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2020.12.13<マイナビ>皇后杯 3回戦 S世田谷戦


12月13日(日)カンセキスタジアムとちぎにておこなわれた皇后杯 JFA 第42回全日本女子サッカー選手権大会 3回戦 スフィーダ世田谷FC戦の試合模様・監督コメントをお届けします。


試合は序盤から互いに譲らない均衡した試合内容。相手のサイド攻撃・ロングボールに対して攻め込まれる時間もありましたが、守備陣が集中し身体を張ったディフェンスを披露。


後半に入り、ボールを保持する時間が増え始めるも、ゴールネットは揺らせず。90分で決着はつかず、延長戦へ。


延長前半、ついに試合を動かします。左サイド深くで船木選手が縦に突破。左足のグラウンダーのクロスに左足で上手く合わせたのは有町選手。先制に成功します。しかし、後半に入り、失点。互いに譲らず、決着はPK戦へ。


PK戦でキッカーを務めた全員が冷静に決め、試合は1-1(PK 5-3)という結果で勝利。チーム全員がハードワークし、準々決勝へと駒を進めました。


12月20日の準々決勝はユアテックスタジアム仙台での開催です。サポーターのみなさんの後押しを力に勝利、そして準決勝進出を目指します。


 


<辛島啓珠監督>

◆試合総括
皇后杯というトーナメント戦では、勝たなければ意味がないと常々話をしていた中で、まずは今日の試合で勝利したことがすべてだと思います。
相手は立ち上がりから、特徴を生かし、我々もあわや失点してしまいそうなシーンもありました。(相手の)特徴を抑え、危ない場面もありましたが前後半を通して無失点で終えることができました。
前半の終わりから後半にかけて、攻撃の流れを掴み始め、ゴール前まで押し込むシーンが増えはしたもののシュートまで持ち込むことができず、得点に繋げることができませんでした。
延長戦に入り、船木が左サイド深くまで突破して、そのボールに有町が左足で上手く合わせ、良いシュートが入り、そのまま1-0という形で今季のリーグ戦で我々が勝ちパターンとしていた形に持ち込みたかったのですが相手の粘りもあり追いつかれたことは今後の課題ですが、PK戦という独特の緊張感の中で、しっかりと決めきり、まずは勝利できたことを重要視したいと思います。
準々決勝のC大阪堺戦は会場がユアスタですので、ホームの会場で戦える喜びを持ち、相手は強敵ですがしっかりと勝って準決勝に進みたいと思います。