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「V PRESS」

　千葉の若きエース・FW10小森飛絢。プロ2年目にして背番号10をつけ、千葉の攻撃を引っ張る。

　新潟医療福祉大在学時は仙台のMF27オナイウ情滋と同期で、点取り屋として活躍。4年時の第71回全日本大学サッカー選手権で準優勝した。2022年に既に千葉のJFA・Jリーグ特別指定選手としてJリーグデビューを果たしており、明治安田生命J2リーグ2試合に出場。プロとしてのルーキーイヤーだった2023年には早速レギュラーに定着し、リーグ戦33試合に出場して13ゴールを記録した。今シーズンも第11節終了時点でリーグトップタイの6得点とハイペースだ。

　相手のディフェンスラインとの駆け引きをしながら、出足の鋭さを生かしてゴール前に抜け出す。点取り屋らしく積極的にシュートを狙い、その射程距離も長い。遠目の位置からでも枠をとらえる強烈な一発を打てるし、至近距離でこぼれ球に詰めるポジション取りも優れている。長短どの距離でもゴールをとらえる、まさにストライカーだ。仙台は堅守を整備し、小森のゴール前での仕事を封じたい。