クラブ
新年のごあいさつ
掲載日:2024年1月1日
新年あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年、ベガルタ仙台は設立30周年を迎えました。市民クラブとして産声を上げたこのクラブが、さまざまな困難を乗り越え、このような節目を迎えられたのは、ファン・サポーターのみなさまや地域のみなさま、スポンサー、自治体などのステークホルダーの方々の支えがあったからこそでございます。改めて、みなさまには感謝を申し上げます。
昨シーズンは、1年を通しての声出し応援が実施可能となり、我がクラブの強みと言える、みなさんの「声」の力を背にJ2優勝、J1昇格、を掲げて戦ってまいりました。シーズン序盤からなかなか結果が現れず、夏場には11試合勝ち無しという厳しいトンネルもありましたが、ホーム、アウェーに関わらずいただいたみなさまからの応援は、間違いなくチームの大きな原動力となりました。シーズンを終え、16位という当初の目標からは大きく離れた結果となりましたが、だからこそ支えてくださるみなさまの力を大きく実感いたしました。
元社員による不祥事と試合運営における不手際によるJリーグから懲罰では関係各所のみなさまにご迷惑をおかけいたしました。改めてお詫び申し上げます。
今シーズンはJ2優勝、J1昇格を常に見据えつつ、30周年のその先をより盤石なものとするため、チームとして、クラブとしての土台を固めるスタートとしなければなりません。
昨シーズンの途中から、川崎フロンターレの創設から常勝チームになる過程に携わった庄子春男GMに加わっていただき、継続してチームを作り上げていただきます。そして、長年アンダー世代の日本代表を率い、世界で戦ってきた森山佳郎氏を監督として、育成からトップチームまで携わってきた経験豊富なコーチ陣とともに戦ってまいります。
クラブ全体としても、チームを支えるため、勝利のため、未来のためにこれまでを見直し、健全化を徹底し、みなさまに応援していただけるように努力してまいります。また、30周年という大きな節目を迎えるにあたり、みなさまへの感謝やご支援を還元できるようなイベントや事業を企画しております。
これまでクラブが歩んできた歴史を一緒にみなさまと振り返りながら、新たな歴史への一歩を共に歩み始めたいと考えております。
本年もベガルタ仙台をよろしくお願い申し上げます。
ベガルタ仙台一同