ベガチア2020

ブログリレー☆Yuu

こんにちは!TOPチーム2年目のYuuです✩
今シーズンも残りわずかとなりました。
今回は私がチアを始めたきっかけや、活動する中で特に印象の強い出来事などをつづりたいと思います。

物心がついてからほとんどの時間を大好きなベガルタ仙台のチアリーダーとして過ごしています。
幼い頃、サッカー好きの父の影響でルールも分からずに、ただスタジアムに連れられてきただけに過ぎませんでした。
ですが、きらきらの可愛い衣装を着て身体全体を使って大きく踊るベガチアのお姉さんの姿に感動し、チア教室に参加しました。
それをきっかけに練習試合を見に行くほどベガルタ仙台を大好きになり
「お姉さんみたいに応援したい!」という思いと、母に勧められたことをきっかけにベガチアスクールのオーディションを受けました。
Junior時代はYouthのお姉さんのキレのあるかっこいいパフォーマンスに憧れ、Youth時代にはTOPならではのフォーメーション・大人っぽい振付けの演出に憧れました。
それだけでなく、健康体操教室・チア教室・イベントを通し、チーム・地域のために活動する姿を見てこれからもこのチームで活動したいと思い、昨年オーディションを受けTOPメンバーとして活動を始めました。

ルーキーイヤーは、初めてのことや慣れないことが多く、技術面でも「劣っている、足を引っ張っている」と抱え込み、メンバーの前で泣いたこともありました。
そんなときメンバーは「みんなで足りない部分を補っていくのがチームだよ。一緒に乗り越えよう」と声をかけてくれました。
2年目の今年は新型コロナウィルスの影響による試合中断し、私たちチアリーダーがサポーターのみなさんに向けて何が出来るのかを考えました。
おうち時間を楽しんでもらえるよう普段はお見せしていないメンバーの一面をSNSに投稿したいとリモートでミーティングを行いました。
時にはリモートで一緒にトレーニングや近況報告を行い「どんな状況の中でも互いに気にかけ支え合っている」と改めてメンバーの大切さに気づくことが出来ました。
毎週当たり前のように顔を合わせ一緒にレッスンをしていたメンバーと会うことができず、共に過ごせる日常はいつなくなってもおかしくないのだと痛感しました。

とある試合の日、北エントランス付近にいた私に『Yuu先生』と声をかけてくれた女の子がいました。
私が初めて先生を務めたチア教室に参加していたその子は、1度名前を紹介しただけにも関わらず私の名前を覚えていてくれました。
驚きながらも「これから踊るからよかったら見てね✩」と声をかけると「先生を見に来たんだよ!頑張ってね」と言ってくれました。
その日から北エントランスでのパフォーマンスを毎回見に来ては私たちと一緒に手を振って踊っていました。
試合の度に話しかけてくれ、写真を一緒に撮りました。
「どうしたらベガチアになれるの?」「いつか先生と踊りたい!」と教えてくれたこともありました。
いつしか私はその子から勇気をもらい、自身の力と変えていました。
その時の言葉と女の子の笑顔はいつまでも忘れることは無いと思います。

女の子との出会いによって、スタジアムにいたお姉さんに私が憧れたように
「誰かに夢を与えることが出来た!あの日のチア教室が思い出の1ページになったんだ」
と実感したと同時に、女の子の憧れが「チアリーダー」になるよう夢を与える側になりたいとその瞬間から思いました。

試合も再開し、パブリックビューイングなどのイベントでお会いした方とホームゲームでお会いできるとうれしく思います。
スタジアムに手作りのポンポンを持って来て下さる方、ピッチに向けて大きく手を振ってくださる方、みなさんの姿は広いピッチからでもしっかり見えています✩
ベガルタ仙台を熱く応援してくださるサポーターのみなさんと一緒に大好きなチームを応援する喜びは何にも変えることができません!

ホームゲームも残すところ3試合となりました。
これからもベガルタ仙台への応援をよろしくお願いします!