2024明治安田J2

2024明治安田J2 第1節 大分トリニータ 2024年02月25日 (日) 14:05 キックオフ レゾナックドーム大分

試合終了
HOME 大分トリニータ
1 - 1

0 前半 1

1 後半 0

AWAY ベガルタ仙台

監督記者会見 

MATCH PROGRESS

試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
6 弓場 将輝 20分[警告]
27分[警告] 27 オナイウ 情滋
39分[警告] 37 長澤 和輝
40分[得点] 14 相良 竜之介
31 ペレイラ → 18 野嶽 惇也 56分[交代]
27 松尾 勇佑 → 5 中川 寛斗 56分[交代]
29 宇津元 伸弥 → 93 長沢 駿 56分[交代]
63分[交代] 14 相良 竜之介 → 11 郷家 友太
63分[交代] 37 長澤 和輝 → 10 鎌田 大夢
73分[交代] 9 中山 仁斗 → 28 菅原 龍之助
73分[交代] 39 石尾 陸登 → 19 マテウス モラエス
6 弓場 将輝 → 4 薩川 淳貴 76分[交代]
77分[警告] 11 郷家 友太
93 長沢 駿 83分[得点]
5 中川 寛斗 86分[警告]
10 野村 直輝 → 19 小酒井 新大 87分[交代]
88分[交代] 7 中島 元彦 → 50 遠藤 康
90+5分[警告] 19 マテウス モラエス
90+7分[警告] 2 髙田 椋汰

MEMBERS

スターティングメンバー
GK32濵田 太郎
DF2香川 勇気
DF25安藤 智哉
DF27松尾 勇佑
DF31ペレイラ
DF34藤原 優大
MF6弓場 将輝
MF10野村 直輝
MF26保田 堅心
FW11渡邉 新太
FW29宇津元 伸弥
控え
GK22ムン キョンゴン
DF4薩川 淳貴
MF5中川 寛斗
MF18野嶽 惇也
MF19小酒井 新大
FW39有働 夢叶
FW93長沢 駿
スターティングメンバー
GK33林 彰洋
DF2髙田 椋汰
DF22小出 悠太
DF5菅田 真啓
DF39石尾 陸登
MF17工藤 蒼生
MF37長澤 和輝
MF27オナイウ 情滋
MF14相良 竜之介
FW7中島 元彦
FW9中山 仁斗
控え
GK1小畑 裕馬
DF19マテウス モラエス
MF10鎌田 大夢
MF50遠藤 康
MF11郷家 友太
FW98エロン
FW28菅原 龍之助

DATA

後半前半大分 仙台前半後半
257シュート1275
033CK101
8816FK1147
123オフサイド000
000PK000

○入場者数/16,075人
○天候/曇のち晴、無風 ○気温/11.8℃ ○湿度/53%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/窪田陽輔 ○副審/木川田博信 田代雄大

COACH INTERVIEW監督記者会見

前半はこちらの計画通りというか、相手の良さを消しながらプレッシャーをかけて、そこから攻撃につなげるというところでは、意図するものがかなり出せて、得点まで決めることができて、いい流れで控え室に帰ってくることができたかなというところです。
後半も2点目を決めたいチャンスがありながらというところでしたが、長沢駿選手が入ってきてからの相手のスイッチのところで、こちらも準備はしていたのですけれども、なかなか対応が難しかったというか、こちらも足をつった選手とか、いろいろなところで予定外のところもありました。
ただし、1失点はしましたけれども、ちょっとアンラッキーなところはありましたが、あの瞬間だけちょっとディフェンスが割れて、嫌なところを突かれてフリーでクロスを上げられてしまった。あそこは本当に、残念というか、そうならないようにかなりみんな集中しながら守れていたのですが、あそこの失点場面だけかなり簡単にディフェンスが割れてしまい、突破を許してクロスを上げられてしまいました。
ただし、ずっと選手には、昨年に連続失点で負けたり勝点を落としたりすることも多かったので、ハーフタイムに帰ってきたときも「連続失点だけは絶対にしない。失点することはあるかもしれないけれども、連続失点だけは絶対なしで」という話はしていました。選手はそこからしっかり耐えて、時折カウンターを打つようなチャンスもありましたけれども、がんばって耐えてくれたかなというところです。アウェーで、大分さんも必死で勝点を取りにきた中で、よく耐えてくれた、戦ってくれた、走ってくれたとは思っています。

- Jリーグトップチームでの初采配の感想をお願いします。

前日の横浜FCさんと山口さん、長崎さんと藤枝さんの試合でも、かなりどちらが勝つか分からないというか、下馬評ではかなり上位に名前が挙がっていたチームでさえ勝つのが困難だということで、試合にも選手にそういう話はしたのですけれども、始まってみないとどちらが勝つかわからないJ2というところは、本当に強く感じました。1点を入れても簡単にはそのまま勝たせてくれないなというのは感じましたね。
ただし、それこそ、下馬評で僕らは大分より上に挙げてくれる人がいなかったので、そういう意味ではアウェーで勝点1を持ち帰るのは、3がもちろん良かったのですけれども、1で帰ることに悲観することはないなというところで、また一週間、長崎戦に向けていい準備をしていきたいと思います。

- 相手に対するハイプレスの手応えはどうですか。

前半はまあまあ意図した守備ができたんじゃないかと思っています。シュート数もなかなかプレシーズンのところでは少なかったのですけれども、今回は10本を越えたというところでは、シュートに行くシーンをたくさん作れたのが進歩なので、守備のところはもちろん(失点)ゼロが良かったのですが、1試合当たり平均1というノルマを与えているので失点はノルマ範囲内です。得点は1.5と言っているので、次の試合は2点を取りたいというところですかね。

- 蹴らせた後のセカンドボールの回収は、もっとできれば仙台の時間が増えたというところでしょうか。

そうですね。後半に向けて控え室でもその話はしたのですが、蹴ってきたときに相手のセカンドボールの回収の素早さ、予測からのポジショニングからのセカンドボールへの反応が、相手はかなりそういうかたちを作ってきたので、そこは前半の改善ポイントではありました。

- FWの組み合わせで、先発を中山仁斗選手と中島元彦選手にした理由を教えてください。

中山はベテランですけれどもこのキャンプで一度も離脱することなく地道にやってくれて、シュート練習とかトレーニングでもいいはたらきを見せてくれていました。中島はもちろん、多分一番ゴールを決めそうな可能性を持った選手なので、この2人だったかなと思っています。

- 攻撃において、3人目の動きを出せたかどうかはどう評価されますか。

キャンプではとにかくぐるぐる選手を回していたので、攻撃の連係みたいなところはまだまだこれからなので、多少選手が定まってきたらそこから攻撃のかたちは広がってくるかなと思います。

- 監督は攻撃に出るところや守備で戻るところの迫力を重視していますが、今日出場した選手全員の走りはどう評価されますか。

よくがんばってくれたかなと思っています。まだまだ足りない部分は当然ありますけれども、去年からの成長や変化というところでは、最後の最後に戦う部分や体を張る部分も含めて、成長は見られるので、また積み上げていきたいと思います。

- トップチームでの試合の雰囲気や采配について、これまでのユース世代との違いはありましたか。

そんなに大きく変わるとは思っていないので、スタッフと話をしながら、適宜ジャージ姿で叫びながら、意味があるともないともわからないことをしゃべりながら、選手と一緒に戦っている風をやっているのが自分の持ち味なので、そのまんまやっています。特に変わったこともなく、選手もよく反応してくれますし、そういう意味ではそんなに違いはないのかなと思っています。
ただし、相手がしかけてくるいろいろなことに対して、いち早く反応していかないといけないとは感じますね。今日も長沢選手を出してきたらこちらもすぐに、という準備はしていながら、なかなか、ちょっと足をつっている選手がいるとか、こっちの選手がこうとかああとか言っている間に。でも、しばらくは見ようという決断だったのですが、それによって相手が長いボールを蹴ってきて、もしかしたらこちらに逆に可能性があるということでしばらく見て、やはり途中から入ってきた選手のクオリティーを考えても、向こうにボール保持やチャンスの数が増える感じだったので、そこから対応した感じです。ただ、こちらの疲弊具合はちょっとあって、足をつる選手も何人かいて交代を余儀なくされちゃったので、そういう意味では「ボールを落ちつかせて持てた方がいいよね」という話にもなってきます。
今日は初戦ということで両ウイングを走らせようという意図はあったのですが、持てる選手もいるので、ここから落ち着けばというか、しっかり、初めて出る選手もいるなかでそういう選択をしたので、ここから先はまたできること、やれることが出てくる選手に変わってくるので、そこはバランスを見ながらやっていけたらと思います。

MF 14 相良竜之介選手

勝ちたかったですけれども、開幕戦の難しい状況のなかで勝点1を持って帰れたことはプラスの方だったと思っています。
(今シーズン初得点は)(オナイウ)情滋が中にドリブルをし始めた瞬間に、「来るな」という感覚があったので、ボールがきてもいいようにしっかりゴールの位置を見ながらしっかり走りこみました。最初はワンタッチで巻いて打とうかなと思っていたのですが、相手も2、3人寄ってきていたので、一回外して打つ判断だったのですが、そこでもう一回変えてワンタッチして、ボールはたまたまいいところに飛んでくれたのですが、あそこのタイミングで打てたことがゴールにつながったのかなと思います。
個人的にはもっと相手の脅威になるために、背後を突くプレーやしかけのところを次に生かすことと、チームとしてはあの時間帯に守れていれば勝ちが転がってくるので、そこを全員でまた修正しながらやっていければと思います。

FW 7 中島元彦選手

堅い試合だったと思うので、自分は「勝点2を落とした」という感じです。
今年のチームの特徴としては、前から(ボールを)奪ってショートカウンターというイメージを全員が持っているので、それがうまいこと得点のシーンもそうですし、前からプレスをかけて高い位置で奪えたので、それはキャンプから続けてきたことが結果に出て良かったと思いますし、後半に少し足が止まってプレスができていないときに失点もしてしまったので、そこが課題だと思いますし、改善していきたいと思っています。
毎試合「今日は自分が試合を決める」と心がけていますし、そういう意識で試合に出ているので、今日はゴールを決められなくてチームを勝たせられなかったことは、自分の責任だと思います。