ジュニアチームが、5月3~5日に行われた「JA全農杯チビリンピック2013小学生8人制サッカー全国決勝大会」で大会初出場初優勝を果たし「日本一」となりました。東北勢の小学生年代では初の偉業となり、ベガルタ仙台アカデミー全体を通して、国内公式戦全国大会において初のタイトル獲得となりました。
選手の頑張りは勿論のこと、いつも選手を身近で支えている保護者のサポート、そして普段から応援を頂いている皆様方のお蔭だと感謝の気持ちで一杯です。
それから、この「日本一」を勝ち取った選手たち全員が、ベガルタ仙台ジュニアサッカースクール出身でした。このスクールでの活動を通し、サッカーの楽しさ、技術を学び、セレクションに合格し、ジュニアチームの選手となったのです。幼い頃から、ベガルタ仙台のファミリーとして活動し、トップチームと同じユニホームを着用し「日本一」になったことはクラブとして非常に誇らしいことです。
小学生年代のジュニアチームを設立して9年目を迎えますが、大会成績では「目指せ!全国大会出場」からスタートし、1年ごと階段を上り2012年「全日本少年サッカー大会 ベスト8」、2012年、2013年「バーモントカップ 全日本フットサル選手権 2年連続準優勝」と輝かしい成績を残し、遂には「日本一」になることが出来ました。ベガルタ仙台はクラブ一体となり「世界で活躍できる選手の育成」を掲げ取り組んでいます。ハード・ソフトの充実(ジュニア年代では珍しい海外遠征の実施や育成部専用クラブハウスを新築 等)に力を入れており、この結果はクラブとしての取り組みが成功していることを証明しています。
そして、それ以上に価値のあることは、選手育成の観点から、全国大会(全日本少年サッカー大会、バーモントカップ)の経験を生かし育ったベガルタ仙台ジュニアの選手たちがジュニアユース・ユースに昇格し、年代別の日本代表・選抜チーム、エリートプログラム、ナショナルトレセンに多くの選手が召集され成果がでてきています(卒業1期生が現在高校3年生)。そして、昨シーズンはユース出身選手である奥埜博亮と越後雄太の2名がトップ昇格を果たし「選手育成での結果」もでてきています。数年後にジュニア出身選手がユアテックスタジアムで活躍し、日本代表、そして世界で活躍する時が非常に楽しみですね。
最後になりますが、先日ホームゲーム大宮戦(キックオフの前)で、優勝報告会を実施しました。その際サポーターから心温まる声援、横断幕が掲示されました。選手たちにとって最高の瞬間だったようです。本当にありがとうございました。
今大会の模様は5月19日(日)13:00~BS朝日にて放送される予定です。ぜひご覧下さい。