仙台駅から徒歩圏内。英国風パブの雰囲気を楽しみながら、スポーツもお酒も堪能できる人気のスポット。仙台名掛丁店はベガルタ仙台の公式応援店舗としても知られ、試合観戦の際には熱いサポーターたちが集う場所となっている。店内には大型スクリーンが設置され、観戦イベントなども定期的に実施されている。
スポンサーになったのは2013年で、仙台名掛丁店のオープンとほぼ同時期ですね。スポーツバーということで、地域に根付く“地縁店”として、スポーツを通じて地域を支援していきたいという想いがあり、サポーターの皆さまのひとつの居場所となれるように、スポンサー活動を続けてまいりました。
ホーム戦、アウェー戦、どちらも放映しており、ホーム戦は皆さんスタジアムに行かれると思いますが、アウェー戦だと100名ほどは集まっていただいていますね。この前のプレーオフ決勝の岡山戦は150名ほど集結しました。私も仕事そっちのけで一緒に応援していましたね。
ベガルタ仙台OBの解説付き「観戦イベント」と、シーズン終わりの「ファン感謝祭」をメインに開催しています。2024年8月の観戦イベントでは、クラブコミュニケーターの富田晋伍さんと、MCに及川アキヒロさんをお招きして、豪華な試合観戦となりました。試合は4-1で負けてしまったんですが、富田さんがその負の雰囲気を何とかしようと盛り上げてくださって、その会話がとても面白くて印象に残っていますね(笑)
「ファン感謝祭」は毎年12月に開催して、15名ほどの常連様としっぽりとお酒を飲みながら語らい合っていますね。ビンゴ大会では選手のサイン入りグッズもプレゼントしています。印象的なシーンなどファン同士でシーズンをふり返りながら、1年を締めくくっています。
2023シーズンは最終順位が16位でしたよね。そこから6位の大躍進はすごいと思います。プレーオフ進出を決めた大分戦をスタジアムで観戦したのですが、郷家選手の2点目のゴールシーンがすごく印象的で。私も仙台に着任してから初めてのスタジアム観戦で、郷家選手の熱い気迫を感じられて感動しましたね。新チームには新たに11名が加入しましたし、若さでパワーアップするので次こそはJ1に昇格してほしいですね。
はい、試合放映の情報など発信させていただいています。コロナ禍でスタジアムにも行けず、無観客試合もあった頃、HUBからも発信していこうと思い始めました。まだまだフォロワーは少ないですが、今後も活用してつながっていきたいと思います。
「ゴールドスピリット」という名前で、ベガルタ仙台のゴールドと選手の皆さんの魂をイメージして作成しました。試合放映時と、スタジアムに出店した際に販売しており、甘いカクテルで女性にとても人気です。現在、新シーズンに向けて改良中なので楽しみにしていただければと思います。
私は仙台に着任して間もないのですが、代わりに仙台名掛丁店のエリアマネージャーが仙台出身で、ベガルタ仙台が大好きということで聞いてみました(笑) 彼曰く2011-12シーズンの飛躍が強く印象に残っているということでした。震災後で練習もままならない状態で、選手ひとりひとりの強い想いが結果を生み、被災された方々へ勇気を与える活躍をしてくれたことはとても感動的だったと。まさに地域に根差したスポーツのあるべき姿を体現してくれたと語っておりました。ほかにも20年ほど前にはなりますが、岩本選手の40mのフリーキックがスタジアムで観戦して度肝を抜かれたと言っておりましたね。
サッカーの試合以外でも何かイベントを実施してホーム戦の価値をあげられるといいですよね。ちょっとスケールが大きくなりますが、仙台市の大きなアーケードなどを利用して、行進イベントなどがあるといい宣伝になるのではないかなと。そこでオリジナルのベガッ太のグッズを配布して、スタジアムに持参して引き換えると何か特典があるなど、そういうのがあるといいなと思いました。
当店はやはりお酒をメインとした事業展開ですので、共同開発でオリジナルドリンクを作成できたらなという想いはありますね。先ほどのゴールドスピリットは私が開発したのですが、次はベガルタ仙台と一緒に構想して、さらにオリジナルコースターなども作れるといいですよね。
まずは30周年誠におめでとうございます。今後ベガルタ仙台の新たな歴史を刻んでいけるよう、ともに歩んでいきたいと思っております。新シーズン、ぜひともJ1に道が開けるよう、我々もご来店されるサポーター様と一緒になって応援させていただきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。