PLAYERS FILE AWAYMATCHDAY PROGRAM
「V PRESS」

　湘南守備陣の最後の砦として、ゴールを守り続けるのが谷晃生。シビアなJ1残留争いで、劣勢になっても相手シュートを何度となく止めてきたGKだ。

　G大阪のアカデミー育ち。高校1年時の2016年に早くもトップチームに2種登録された経験を持つ。明治安田生命J3リーグで活動していたG大阪U-23チームで、2017年に16歳でJリーグデビューを果たす。翌2018年に正式にトップチーム入りを果たすと、同年のＪリーグYBCルヴァンカップでトップチームにもデビューした。しばらく東口順昭の壁をなかなか越えられなかったが、2020年に湘南へ期限付き移籍を果たすと、同年の明治安田生命J1リーグ25試合に出場して経験を積んだ。年代別の日本代表としても活躍し、今季はU-24日本代表の一員として東京五輪のベスト4入りに大きく貢献した。

　国際舞台でも経験を積んできた谷は、緊張感のある試合でも冷静な判断と瞬発力で、シュートに素早く対応できる。仙台としては厚い攻撃を繰り出し、この強力なGKの壁を何度も破りたい。