MF 18 道渕 諒平 Ryohei MICHIBUCHI
1994年6月16日生まれ 177cm/74kg 宮城県出身
なかのFC→ベガルタ仙台Jrユース→ベガルタ仙台ユース→明治大→ヴァンフォーレ甲府→ベガルタ仙台(2019年加入)
今シーズン、甲府から完全移籍加入した道渕涼平。仙台市出身で仙台ジュニアユース、ユースでも活躍し、2012年の日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は当時チーム史上最高成績となる全国ベスト8進出を果たした。ユースから直接トップ昇格は勝ち取れなかったが、明治大と甲府を経て、トップチームへ帰って来た。
JリーグYBCルヴァンカップ・FC東京戦で初めてピッチに立った時は「試合前は感慨深かったです。6年前スタンド側で憧れの目で見ていた立場が逆になって、自分が躍動する姿を見せたいと思いました」と語った道渕。開幕直後は出場機会が少なかったが、パワフルなドリブル突破に加え、クロスだけでなくカットインしてのシュートという、ゴールに向かうプレーを武器に6月以降レギュラーを獲得。6月15日の明治安田生命J1リーグ第15節・松本戦で移籍後リーグ戦初ゴールを決め、8月は第21節・磐田戦、第24節・湘南戦、第25節・鳥栖戦と3ゴールを挙げ、そのうち2試合はホームユアスタでのゴールだった。道渕は自らが思い描いていた通り、地元のサポーターを熱狂させる選手へと成長した。
レギュラーに定着し、最近は相手チームのマークも厳しくなった。そんな中でも道渕に求められるのは決定機をつくり出すプレー。ホーム最終戦、サポーターだけでなく、アカデミー選手の憧れとなるようなプレーを見せて、チームを勝利へ導きたい。