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FW 41 ハーフナー マイク Mike HAVENAAR

1987年5月20日生まれ 194cm / 92kg 広島県出身
札幌FC→コンサドーレ札幌U-15→横浜F・マリノスユース→横浜F・マリノス→アビスパ福岡→横浜F・マリノス→サガン鳥栖→ヴァンフォーレ甲府→フィテッセ(オランダ)→コルドバCF(スペイン)→HJKヘルシンキ(フィンランド)→ADOデン・ハーグ(オランダ)→ヴィッセル神戸→ベガルタ仙台(2018年加入)

空中戦も地上戦も任せろ。
大型ストライカーが仙台で活躍する。

 実績十分の大物助っ人が、仙台にやってきた。7月9日、神戸からハーフナー マイクの期限付き移籍での加入が発表され、その日から練習に背番号41が加わった。

 アカデミーから昇格した横浜FMでJリーガーとしてのキャリアをスタートさせたが、最初はなかなか出番をつかめず。しかし2008年の福岡、2009年の鳥栖への期限付き移籍でJ2の試合経験を積み、大きく成長。多くの仕事をこなせるセンターフォワードとしてスケールアップした。

 2010年、甲府へ移籍。この年のハーフナーはチームのエースとしてJ2リーグ戦で20得点を記録し、J1昇格の原動力となる。さらに翌2011年にはJ1の場で17ゴールを上げ、この年のJリーグベストイレブンに選ばれた。

 その後、ヨーロッパでの舞台で活躍し、スペイン、フィンランド、オランダでプレー。特にオランダでは、3シーズンで二桁得点を記録するなど137試合51得点と存在感を示した。その後、神戸でのプレーを経て、仙台に移籍した。

 「感謝しかありません」。出場機会を求めてこの街にやってきたハーフナーは、仙台にとって求められていた、長身のターゲットマンでもある。自ら「この体を生かしたプレーが期待されていると思いますし、いっぱい点を取って勝利に貢献したいです」と話すように、194cmの長身を生かしたヘディングシュートは大きな武器。しかし彼の得点源はそれにとどまらず、ピンポイントでラストパスに合わせる左足のシュートなど、フリーになれるポジションを取って、体のどこからでもゴールをもぎ取ることができる。

 「まずはチームのやり方に、試合をとおして慣れること」という目的を持って挑んだ7月12日の練習試合では、コーナーキックからつながれたボールにいち早く反応し、左足でゴールを決めた。「自分にとって大きなゴール。もっとチームに馴染みたい」と、前を向く。空中戦でも地上戦でも抜群の得点感覚を発揮するストライカーは、これから仙台で新たな記録を刻む。