VEGALTA SENDAI
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11月10日(日)、2024明治安田J2 第38節 大分トリニータ戦にて、2024シーズン限りで現役を引退することとなりました遠藤康選手の引退セレモニーを行いました。

引退セレモニーはスタジアム全体がファン・サポーターのみなさまからの温かい拍手と応援に包まれた中、チームメート、スタッフが花道を作り、同選手をピッチに迎え入れて始まりました。みなさまへのごあいさつにさきがけて、大型ビジョンではベガルタ仙台加入後の同選手の数々の印象深く、素晴らしいプレーが映し出されました。また、ご家族のみなさまから労いの花束を贈っていただきました。

MF 50 遠藤康選手 あいさつ(抜粋)

泣いちゃうから（あいさつは）したくなかったです。みんなに泣きを見られるのが恥ずかしいです。あと、たぶんこのあとのゴリさん（森山佳郎監督）の話も長くなると思うので、短くいきます。

今年で引退することにしました。一番の理由は、このピッチの上でチームを勝たせられなくなったことです。いつか終わりは来ると思っていましたが、まさか地元の仙台でこういう機会をもらえて本当にみんなに感謝しています。ありがとうございます。

今まで僕のサッカー人生に関わってくれた監督やスタッフ、みんなに感謝したいです。そして何より地元の「なかのFC」と「塩釜FC」、このチームがなかったら僕はプロになれなかったです。ありがとうございます。

あとは元気な体で僕を産んでくれた両親にも感謝しきれないです。本当にありがとう。
そして、一番（の感謝）はいつも僕が苦しいときも悩んでいたときも、一番近くで味方でいてくれた妻と子ども達です。本当にありがとう。

僕はサッカー選手ではなくなりますが、宮城県に何かしらの恩返しを、これからも絶対にしていきたいと思うので、どこかでは絶対にみなさんと会うことになると思います。そのときにはもう選手ではないので、「ヤス」と言ってください。

そして、今日、ホーム最終戦ですばらしい試合が見られて、僕の現役生活もちょっと伸びました。本当にありがとう、みんな。

まだまだ僕たちの戦いは続きますので、プレーオフにぜひみなさん足を運んでください。そのピッチの上には、僕は必ず立てるようにこの3週間でゴリさんにアピールしてがんばりますので、これからもよろしくお願いいたします。
今日は本当にありがとうございます。また会いましょう。

あらためまして、遠藤康選手へのファン・サポーターみなさまのこれまでの温かい応援ありがとうございます。ベガルタ仙台はJ1昇格プレーオフ出場が決定しております。同選手もプレーオフのピッチに立つ意志を強くもっておりますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。