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「V PRESS」

　ついにFW88ホヨンジュンがゴールを取りだした。明治安田生命J2リーグの後半戦に入り、第22節・徳島戦と第23節・山形戦で連続得点。この清水戦でも、勝利するためのゴールを狙う。

　もともとは攻撃的MFで、キープやパスセンスで勝負するタイプだったという。FWへのコンバートを機に得点力も開花し、日本でもゴールを取るべく仙台に加わった。しかしJリーグの場では、なかなか欲しかったゴールを取れずに時間が過ぎる。

　それでも、伊藤彰監督が「トレーニングで積極的に取り組んでくれることと、体のバランスが良くなってきたこと」を評価したように、中盤で調子を上げてきた。そして徳島戦ではMF8松下佳貴のスルーパスを受け、切り返しでDFを振り回してゴール。「仙台には練習からいいパスを合わせてくれる選手が多い。自分はそれを信じてアクションを続けたい」と動きの質を改善した結果だった。山形戦ではコーナーキックから頭でゴール。多くの場面で決定機に顔を出せるようになってきた。あとはゴールを増やすだけだ。