MF 29 古林 将太 Shota KOBAYASHI
1991年5月11日生まれ 174cm / 71kg 神奈川県出身
湘南ベルマーレジュニア→湘南ベルマーレJrユース→湘南ベルマーレユース→湘南ベルマーレ→ザスパ草津→湘南ベルマーレ→名古屋グランパス→ベガルタ仙台(2017年加入)
昨シーズン途中、名古屋から期限付き移籍加入したMF古林将太。湘南ユースからトップ昇格を果たした選手で、湘南在籍時に3-4-3のフォーメーションでプレーしていたこともあって、加入直後から仙台のスタイルにすぐにフィットした。
最大の魅力は右サイドに張って高い精度のクロスボール。クロスから決定機を再三演出し、ゴールにつながる場面も何度も見せ、昨シーズン後半戦のチーム力向上に大きく貢献。勝っても負けても「次もどんどんクロスを上げていきたい」とポジティブな姿勢を絶対に失わない前向きな性格もチームに良い影響を与えた。仙台に欠かせない戦力になったことから、今シーズンは完全移籍加入。右ウイングバックとして活躍を見せている。
公式戦15連戦中は4月下旬に負傷。負傷の間に行われたアウェイでのリーグ戦湘南戦には帯同できなかった。その後、5月中旬に復帰し、ルヴァンカップグループステージFC東京戦とリーグ戦鹿島戦に途中出場。JリーグYBCルヴァンカッププレーオフステージに向けて、徐々に状態は上がってきていたが、アウェイでの湘南戦第1戦は、ベンチ入りを果たしたものの出場機会が無く、またも古巣のサポーターにプレーする姿を見せることができなかった。
今回はホーム仙台の地で、湘南サポーターに自身の成長、活躍を見せられる大きなチャンスだ。4点差以上で勝つか、3-0で延長に持ち込んでの勝利が必要になる試合ということもあり、古林の正確なクロスは力になるに違いない。ゴールにつながる活躍を見せ「仙台の古林将太」を印象づけたい。