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「V PRESS」

　DF2黒木晃平は最終ラインから熊本を支える存在だ。チームが攻撃的なスタイルをとるなかで、守りはもちろんのこと、機を見た攻撃参加で最終ラインを押し上げ、チームの攻めに厚みを加える。

　地元・熊本県の出身。名門・大津高校でも活躍した。佐賀大学在籍時からJFA・Jリーグ特別指定選手としてプレーし、2010年にJ2デビュー。2012年にプロとなり、翌2013年から出身地のクラブである熊本に加わった。以来、チームの中心として活躍を続ける。熊本での11シーズン目となる2023年も、豊富な経験をベースにJ2リーグ戦と天皇杯を戦っている。

　ボール奪取のポイントを押さえた守備に加え、豊富な運動量で攻撃も支えるのが黒木の強みだ。サイドバックでプレーしてきた経験も長いが、今は3バックの右側を基本としている。攻撃参加も得意で、時には思いきったミドルシュートも放つ。積極的な押し上げにも力を尽くす黒木は、チームの攻守を下支えする貴重な存在だ。この名手の読みを上回る攻撃を、仙台は繰り出したい。