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MF 5 椎橋 慧也 Keiya SHIIHASHI

1997年6月20日生まれ 178cm/70kg 千葉県出身
咲が丘SC→八木が谷中→市立船橋高→ベガルタ仙台(2016年加入)

東京五輪目指しU-22代表でも活躍。
後半戦仙台躍進のキーマン。

 東京五輪を目指す年代別代表でも活躍し、さらには昨シーズン途中からボランチのレギュラーをつかみ取り、天皇杯決勝進出にも大きく貢献した椎橋慧也。精度の高いパスで攻撃を組み立て、守備でも力強さを見せる攻守の要として大きく成長を遂げている。

 今シーズンは、開幕直前の負傷で出遅れ、リーグ戦初出場は4月28日の第9節・G大阪戦。その後コンディションを上げ、初のリーグ戦先発出場は5月12日の第11節・広島戦。この試合では選手としての成長を見せた。「不運な失点がありましたが、自分たちがボールを支配して相手を疲れさせて逆転しようと声かけをして、周囲とゲームプランを共有して結果につながったのは良かったです」と、周囲を引っ張る声かけが逆転勝利につながった。精度の高いプレーを見せるだけでなく、チームを引っ張る存在になろうとしている。

 その後、5月下旬から6月中旬にかけては、U-22日本代表に選出され、トゥーロン国際大会に出場し、決勝進出に大きく貢献。代表招集から戻った後も仙台で先発出場を続けていたが、7月6日の第18節・浦和戦で警告2回で退場。出場停止からの復帰後はベンチスタートが続いた。悔しさを味わったが、それが糧になるのは間違いない。後半戦、チームがさらに躍進できるかどうかは、椎橋の活躍にかかっている。初先発での広島戦のように、チームを勝たせるために、周囲を引っ張るプレーをぜひ見せたい。