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「V PRESS」

　ついにDF2髙田椋汰にJ初ゴールが飛び出した。明治安田J2リーグ第14節・鹿児島戦で、15分に目の覚めるような弾丸シュートを決めた。右サイドから中央寄りの位置に走りこむと、DF5菅田真啓からのフィードをおさめ、「ファーストタッチも決まって、思った以上にスペースもありました」と思い切って右足を一閃。「気持ちで振り抜きました」というシュートは、見事ゴールに突き刺さった。

　「このチームに来て何も貢献できていなかったので、ゴールやアシストでチームに勝利をもたらしたかった」。既に第8節・愛媛戦でアシストを記録しているが、今回は決勝点だった。守備でも無失点での逃げ切りに貢献。宮崎県から応援に来てくれた家族の前で結果を出した。

　ただし、「セカンドボールを拾えなかった」と内容面は大いに反省。豊富な運動量やしつこく食らいつく守備を持ち味とするサイドバックは、ここで満足せずさらに上を見る。クロスやロングスローといった攻撃の武器もさらに磨き、髙田の成長は続く。