みなさんこんにちは!
ベガルタチアリーダーズのMizukiです。
私は小学1年生のとき、ベガルタ仙台のサポーターだった友人に誘われベガルタもチアのこともよく知らないまま、Juniorチームのオーディションを受けました。
何となく始めてしまったベガチアとしての活動。
まさか自分がTOPメンバーになり、チアを教える立場になる日が来るとは思ってもいませんでした。
小学生とはいえ、選手と同じピッチに立たせていただく、プロサッカーチームのチアリーダーとして、責任があるがゆえの厳しい練習。
それを続けられたのは「これはただの習い事ではない。ベガチアとして責任のある活動なんだ。」と何か強い使命感のようなものを持っていたからだと思います。
中学・高校生の頃はベガチアを離れましたが、続けたい気持ちが強く、学校での活動を優先して欲しいという両親の思いと何度もぶつかりました。
ベガチアが出演するイベントを見に行った際には、今まで一緒に活動していたメンバーがキラキラと輝いて見え、
「何で私はこのステージにいないんだろう。」「みんなはどんどん上達しているのに…」と、もどかしく、悔しくなりました。
メンバーが気づいて手を振ってくれたり、見に来ていた保護者の方が声をかけてくれたり、うれしさと悔しさとが混ざり合った複雑な感情で、会場で泣いてしまったこともあります。
ベガチアから離れる期間が長くなるほど、ベガチアへの想いは膨らみ「絶対に復帰したい!」と強く思うようになっていました。
やっと来年からチアができるかもしれない!と思っていた年、チアのオーディションと受験の時期が重なり、受けることを反対されました。
「これを逃したらあと1年待たないといけない。
少しでも早くみんなに追いつきたいし、悔しい思いをしたくない。」
いつでも提出できるよう、記入したエントリーシートは常に持ち歩き、ギリギリまで両親を説得して、締め切り当日の学校帰り、直接会社に書類を届けました。
そんなやっとの思いで、チアを再開できた2017シーズン。
練習が始まると、子供の頃とは踊り方が全然違う、みんなは色々なダンスを経験して特技があるのに、チアを離れた6年間、陸上競技に専念していた私には何もない、自信がなくなりました。
Juniorの頃は、選抜メンバーに入りセンターで踊ることもありましたが
「昔はあんなに大きく踊れていたのにどうしたの?」と言われ、とても悔しく、悩みました。
そんなとき「私も最初はそうだったよ。一緒に頑張ろう!」と声をかけてくれたのは、Junior・Youth時代、一緒に活動していたベテランメンバーです。
忙しいスケジュールの中、時間をさいて、親身になって練習に付き合ってくれたことは本当に感謝しています。
その後のシーズンも、周りのメンバーにたくさん支えてもらいました。
「インスタいつも見てるよ!頑張ってるね!」「最近大丈夫?悩んだりしてない?」と今でも気にかけて連絡をくれます。
今はそれぞれの道で活動していますが、お互いに高め合える大切な存在です。
昨シーズンからは、ベガルタチアリーダーズスクールのインストラクターを担当しています。
チアを続けたいけど受験を理由に休会している
みんなは上手なのに、私はなかなかダンスを覚えられない…
子どもたちもいろいろな想いや悩みを抱えています。
インストラクターとして、みんなの心に寄り添い、より良い指導ができるよう、もっともっと経験を積んで、私自身もレベルアップしていかなくてはと感じています。
子どもたちの笑顔や成長する姿を見ると、とても幸せな気持ちになります。
みんなの将来のために今私ができることを、精一杯してあげたいです。
私はベガチアになってからベガルタ仙台を知り、大好きになりました。
何も知らなかった私が、ベガルタ仙台に対して熱い想いを持っているのは、厳しくもやりがいのあるJunior時代の活動、そしてTOPメンバーとしての4年間の活動を通して、様々な場所でベガルタ仙台を支えている方の存在を知ったからです。
「ベガチア」が好きで活動していたJunior時代。
今では「ベガルタ」が好きだからベガチアを続けたいと思うようになりました。
私と同じように、ベガチアのスクールに入ったことで、ベガルタ仙台を好きになってくれる子どもたちが増えて欲しいなと思っています。
チアの楽しさや挨拶、礼儀、思いやりの大切さを教えることはもちろん、ベガルタ仙台の魅力をたくさんの子どもたちに伝えられる人になりたいです。
ベガルタ仙台はたくさんの人の想いが込められた、とても素敵なクラブだと感じています。
チアリーダーとして活動できることをとても幸せに、誇りに思います。
これからもみなさんと共に戦い、ベガルタ仙台を盛り上げていきたいです!
よろしくお願いします!!