2016 レディース 練習風景, 2016シーズン, 2016 レディース
4位に終わったリーグ戦の雪辱を果たすため、明日からの皇后杯に挑みます。
目標としているタイトル奪取のチャンスは残されていて、 今シーズンのレディースチーム掛かっている期待に応えるべく、最後まで戦い抜いてほしいと思っています。
ウォーミングアップとしてドリブル、ショートパス、ロングボールを蹴り、ステップやアジリティーからのショートダッシュを繰り返す試合前のルーティン。
改めて一丸になり、結束を固めてチームはスタートを切りました。
その後は、鋭い眼光の千葉監督が見つめるなか5対2のボール回し。
軽やかにステップを踏みながらの巧みな足さばきで守備役の2選手の意表を突くパス交換を披露しました。
うまくパスがつながると選手たちはプレーしながらも、笑顔で喜びを表現します。
監督からも「そうだ、いいぞ!」と声が掛かり、雰囲気はより一層盛り上がりました。
センターリングからのシュート練習で川村選手は、少しタイミングを外しつつも瞬時に足の角度を変えてボールを捕えて気持ちで押し込みます。
中心選手として安定したパフォーマンスを発揮する川村選手は、ボランチながらFW浜田選手と並ぶ6得点で現在チーム得点王。
納得のリーグのベストイレブン選出です。
圧巻だったのは、恐怖感を一蹴しての有町選手のダイビングヘッド。
試合中もDFの前へ勇気ある飛び込み、GKと交錯しても体のどこかでボールをゴールに押し込みネットを揺らす、執念のプレーが戻ってきました。
いい準備ができていると確信しました。
1つ1つ勝ち進み、頂点を目指すのみです。
隣のピッチでは、サッカースクールに参加する子どもたちが楽しそうにボールを追いかけていました。
微笑ましく彼らの姿を追っていると、背番号16、SEGAWAの文字。
当クラブのFWとして活躍し、現在はアカデミーに籍を残しつつ仙台大学のコーチとして指導している瀬川誠さんご子息の虎(とら)くん。
おやおやと近づくと、奥さまから声を掛けられました。
瀬川さんの印象と言えば長髪をなびかして駆け抜けるスピードスター。
相手DFの裏のスペースに出たボールを追う姿に熱狂したファン、サポーターも多いはずです。
虎くんはというと、マイペースにドリブル?いやいやボールとウォーキング中でしたが、
雰囲気を持っていました。
父譲りのスピードを見せるのはこれからかな。
母譲り容姿は健在でした。