DF3 渡部 博文 Hirofumi WATANABE
1987年7月7日生まれ 186cm / 80kg 山形県出身
長井サッカースポーツ少年団→長井南中→山形中央高→専修大→柏レイソル→栃木SC→柏レイソル→ベガルタ仙台→ヴィッセル神戸(2017年加入)
昨季までは頼もしい仙台の防壁だった選手が、今度は神戸の壁として仙台攻撃陣の前に立ちはだかる。仙台としては2017シーズン版の攻撃で、この強敵を打ち破りたいところだ。
渡部博文はJFA・Jリーグ特別指定選手を経て、2010年から柏でプレー。2011年にJ2の栃木への期限付き移籍で経験を積み、柏に復帰してからはチームのタイトル争いを支える戦力となった。2015年に仙台に移籍するとすぐに守備の中心選手として活躍。4バックの中央に位置して、何度となく相手の攻撃を食い止めてきた。ゴールも2シーズンで6点を記録している。
その渡部は柏時代の恩師であるネルシーニョ監督の誘いを受け、今季からは神戸で戦うこととなった。ここでも、加入早々主力となり活躍中。第1節では無失点に貢献しただけでなく、決勝点につながるシュートを放った。第2節では先制点を記録。高さを生かした空中戦を筆頭に、守備でも攻撃でも強さを見せる存在だ。“古巣戦”に挑む渡部の壁を破ることが、仙台の勝利には必要だ。