感のところですね。あとは攻撃のところも、遠い方のボランチがうまく攻撃にからめていたので、そのへんのボールの循環のところ等々、そんなところですね。
- 勝ち越しを狙うところで、今日はまず2トップを一度で代えました。そのねらいを教えてください。
最初は郷家(友太)が結構ボールにからめていたところと、どちらかといったら疲弊した人から代えざるを得なかったかなというところでは、中島(元彦)がかなり3連戦なので疲弊していたところと、中山(仁斗)もだいぶ疲れ、相良(竜之介)もだいぶ疲れていて、疲れていた選手をフレッシュにしたというところですね。あとは、サイドが起点になれているので、前の2人のコンビネーションということもありました。最後は、(オナイウ)情滋に、どちらかというと攻撃の期待もありましたけれども、前から追わせて引っかけてゴールというものも期待して、というところです。名願(斗哉)はペナルティーエリア付近で変化を加える選手ですけれども、まだまだ修行が必要かなというところです。でもチャンスを与えないと育っていかないので、これはこの前もちょこっと出して、今回もちょっと時間を与えて、「さあここからお前はどうするの」というところでは、次回は一発回答をするくらいの気持ちでピッチに入ってほしいところです。そのために日々の練習があるのかなと思います。
- 前節に自分たちがやるべきことができずに負けてからわずか中三日で、選手たちのメンタル面での立ち直りは監督から見てどうですか。
選手同士で、特に林(彰洋)とか長澤(和輝)とか、あのへんがかなりチームに対して声がけをしてくれるので、そこは助かるなというところと、やるべきことは整理してこちらもしっかり提示して、もう一回当たり前のこと、個人戦術とかベースの部分は、守備でもボールを奪いにいく迫力とか、追い越されないとか入れ替わられないとか、最後の最後に一歩でも前に出て体を張るとか、そういう当たり前にできていたこと、やるべきことを、もう一回確認しました。背後を取られたシーンもこの前は多かったですけれども、今日は一回、二回くらいはありましたけれども、後半もだいぶ苦しい中でもゴール前で粘りました。藤枝はペナルティーエリア付近で足を振ってくるチームなので、一発目もそういうシュートだったと思いますけれども、後半はそういうシーンがありましたけれどもなんとか体を寄せてゴール方向に飛ばないくらいの体の張り方をしてくれたかなと思っています。本当にきついなか、最後の最後まで本当に全身全霊で戦ってくれたかなと、選手に感謝したいと思います。
FW 9 中山仁斗選手
(ゴールシーンは)相良のシュートのこぼれ球がきて、トラップでいいところに置けたので、しっかりゴールへ飛ばすようにしました。前半はなかなか、僕らもプレスに行っていたのですが、相手のゴールキーパーのロングボール一発でひっくり返されて、なかなかプレスに行けなくなって、持たれる時間が多かった。後半は1点ビハインドで「いくしかない。全員でもっともっと走って戦おう」というところで、入りからガンガンいけたところがあったので、後半は僕らのペースで試合ができたと思います。
(次節に向けて)理想を言えばやはり勝点3を取って帰って、そのままダービーに入りたかったのですが、負けなかったことは良かったですし、僕らのホームでたくさんの人が後押ししてくれると思うので、それをしっかりパワーに変えて結果を出したいと思います。
MF 14 相良竜之介選手
前半は相手が(ロングボールを)蹴っていましたけれど、後半はすごくつなごうとしてきて、僕たちもそれで全体で一気にエネルギーを持ってプレッシングを武器にしていますし、ショートカウンターで何点も取ってきたので、チームでハーフタイムに「いこう」という意識を持っていけたことが、前半はちょっと後ろに引っ張られたような感じでなかなかいけませんでしたが、後半は全員が勇気を持って思い切って前に行けました。そういうシーンをもっと増やしていけたらと思います。
(次節に向けて)まず負けなかったことはポジティブでしたが、次はダービーですし、すごく盛り上がると思います。今日勝って帰ることができなかったファン、サポーターのためにも勝利を届けたいし、大喜びしてもらえるように、しっかり休んでからチーム全員でまたやっていきたいと思います。