宮崎キャンプ最後の練習試合となる、FC東京戦がおこなわれました。形式は45分×3本で、結果は1-1(0-0、0-1、1-0)でした。仙台の得点はジオゴ選手です。
冷たい雨が降り続くあいにくのコンディションでしたが、選手たちはそれぞれテーマを持って試合にのぞみ、収穫と課題を得ました。
[手倉森監督コメント(抜粋)]
(キャンプで)やってきたことに対してちょっとくどかったかな、と感じました。つなぐこと、間をとることばかりになって、シュートが少ないゲームになったと思っています。
しかし、選手たちはまたレベルアップした攻撃に対して手ごたえを感じているので、「勝負にこだわったやり方をするのは本番からだ」という話もしましたし、いいキャンプをできたと思います。
「相手の間をとってのポゼッション(ボール保持)を高めよう」という話をして、相手を動かそうとするサッカーにトライしている中で、ちょっとそちらに重きを置きすぎたかなと思いました。大事な、「隙を突く」というところでのトライは少なかったと思います。
二本目では相手をオープンな状態にさせて、相手の間を取れるシステムに変えました。今までのかたちと併用できる手ごたえを得ました。リスクマネジメントなどを、ACL開幕までの一週間で高めていきたいですね。
どのシステムでも、誰が出てもある程度できるような準備をしてきて、できそうな期待もあります。まずはACLから始まる今シーズンへの楽しみにつなげていきます。リーグ戦へ勢いを持って入れる勝ち方をして、いいスタートを切りたいと思います。