2023明治安田生命J2

2023明治安田生命J2 第21節 レノファ山口FC 2023年06月18日 (日) 14:03 キックオフ 維新みらいふスタジアム

試合終了
HOME レノファ山口FC
2 - 0

1 前半 0

1 後半 0

AWAY ベガルタ仙台

監督記者会見 

MATCH PROGRESS

試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
6 矢島 慎也 23分[得点]
4 神垣 陸 32分[警告]
46*分[交代] 9 中山 仁斗 → 88 ホ ヨンジュン
63分[警告] 6 エヴェルトン
16 吉岡 雅和 → 26 野寄 和哉 64分[交代]
13 大槻 周平 → 32 五十嵐 太陽 64分[交代]
65分[交代] 7 中島 元彦 → 50 遠藤 康
6 矢島 慎也 → 10 池上 丈二 68分[交代]
26 野寄 和哉 69分[得点]
76分[交代] 8 松下 佳貴 → 35 フォギーニョ
76分[交代] 18 氣田 亮真 → 13 山田 寛人
86分[交代] 5 若狭 大志 → 4 蜂須賀 孝治
11 田中 稔也 → 47 上本 銀太 88分[交代]
20 河野 孝汰 → 24 梅木 翼 88分[交代]

MEMBERS

スターティングメンバー
GK21関 憲太郎
DF15前 貴之
DF5松本 大輔
DF3ヘナン
DF14沼田 圭悟
MF4神垣 陸
MF6矢島 慎也
MF20河野 孝汰
FW16吉岡 雅和
FW11田中 稔也
FW13大槻 周平
控え
GK31寺門 陸
DF47上本 銀太
MF33山瀬 功治
MF10池上 丈二
MF26野寄 和哉
MF32五十嵐 太陽
FW24梅木 翼
スターティングメンバー
GK1小畑 裕馬
DF22小出 悠太
DF5若狭 大志
DF15菅田 真啓
DF41内田 裕斗
MF6エヴェルトン
MF8松下 佳貴
MF11郷家 友太
MF18氣田 亮真
FW9中山 仁斗
FW7中島 元彦
控え
GK45松澤 香輝
DF4蜂須賀 孝治
MF10梁 勇基
MF35フォギーニョ
MF50遠藤 康
FW13山田 寛人
FW88ホ ヨンジュン

DATA

後半前半山口 仙台前半後半
459シュート1156
358CK330
7815FK1899
314オフサイド101
000PK000

○入場者数/3,981人
○天候/曇時々晴、弱風 ○気温/34.2℃ ○湿度/35%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/吉田哲朗 ○副審/塚田健太 山村将弘

COACH INTERVIEW監督記者会見

まずは遠い山口までファン、サポーターに来ていただいて、こういう不甲斐ない試合をしたことを本当に申し訳なく思っています。前半から、暑いなかでも相手も一緒なので、我々の出足が負けていました。相手のボールに対してのプレッシャーでも、そういう意味では我々がそこを受けて立ってしまいました。それが先に点を取られて苦しいゲームになってしまったと思います。
セカンドハーフに入って何度かチャンスはありましたけれども、そこで決めきれなかったことがひとつ大きな要因ですし、そこで決めきる力、追いつく力、そこで逆転する力をもっとつけていかないといけないと思います。
ただし、全体を通して球際のところ、ボールの奪い合い、戦うところで今日は負けていたと思っています。今日のこのスコアの敗戦は、我々にとってみたら本当に残念ですが、当たり前のように今の力が現れたのかなと思っています。後半戦に向けてもう1回しっかりと準備をしたいと思います。

■守備のところで、相手のサイドバックにボールがいったところでプレッシャーをかけようとしていたところで、仙台のサイドバックの裏を取られたりつながれたりして、なかなか前進を阻止できませんでした。プランとしてはどのように守りたかったのですか。

相手とのマッチアップというところでは、相手はアンカーをつけていたので、インテリオールのところが少し空いてきていると。そこに引っ張られてしまったところはあると思います。それでもスライドしながら中を閉めてサイドハーフがプレッシャーをかけて外に持っていくというシーンも多く作らないといけません。それが、前線からの追い出しがちょっと足りなかったのかなと思っています。

■攻撃では山口が前からプレッシャーをかけてきて、なかなか前進する回数が少なかったのは、相手のプレッシャーが想像以上に強かったのでしょうか。

いえ、我々のミスです。ライン間で何回もボールを受けているので、そこでのミスが多い。ここは前半にそれで流れを変えてしまったことが、ひとつありました。そこでしっかり我々がボールを受けた状態で、サポートを早くして前向きのスペースへ何度かチャンスはできていたので、そこにボールが入っているにもかかわらずミスが多かった。これがひとつの原因になったと思います。

■少し前の試合では欠場者が出てもある程度チーム戦術や球際でのプレーで迷いがなかったのですが、ここ2試合は選手が入れ替わったところでその部分も含め後手に回ることが増えました。それはコンディションの差でしょうか、戦術理解の差でしょうか。

両方があると思います。チームとしてやるべきことをもうちょっと全員に落としこまないといけないと思っていますし、コンディションでは急に暑くなったところでのコンディション不良もありますし、そういうところはもう1回チームとして見つめ直さなければいけないというところで、トレーニングも含めて暑さ対策で、もっと自分たちが、メンタルのところも大きく関わってくると思いますので、今の我々が追いかける立場であることからすれば、そこはもっとしっかりやっていかないといけません。

■今のメンタルの話にも関わるかもしれませんが、明治安田生命J2リーグ戦前半戦21試合を終えて逆転勝ちがまだありません。先制されてからの戦い方で何が足りないのでしょうか。

それができるチームになっていたらもっと上位にいるでしょうし、今のJ2リーグは先制点を取るリーグですし、逆転するのはなかなか難しいリーグというところがあります。だからこそ、ゲームの入りと先制点がすごく重要になってきます。それを今は取られてしまったら、我々としてはそこにパワーをかけて追いついて逆転する力をもっとつけないといけません。それができるのであればもっと最初から入れると思いますので、まずはそこかなと思っています。逆転する力は絶対に必要だと思いますが、まずは自分たちの入りというところで、ゲームにしっかり最初から入るというところがひとつ大事です。

■ライン間で受けた後にミスが出た要因はどこにあると思いますか。

相手の強度もたぶんあると思います。センターバックがライン間に来ていて、その裏のスペースをまず狙うということも、逆に我々がまずそこをひとつ狙うことによって相手がプレッシャーをかけられるので、裏の狙いというところが、もう少しファーストハーフからもっと大きく出ていればもっと違ったゲームになったと思います。ただし、やはり入ったところでのミスが多かったことは確かです。個人的なミス、チームとしてのボールの入れ方もあるかと思いますけれども、そこの個人のミスで流れや勢いが相手に出てしまったのかなと前半を受けて思ったので、そこをランニングで変えようとして後半にのぞみました。

■そこは後半にうまくできた手応えはありますか。

何回かそこはできたと思います。(ホ)ヨンジュンに代わって、ヨンジュンは少しキープしたり、前向きに出て行く場面が増えたりしたところは、ゴールチャンスは何回かあったので、そういうところでは少し増えてきたのかなと思います。そこで決めきるともうちょっと自分たちがイニシアチブを取ってゲームを進められたのかなと思いますが、そこでやはり決めきれず2点目を取られてしまったことで、2点を追いかけなければいけない立場になってしまったことが、後にも引いたと思います。

■相手の監督が就任2試合目でアンカーを置くかたちで、想定外のところはありましたか。

一応それは準備してきましたが、基本的にはもしかしたらダブルボランチでくるのかなと7割がたは準備してきました。4-3-3ということも含めて、プレッシャーのところが少し遅れてきました。これには暑さとかいろいろなこともあるとは思いますが、そこの連動性と前線からの追い出しというところでは、アンカーを使って、シャドーの2人がいることによってボランチがいきづらかったりサイドハーフがいきづらかったりというのが、ちょっと前半は否めなかったと。そのへんはもう1回、相手のオーガナイズが4-3-3だったらどうしなければいけなかったのか整理しなければいけなかったところです。

DF 22 小出 悠太選手
チームとして、控え室を出る前にも「立ち上がりから大事にしよう」という話をしたなかで、相手がハイプレスをかけてきてそこでバックパスやロストが増えてしまって、相手の時間帯になってしまったのかなと思います。ただし、そこで1失点したところでなんとか連続失点しないようにという頭でやっていて、後半にチャンスもありましたけれどもそこでしっかり決めきることができていれば、また流れも変わったかなと思います。
(次節に向けて)まずは自分たちの実力、連敗している状況は受け入れなければいけないし、そういったなかで簡単に勝てる試合はないので、今日のような試合なら失点したとしても跳ね返す力を見せられた試合も今までにあったので、そういったものを常に出せるようにしたい。暑さに関係なく、そういうことをだせるようになりたいと思っています。

DF 5 若狭 大志選手
もうちょっとうまく戦えたというのが本音で、相手にやられてしまいました。
もっと安定して前進していきたかったのですが、なかなかそういう機会もなかったので、もっとチームとして突き詰めていかないといけません。あのようにプレスをかけてくるチームは今後にも増えてくるかもしれないので、チームとしては痛い負けをしてしまいましたけれども、それを糧にやっていきたいですね。
すべての場面で自分たちも相手もプレッシャーをかけてくるのは厳しいと思うので、チームとしていくところではしっかり意思統一を攻撃、守備ともにできるようにしたい。なんとしても勝点3を取れるように、また練習からやっていきたいと思います。