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「V PRESS」

　神戸のエース。ピッチ上のどこからでもゴールの道筋を見つけ、射貫くFWが古橋亨梧だ。

　2017年に中央大学から当時J2の岐阜に加入し、プロ生活をスタート。このルーキーイヤーから主力として活躍し、明治安田生命J2リーグ戦で42試合に出場した。翌2018年途中に神戸へ移籍。J1初挑戦ながら、後半戦だけで5得点した。2019年にはリーグ戦31試合で10得点を記録。この年には日本代表にも選出され、11月19日のベネズエラ戦で国際Aマッチにデビューした。

　2020年にも12ゴールをあげ、J1では2年連続二桁得点を達成。速さと運動量を兼備したランニングを生かし、相手のゴールに迫る。古橋はセンターFWでもウイングでも、あるいは2列目でも得点感覚を発揮。自らが決めるのはもちろんのこと、味方のゴールをお膳立てするラストパスの感覚にも秀でている。昨季はAFCチャンピオンズリーグの舞台でも得点を重ね、チームのベスト4進出に貢献。成長を続けるこのストライカーを、仙台はなんとしても止めなければならない。