2016 トップチーム, 2016 トップ 練習風景, 2016シーズン
トレーニング直後に事務所に戻り、その後は会議や打ち合わせ続きでブログ更新が遅くなってしまい申し訳ございません。
お待たせした分、少しでもチームの表情を鮮明にみなさんにお届けできるよう、一生懸命に書かせていただきます。
いつもと違う温かな空気が流れていました。
祝い事があった後のような雰囲気。全体的に選手たちにも笑顔が多く見られました。
その理由はすぐに分かりました。いじられキャラの西村選手が公式戦で初ゴールを挙げたから。
本人が一番うれしそうにカメラに向かってアピールしてきました。
周囲の選手たちは分かっています。
高校卒業して加入した昨季から、西村選手が努力を続けていたことを。
当たり負けしない体を作るために西形フィジカルコーチと取り組んだ筋力トレーニング。
自分のスタイルを確立するために小林コーチと反復したシュート。
野沢選手を始め、六反選手や渡部選手と共に自主トレに打ち込んだ日々がありました。
そして、彼の一番の武器は、素直さ。
アドバイスを聞き逃さないように、しっかりをまっすぐに視線を合わせてきます。
しかし、まだまだ向上心を持って前進するのみです。
考えを変えれば、記念すべきゴールは単にプロの舞台に立っただけでしかありません。
サポーターのみなさん、ぜひ今後の西村選手に期待してほしいのですが、一方で絶対に甘やかさないでください。
それにしても若手が台頭してくるのは、チームにとっても非常に良いサインと言えるでしょう。
次は自分がと燃える選手もいれば、気が抜けないと手綱を締める選手も。
理想的な雰囲気がチームに拡散されていました。
何かを訴えかけてきます。何だか分からないのですが。
いずれにしても、西村選手を意識してのものではないと判断しました。
しかし、照れ屋の平岡選手にも訪れた心境の変化でしょうか？
Soccer is Chemistry.
チーム内の化学反応、選手間の親和力、相互関係が存在することだけは明確に感じられました。
雨に打たれた体は冷え切っていました。こんな日は温かいものを食べたくなるもの。
クラブハウスに戻って食事会場のメニューを確認。
坦々めん、完全に坦々めんに目を奪われるわけで。
選手の気持ちを熟知したメニューの構成、さすがです。
１人で座る富田選手に「しんご、今日は坦々めんだな」と確信に満ちた言葉を投げかけると、
「モッツァレラチーズのスパゲティーっす」と、答えながらの半笑い。
「マジか～、キャプテン」