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今シーズン寄せられたファン、サポーターのみなさまからのご意見について
掲載日:2024年12月24日
ベガルタ仙台では、「ご来場者の満足度の向上」を目的に、ホームゲームに来場されたJリーグID登録のみなさまにアンケートを実施させていただいている他、お電話やメールでも多くのご意見をいただいております。心より御礼申し上げます。
今シーズンの総括として、「みなさまからいただいた主なご意見に対する成果と反省および来シーズンの対応予定」につきまして、ご報告させていただきます。
今後も、みなさまからいただくご意見に対しましては、真摯に改善に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
1.来場者アンケートの回答状況
Jリーグチケット購入者対象のアンケートに対するご回答数は延べ人数15,084人(昨シーズン比+993人)となりました。ご協力をいただきましたみなさまに、心より御礼を申し上げます。
なお、試合毎の回答数および回答率は下表のとおりです。
2.インフォメーションメールでのご意見
今年度は、11月末までにホームページのインフォメーションメールに約540件のご意見(照会・コメント等は除く)をいただきました。
内訳としては、運営関連(168件)、グッズ関連(62件)、チケット関連(60件)、イベント関連(40件)となっています。
3.主なご意見に対する成果と反省および来シーズンの対応予定
先行入場について
成果と反省:
・2022シーズン終盤より、先行入場について、事前申請による整理券配付方式を実施させていただいております。ホームゲーム開催の都度、改善に努めてまいりましたが「列整理の集合時間を過ぎてから割り込んでくる方が多くいる」「横入りの方を防ぐために、列整理時間が過ぎたら列に入れない方法を検討してほしい」などのご意見をいただいております。
・また、「炎天下の中、開門時間が遅すぎる。天気やチケット販売状況などを鑑みて、開場時間を早めるなどの対応をしてほしい」「待ち時間が長く熱中症が心配だった。整列が過密すぎて、感染対策についても心配だった」などの臨機応変な対応を求めるご意見も多数いただきました。
・6月16日の長崎戦では、皆様のご意見を踏まえ、列整理の開始時間を従来より15分遅くし、炎天下でお待ちいただく時間が短くなるよう運用を変更いたしました。最終的に、2024年シーズンは開幕時と比べ、先行入場は15分、一般入場は25分お待ちいただく時間を短縮させていただきました。
・また、8月17日鹿児島戦では、突然の豪雨と雷に対して開門時間を大幅に早め、先行・一般の区別なしに入場していただく柔軟な対応を取らせていただきました。
来シーズンの対応予定:
・引き続き、猛暑や荒天時には、事前に的確に情報等を収集し、お客さまの安全を第一に臨機応変に対応してまいります。
・来シーズンも現行方式を継続して実施する予定ですが、詳細はシーズン開始前にお知らせいたします。
席の移動について
成果と反省:
・各試合で、「試合終了後に、自分の席ではなく前に出てくる人がまだ多い。マナーを守って自分の席から最後まで見ている者からすると残念」「試合終了後、選手がピッチを回って挨拶する時に一番前に席を移動する人が多い。子供であってもルールは守らせるべき」などの「試合終了後の席の移動」についての不満のご意見を多数いただきました。前列への移動の防止については、アナウンスや注意喚起シートでの声がけを徹底するとともに、警備員の配置による抑制に努めてまいりました。
・また、「試合途中での自席以外への移動」については、席種ごとに入場ゲートでのチケットチェックを行い防止に努めました。
来シーズンの対応予定:
・2024シーズンは試合終了時のアナウンスによる注意喚起や警備スタッフによるお声がけを継続して実施してまいりました。しかしながら、イベント時や試合終了後など、未だに多くのお客様が最前列へ移動されています。来シーズンも注意喚起のアナウンスや警備スタッフからのお声がけの徹底を図ってまいりますが、ご来場のみなさまにおかれましても観戦マナーやルールを遵守いただくようお願い申し上げます。
・さらに、チケットチェックを厳格に行い、自席以外への移動防止を強化する予定です。よりスムーズなチェックができるように準備してまいりますので、みなさまのご協力をお願いいたします。
席取りについて
成果と反省:
・各試合で、「毎回2人での観戦なのに5席取っている常連の方々がいる」「チケットが完売しているのに荷物で席を取っている」などの過度な席取りを指摘するご意見を多数いただきました。また、「自由席のチケットは取れても、席が全く空いていない。荷物が置かれていて空いているのかわからない。小さい子供連れではとても大変だった。誰も不親切だった。ベガルタ仙台のサポーターに不信感を抱いた」とのご意見もありました。
・会場内での警備員による「過剰な席取りを行わない」声がけを徹底するとともに、試合開始前には大型ビジョンを利用してのアナウンスや警備員による「席詰め」プラカードの掲示を行ってまいりました。
来シーズンの対応予定:
・引き続き、随時「席詰め」を実施してまいります。過剰な席取りなどが無いように警備を配置するなど対応し、来場されたみなさまが安心して観戦いただけるよう努めてまいりますので、みなさまのご協力をお願いいたします。
スタジアムスピーカー音量について
成果と反省:
・ユアテックスタジアム仙台の場内スピーカーの改修工事があり、以降、皆様より 「スピーカーからの音量がうるさすぎ。特に試合前のBGMの音量は半分くらいでいい」などのご意見を多数いただきました。6月16日の長崎戦より段階的にスピーカーの音量を下げて調整を図ってまいりました。
・一方で、9月14日藤枝戦では音量を下げ過ぎているとのご指摘も頂いたことから、次戦以降は音量だけではなく、使用するスピーカーの種類を状況に応じて使い分けるようにして適切な音量となるよう対応を試みております。
来シーズンの対応予定:
・その後もスピーカー音量については、「もう少し大きくても良い」「元に戻り丁度よい」「大きすぎる」などのご意見をいただいておりますが、より多くのみなさまにご満足をいただけるよう引き続き調整を行いながら改善を図ってまいります。
スタジアム内の完全キャッシュレス化について
成果と反省:
・今シーズンより、完全キャッシュレスとさせていただきました。ご来場のみなさまからのご理解とご協力を得て、また、さまざまなご意見を頂戴しながら、試合ごとに改善を図り運用してまいりました。
・「対応に時間がかかりすぎである」「レジ待ちが長すぎる」「現金で購入したい人にとっては不便になった」などのご意見をいただいた一方でシーズン後半戦では「流れがスムーズになった」「スピードアップができる」などのご意見もいただくようになっております。
来シーズンの対応予定:
・来シーズンも同様に完全キャッシュレスでの対応とさせていただきますが、オフィシャルホームページやSNSでの告知、スタジアム内での掲示物による告知をより徹底して行ってまいります。
・1dayJ-プリカの運用については引き続き周知徹底を図っていくとともに、チャージ機には操作案内のスタッフを配置し、周辺に案内のスタッフを配置するなどのきめ細かい対応を継続してまいります。
・なお、会計端末の台数には限りがあるため、運用面での改善でお待ちいただく時間の短縮を図ってまいります。