FW 38 長沢 駿 Shun NAGASAWA
1988年8月25日生まれ 192cm/82kg 静岡県出身
飯田ファイターズ→清水エスパルスJrユース→清水エスパルスユース→清水エスパルス→ロアッソ熊本→京都サンガF.C.→松本山雅FC→清水エスパルス→ガンバ大阪→ヴィッセル神戸→ベガルタ仙台(2019年加入)
清水、熊本、京都、松本、G大阪で活躍し、昨シーズン途中から神戸に期限付き移籍していたFW長沢駿が今シーズン、仙台に完全移籍加入した。192cmの長身を活かした競り合いの強さだけでなく、足下の技術にも優れたストライカーだ。
明治安田生命J1リーグ戦では決定機をつくりながらも惜しくもゴールならずという場面が多かった。その悔しい思いはJリーグYBCルヴァンカップで結実した。3月13日のFC東京戦では富田晋伍からの縦パスをゴール前で受け、その後、相手DFに当たったこぼれ球に対し右足を振り抜き、移籍後初となる公式戦ゴールを決めた。そして4月10日の柏戦では大岩一貴からのクロスを照山颯人と被りながらも受けて、こぼれ球を倒れ込みながら右足でゴールに押し込んだ。「クロスが上がって、テル(照山)と被りましたが、良いところにこぼれてくれました。前半シュートが少なかったのでまずシュートを打とうと思い、どうしても点が欲しかったので、がむしゃらに打っちゃえと思いました」とゴールシーンを振り返った長沢。ゴールを渇望する気持ちが良い結果につながった。
ルヴァンカップだけでなく、リーグ戦でもゴールを決めたいという思いは強い。「まだチームに何も与えられていません。もっと存在感を示して、良い影響を与えられるよう日々努力します」と意欲を見せる。
奇しくも今節は、古巣G大阪との対戦となる。もちろん狙うはリーグ戦初ゴール。がむしゃらなプレーで仙台を勝利へ導く。