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8月30日(日)味の素フィールド西が丘にておこなわれた、2020プレナスなでしこリーグ 第7節 日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦の試合風景、監督・選手コメントをお届けします。
昨シーズン王者の日テレ・東京ヴェルディベレーザに対し、集中した守備と少ない好機を生かし相手ゴールへと迫りました。前半に失点を喫し後半、更に3点を与えプレーの質や差を感じてしまう一戦となってしまいましたが、試合終了間際に佐藤瑞夏選手の今季初ゴールで1点を返し、1-4の敗戦。
プレーの精度など、1つ1つをもう一度見直し、チーム全体のレベルアップが今後重要となってきます。この味わった悔しさを生かし、次節伊賀FC戦に挑みます。
【 日テレ戦 監督・選手コメント 】
<辛島啓珠監督>
■試合総括
前半の入りから集中し、後半に勝負を仕掛けるというプランでしたが、前回の対戦同様に前半の早い時間帯に失点をしてしまい、ビハインドの状態で試合を進めてしまう形となりました。
その中で、2点目を相手に与えてしまいそうな場面もありましたが、守備陣を中心に身体を張った守りが出来ていました。我々にも決定的なチャンスがありましたので、そこを決めるかどうかで試合の勝敗・流れが変わってしまったという印象です。後半も0-1の状況下で、決定的な1vs1のシーンがあった中で決めきれず、その直後に2点目を失いました。0-2から結果として2点を与え、0-4という中で最後に1点取り返すことが出来たことを前向きにとらえつつ、来週の試合に向けてしっかりと切り替えて、伊賀FC戦で勝ち点3を取るためにがんばっていきたいと思います。
<佐藤瑞夏選手>
■試合総括
日テレさんが相手というところで難しく厳しい試合になることは分かっていましたし、チームとして集中した中で臨みました。守備の時間が長くなることは共通理解としてありましたし、じれずに試合を進め、少ないチャンスをものにするという考えではありました。立ち上がり早々のチャンスをキッカケにしてチームとして前でのプレーができていればと思いますが、なかなか自分たちのプレーが出来なかったという印象です。相手のパスワークに対して、ズレが生じ、チーム全体として引いてしまった。結果としてそれが失点につながってしまいました。
■ベンチから試合を見て、色々なことをイメージされた中でピッチに入ったと思います。得点シーンも含め振り返ってみてください
サイドからのクロスボールが有効的であることは前回(第2節)対戦した時にも分かっていましたし、積極的に狙いにいった部分でもありました。(得点シーンについては)万屋選手と共有していましたし、上手く飛び込んで合わせられたのは良かったと思います。
■次節への意気込みをお願いします
まずは自分たちができることをしっかりとピッチで表現して、下を向くことなく、めげずにやっていきたいと思います。
<隅田凜選手>
■試合総括
前節のC大阪堺戦でチームとして初勝利をあげて、そこから良い雰囲気の中で臨んだ試合でした。チームとして勝利にこだわり臨んだ試合でしたが、決めきるところを決めないとこのような結果になってしまうんだなと、身に染みて感じました。(相手と比べ)技術のところや力の差も感じた試合になってしまいました。
■第2節で日テレと対戦し、あまり日がない中での本日の一戦。チームの進化や進歩を感じた場面もあったと思いますが
少ない好機の中で得たビッグチャンスを決めきれないところが私たちに足りない部分だと思います。相手はそこの点で1枚も2枚も上手だなと思いました。
■次節への意気込みをお願いします
伊賀FCとは昨年の対戦も踏まえて、ストロングポイントは分かっているので、激しい戦いにはなると思いますが
球際の強さやゴール前の精度にこだわりたいと思います。そこの精度を高め、ここからの試合で勝ち点を積み重ねていけるようにがんばっていきたいと思います。