ドイツ・チェコ遠征5日目、遂に『MINI EURO』開幕の日を迎えました。試合前には、開会式があり各チームの紹介と国歌斉唱が行われました。その中でMini Euro開催10周年の歴史の中で、ベガルタ仙台ジュニアは欧州圏外初の参加国ということもあり、一番最初にチーム紹介されました。
ここで、Mini Euroの概要を紹介させて頂くと、ヨーロッパの各国から1チームづつが参加し、今回で10回目を迎える非常に歴史のある大会です。今大会の主な参加なチーム名をあげますと、マンチェスターユナイテッド(イングランド)、パリ・サンジェルマン(フランス)、アヤックス(オランダ)、シャルケ04(ドイツ)、FCポルト(ポルトガル)、SSラツィオ(イタリア)、トットナムホットスパー(イングランド)等、世界のトップクラブのアカデミーチームが参加します。
大会1日目は予選リーグを5試合(20分1本制)行いました。結果は1試合目、vsCFJCluj(ルーマニア)に0対0の引き分け、2試合目vsKarpatyLvivに0対2で敗戦、3試目vsMSkZilinaに0対4で敗戦、4試合目はFCPorto(ポルトガル)に1対2の敗戦、5試合目はSchalke04(ドイツ)に0対3という結果になり、予選リーグ6位という結果になりました。内容は、試合を重ねる事に様々な課題が見えました。他チームとの違いとして技術的な部分は勿論ですが、一人一人の勝負へのこだわりに違いを感じました。他チームは目の前の相手に対して絶対負けたくないといったその勝利への執着心が局面での激しさにつながっているように感じました。この部分は、技術的な部分と違い意識次第ですぐにでも変化を見る事が出来るので、明日以降に繋がってくれればと思っています。明日は、順位決定戦が行われます。1試合1試合大切にして意義のある試合にしたい思います。
『MINI EURO』初日の締めくくりに、選手それぞれが持ち寄った、プレゼント交換会が実施されました。ヨーロッパ各国から参加している為、様々な言語が飛び交い話も出来ない状況ですが、ジェスチャーなどを組み込み積極的にコミュニケーションをとる姿勢が見受けられ、生き生きとした表情が印象的でした。