※2019シーズンの復興支援サッカーキャラバンはTOYO TIRES様にご協賛いただきました。
2019年12月18日高砂小学校での開催をもちまして、今シーズンの復興支援サッカーキャラバンの活動が終了となりました。今シーズンは、東日本大震災の被害にあった小学校などを含め、県内40校、総勢2,511名の子どもたちに参加してもらいました。
プロサッカークラブのサッカー教室というと、ドリブルやシュートなど、サッカーの専門的な技術、戦術を教えるというイメージが強いかもしれません。
しかし、2016年からスタートしている復興支援サッカーキャラバンでは、学校の授業時間に訪問するため、参加するのは、サッカーをしている子やしていない子、運動が好きな子や嫌いな子など、十人十色です。私たちが行うのは、サッカーの得意な子だけが、楽しんで終わる教室ではありません。参加した全員が、スポーツの楽しさを知るだけではなく、サッカーを通して、友達や身近な人に対する接し方などを考えるきっかけ作りです。
そのため、サッカー教室は必ず、「コーチの話をしっかり聞くこと」や「トライ、チャレンジすること」の約束からスタートします。
教室中もコーチ陣が強調するのは、「声を掛け合うこと」、「仲間との助け合いや協力すること」など、技術だけではなく、取り組む姿勢の大切さです。
ベガルタ仙台は、今シーズンでクラブ創立25周年を迎え、「KIZUNA未来プロジェクト」をスタートし、クラブを支えてくださっている地域の方々と絆をつなぎ、深めています。
今シーズンの復興支援サッカーキャラバンの開催は終了いたしましたが、また来シーズンも多くの子どもたちと触れ合い、強い絆を結んで参りたいと思います。