2023明治安田生命J2 第14節 水戸ホーリーホック 2023年05月07日 (日) 15:03 キックオフ ケーズデンキスタジアム水戸
0 前半 0
1 後半 0
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 33 | 春名 竜聖 |
DF | 3 | 大崎 航詩 |
DF | 21 | 山田 奈央 |
DF | 29 | 田辺 陽太 |
DF | 26 | 松田 隼風 |
MF | 34 | 杉浦 文哉 |
MF | 10 | 前田 椋介 |
MF | 25 | 鵜木 郁哉 |
MF | 14 | 小原 基樹 |
FW | 11 | 草野 侑己 |
FW | 23 | 寺沼 星文 |
控え
GK | 1 | 本間 幸司 |
DF | 22 | 長井 一真 |
MF | 8 | 安永 玲央 |
MF | 16 | 井上 怜 |
MF | 17 | 新里 涼 |
FW | 9 | 安藤 瑞季 |
FW | 20 | 梅田 魁人 |
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 22 | 小出 悠太 |
DF | 15 | 菅田 真啓 |
DF | 3 | 福森 直也 |
MF | 2 | 秋山 陽介 |
MF | 32 | 鎌田 大夢 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 16 | 加藤 千尋 |
MF | 18 | 氣田 亮真 |
FW | 11 | 郷家 友太 |
FW | 9 | 中山 仁斗 |
控え
GK | 1 | 小畑 裕馬 |
DF | 4 | 蜂須賀 孝治 |
MF | 6 | エヴェルトン |
MF | 14 | 相良 竜之介 |
MF | 35 | フォギーニョ |
FW | 7 | 中島 元彦 |
FW | 13 | 山田 寛人 |
DATA
○入場者数/2,886人
○天候/雨、中風 ○気温/12.9℃ ○湿度/63%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/松尾一 ○副審/数原武志 長谷川雅
COACH INTERVIEW監督記者会見
この足下が悪いなか、ファン、サポーターのみなさま方が大勢来ていただいたなかで勝ちきれなかったことをすごく残念に思いますし、私の責任と思います。
ゲームのなかでは、コレクティブにコンパクトに守ってくる水戸さんは、攻撃のところでも小気味よくボールをつなげるチームですので、守備のハードワークというところと、中を閉めて我々としては守備をしなければいけませんでした。前半の最初の方はできていましたけれども、途中から少し守備の強度が足りなかったと思っています。特にサイドバックに出たときにプレッシャーをかけてスライドするところは前半の途中は良くなかったところがありますので、そういう意味では、そこをしっかりと後半に向けて修正するところでした。
けれども後半に入って、あの時間帯に失点をしたことで、より水戸さんがしっかりブロックを作って守るというところが多くなってきたと思います。そのなかで我々はゴールをこじ開けにいきましたが、最終的にネットを揺らすことができずこの敗戦ということなので、まずは先に我々が点を取りにいく姿勢を見せることが重要になってくると思います。今後の試合に向けて、先制点を取る勢いや最初の入りのところはもっと変えていかないといけないと思っています。
1週間が空いて次のゲームに向けて、また選手たちやスタッフたちと話しながら、次のゲームに向けてしっかりと準備をしていきたいと思います。
■前半になかなかペースをつかめなかったのは、先発を多く入れ替えた連係の難しさもあったのでしょうか。
連係の難しさというよりも、選手が代わったことによってもっと躍動感のある、パワーを持って入ってほしいというところもありますし、そういうところではちょっとしたずれもあったと思います。ただし、そのようなことはチームとしてしっかりやってきていることなので、それよりももうちょっと戦う姿勢や、負けたくない気持ちを、ポジションだけではなく、自分たちのやり方だけではなく、そういう気持ちの部分も含めてそこは改善しなければいけないと思います。
■守備のところで、相手がビルドアップでボランチを加えたときに、枚数をそろえるのか構えて守るのかという時間帯もあってなかなかペースがつかめなかったようですが、その修正はもっと早くしたかったのでしょうか。それとも想定内だったのでしょうか。
ボランチが降りて3枚で回すことも、我々のなかでは想定内でした。そのなかで2トップがしっかりと追い出すこと、あとはサイドのスライドのところが、連動できていなかったことがひとつ。サイドバックが思い切ってスライドができている状況でもうひとつ前で捕まえにいく、そしてボランチがしっかりと間を埋めるというところも、途中で言ったらできるようになっていたので、そこが最初にペースを握られたところでは、サイドバックが少し浮いた選手に対してつかみにいくのが少し遅れていけなくなったことでペースを握られたと思いました。そこはファーストハーフの途中から「もうちょっといった方がいいぞ」と話して、そこから少し守備のところはやられなくなったのかなと思いましたが、やはり奪った後の1本目のパスが大きく響いたのかなと思います。
■悪天候で足下が悪いこともあり互いにロングボールを蹴ったり間延びしたりしたところはありましたが、セカンドボールの奪い合いについてはどう評価されますか。
まずは、我々としてはロングボールをそんなに多用したくなかったところがあります。そこでボールをつなぎながら攻撃したかったところがあったのですが、そのなかで我々としては自分たちでボールを放棄してしまった状態が何回か続いたことによって、前線のところでボールを引き出しにいこうとしたところでロングボールを蹴ってしまい、そうするとセカンドボールを拾えなくなってしまったこと、このずれが少し前半にはありましたので、そこを修正したいと思って、後半に入って少し修正したところです。
ただし、先にあのタイミングで取られたことによって、我々もまたオーガナイズを崩しながら取りにいかないといけない、前に圧力をかけにいかなければいけないということで、少し変わってきたかなと思います。
■攻撃のところで、前半の終わり頃や、終盤にパワープレーをしかけたときにはシュートを打てるようになりましたが、そこまででブロックされたものも含めてシュートの数についてはどう評価されますか。
前半は少なかったと思います。我々としてはしっかりボールを動かしながらサイドでしかけたり、そこから中央に入れていったりというところがあったのですが、それが相手のプレッシャーと、我々がビルドアップのところでしっかりボールを握れなかったこと、それがやはり響いたと思います。
■監督としてはロングボールを多用したくなかったとのことですが、チームとしてはかなり蹴っていて、試合前にその意図は伝えていましたか。
「ボールをしっかりつないでいこう」という話はしていました。ただしそれで選手たちがプレッシャーを感じてしまって、ゲームのなかで危ないと思って多分ロングボールを蹴ってしまった。そこの意図として、セカンドボールを拾うためのオーガナイズができていない状況でロングボールを蹴ってしまったことによって相手に拾われてしまったことは、前半の途中から起こりえた現象だと思います。だからそこは我々としてはしっかりつないでビルドアップしていくことが本来はやりたい、重要なことでしたができなかった。そこで途中で少し変えましたけれども、そこからはある程度セカンドボールを拾うためのボールや、中央に人を多くすることによってセカンドボールのバトルというところでは拾えるような状況を作るようにオーガナイズを変えました。
■相手のFWが、GKの林彰洋選手にボールが渡ったときにあまりプレッシャーをかけなかったようですが、その状態でDFもあまりボールを受けにいかなかったことについてはどう見ていますか。
そのへんのGKに下げすぎていることは、ハーフタイムに言ったことですし、ちょっとそこは下げて、そこからボールを動かさなくなって、そこからロングボールを蹴ってしまったこと。そしてボールを受けに入ろうとしている選手が多いなかでロングボールを蹴ったことによって、前線のところやセカンドボールのところが難しくなったのかなと思います。
MF 8 松下 佳貴選手
奪った後にひとつ(パスを)つけた後がずれてしまったとか、サイドのところでサイドバックやサイドハーフとのコミュニケーションや、僕たちボランチのスライドがバチッとジャストでいくようなシーンを作らないといけなかった。そこで少し優位にボールを持たれるような感じもあったので、そこは修正していかなければいけないと思っています。
ジャストでいけなかったようにひとつひとつのずれたところで、もっと中央から選手を動かしたかったと思っています。周りのサポートがなくてつぶされかけたところで、苦しまぎれに前に出すところもあったので、そこは自分たちが改善できるポイントです。
DF 3 福森 直也選手
後ろの選手として、ビルドアップを落ち着かせること、ボールを前に運ぶところでチームにストレスをかけてはいけないのにそこで停滞してしまったのは、特に前半に責任を感じています。ビルドアップは前との関係性もありますが、明らかに自分の今日のプレーは、もっと落ち着いてできたはずと反省しています。そこを求められて入っている以上、それができず残念でした。
準備してきたことがまずあって、それが試合のなかでいろいろな動きがあって代わってくることもあるので、選手同士でも立ち位置を変えるなどやり方を柔軟に変えられるようにしていなかければいけないし、それは積み上げの中にしかないので、また1週間でそういうところも話し合いながらやっていきます。