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「V PRESS」

　既に千葉のエースの風格を漂わせている。若きストライカー。FW41小森飛絢はプロ1年目ながら、勝負を決めるゴールを狙ってくる要注意人物だ。

　出身地・富山県の強豪である富山第一高でプレーを磨き、新潟医療福祉大へ。点取り屋として頭角を現し、4年時には10番を背負ってエースとして活躍した。2022年にはJFA・Jリーグ特別指定選手として千葉でプレーし、明治安田生命J2リーグ2試合に出場。新潟医療福祉大でもチームを引っ張り、仙台のMF27オナイウ情滋とともに全日本大学サッカー選手権大会で準優勝に貢献した。

　プロ入りした今シーズンで、小森は開幕戦となったJ2リーグ第1節・長崎戦に先発出場。しかも、この試合で自身のJ初ゴールとなる決勝点を記録した。その後も前節・栃木戦でクロスに合わせて決勝ゴールをあげるなど、ここまでチームトップの6得点を記録。攻撃の組み立てに参加しながらゴール前に進出し、味方からのラストパスに合わせる。仙台はこのFWへのパスコースを、しっかり封じたい。