1724年・江戸時代の創業で300周年を迎えた東北を代表する老舗酒蔵。定番の「浦霞」シリーズから季節限定酒まで幅広く取り揃える塩釜の直営店舗「浦霞 酒ギャラリー」では試飲コーナーや酒器の販売なども。公式Xを通じた投票企画やコラボ商品の発売など、ファン・サポーターとともにベガルタ仙台を盛り上げている。
(企画部・齋藤さん)スポーツ文化の振興や地域の活性化など「スポーツを通して地域を盛り上げる」というベガルタ仙台の理念に賛同し、2018年よりスポンサーとして支援させていただいております。弊社としましても、サポーターへの認知度の向上をはじめ、社員の福利厚生にもつなげられればと思っております。
(企画部・笠原さん)ここ数年、公式Xで投票企画などいろいろな発信をしておりますが、アカウント名を見るとベガサポさんとひと目で分かることも多いです。ベガルタ仙台以外の企画でも参加してくださる方もいますし、スポンサー企業を応援し続けてくださるその熱量にいつも驚かされます。アウェー戦開催県の酒販店様が弊社がベガルタ仙台スポンサーということで弊社のお酒を取り扱ってくださったり。私たちのお酒がサッカーを経由して違う角度からも注目されてきているのをとても感じますね。
(企画部・笠原さん)はじまりは2018年に販売を開始した「ベガルタ仙台ラベル 純米酒 浦霞」ですね。2020年には「浦霞 仙台プロスポーツ応援セット」を発売しました。楽天イーグルス・ベガルタ仙台・仙台89ERSのラベルを貼った県内限定セットで、スポーツファンのお土産品としても人気です。
ほかには2022年に販売したトートバッグ。弊社発祥の「きょうかい12号酵母」の“12”、そしてサッカーの背番号でサポーターにとって大切な数字である“12”をデザインに用いて、製作しました。現在は完売しておりますが、塩釜FC出身で塩釜と縁の深い遠藤康選手のサインに、お酒もついてくる「応援ありがとうセット」も販売させていただきました。トートバッグを持っている方を見かけることがあり、とても嬉しい気持ちになりますね。
(企画部・笠原さん)4つの選択肢のなかから、最も印象的だったシーンを決める投票企画で、投票数が最も多いシーンの写真をラベルにして期間限定で販売しました。中島選手が山形戦の後半ロスタイムで決勝ゴールをあげて、後ろから梁選手が抱きついて喜んでいるシーンが選ばれて、すごくいい写真で私にとってもお気に入りなんです。中島選手にお会いしたときにその話をしたら、なんと中島選手のお父様がご購入されていたみたいでして。きっとお父様も大阪から息子さんに想いを馳せて、ご活躍の姿が映ったラベルを買われたんだろうなと、同じ子を持つ親として感動しましたし、素敵なエピソードとして思い出に残っています。
ほかには昨年、開幕に向けてサポーターの気持ちを表した川柳の募集企画も行いました。ベガッ太くんも応募してくれて(笑)、サポーター向けの企画だったので本当は選定外ではあったのですが、その川柳が見事であまりにも素晴らしくて…!どうしてもこれは選びたいということで特別選出しました。応募数はトータルで200を超えて、たくさんの反響をいただきました。これからもサポーターも私たち自身も楽しい企画、そしてそれがベガルタ仙台の応援の後押しになるものを進めていきたいと思っております。
▼受賞した川柳作品はこちら▼
ベガルタ賞 『ベガルタの ゴールの歓喜に 飲まれたい』
浦霞賞 『声枯れと 勝ち点肴に 浦霞』
SNS賞 『ガラガラと 音なる先に ヤツがいる』
番外編 特別賞 『一杯と 言わずに今日も 一升で』(ベガッ太くんの応募作品)
(企画部・笠原さん)森山監督新体制ということで、若手の台頭も感じられましたし、でもしっかりベテランもいて、チームとして何か未来を感じるようないいシーズンだったと思います。プレーオフの長崎戦も下剋上で勝てたとてもいい試合でしたし、一方で決勝の岡山戦ではJ1への壁を感じたところもあります。すべての想いを背負って、2025シーズンはぜひ頑張っていただきたいなと思いますね。ちなみに森山監督は、一度プライベートでご家族でご来店いただいたことがありまして、日本酒好きでとてもフレンドリーな方で、従業員みんな一瞬にしてファンになりました。おそらく我々がスポンサー企業ということもご存じでわざわざご挨拶いただいたのだと思いますが、そういう気さくで笑顔の素敵な監督なので、2年目も頑張っていただきたいですし、応援しています。
(企画部・笠原さん)ここ塩釜が浦霞の創業の地ですが、隣町の多賀城市出身の郷家選手は地元の選手としてやはり応援したいですよね。中島選手が抜けた穴を埋めてほしいですし、今期キャプテンになったということでぜひチームを引っ張っていってほしいです。過去の話でいうと、J1に昇格してあの財前選手が仙台に来たというときは驚きましたし、ニュース番組を見ていてもJ1の華やかさはすごかったですね。J1の強豪チームも仙台に来るんだ!と興奮しましたし、その時の記憶があるので、ぜひまた明るいニュースを地元に届けてほしいですね。
(企画部・笠原さん)これは私の個人的な想いなんですが、去年のファン感謝祭で広島出身の森山監督がお好み焼きを焼いたというのを聞きまして。ぜひ浦霞とコラボをして「立ち飲みバー・ゴリ」みたいな感じで、監督がバーのマスターで、サポーターが浦霞を飲みながら「あの試合どうだったんですか」なんてしみじみ語らう場ができたら面白いなと思っています。あとはまた2025シーズンの川柳も募集中で、受賞した川柳をラベルに付した限定のお酒も発売予定です。
(企画部・齋藤さん)クラブ設立30周年おめでとうございます。2024シーズンはJ1昇格に迫るプレーオフ決勝での敗退でしたが、選手たちの熱い戦いに奮い立たされた1年でした。2025シーズンも選手・サポーター一丸となって1年間戦い、J1昇格することを願っています。