2023明治安田生命J2

2023明治安田生命J2 第12節 大分トリニータ 2023年04月29日 (土) 14:03 キックオフ ユアテックスタジアム仙台

試合終了
HOME ベガルタ仙台
1 - 0

1 前半 0

0 後半 0

AWAY 大分トリニータ

監督記者会見 

MATCH PROGRESS

試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
***分[警告] 31 ペレイラ
***分[退場] 31 ペレイラ
14 相良 竜之介 15分[得点]
14 相良 竜之介 18分[警告]
34分[退場] 2 香川 勇気
52分[警告] 31 ペレイラ
32 鎌田 大夢 56分[警告]
13 山田 寛人 → 9 中山 仁斗 58分[交代]
11 郷家 友太 → 16 加藤 千尋 68分[交代]
14 相良 竜之介 → 10 梁 勇基 68分[交代]
68分[交代] 6 弓場 将輝 → 28 野嶽 惇也
68分[交代] 13 伊佐 耕平 → 20 長沢 駿
79分[交代] 5 中川 寛斗 → 8 町田 也真人
79分[交代] 17 高畑 奎汰 → 18 藤本 一輝
80分[警告] 20 長沢 駿
85分[交代] 10 野村 直輝 → 29 宇津元 伸弥
18 氣田 亮真 → 35 フォギーニョ 89分[交代]
22 小出 悠太 → 2 秋山 陽介 89分[交代]

MEMBERS

スターティングメンバー
GK33林 彰洋
DF22小出 悠太
DF5若狭 大志
DF15菅田 真啓
DF20キム テヒョン
MF6エヴェルトン
MF32鎌田 大夢
MF11郷家 友太
MF14相良 竜之介
FW13山田 寛人
FW18氣田 亮真
控え
GK1小畑 裕馬
MF2秋山 陽介
MF8松下 佳貴
MF10梁 勇基
MF16加藤 千尋
MF35フォギーニョ
FW9中山 仁斗
スターティングメンバー
GK1高木 駿
DF2香川 勇気
DF25安藤 智哉
DF31ペレイラ
MF5中川 寛斗
MF6弓場 将輝
MF10野村 直輝
MF16茂 平
MF17高畑 奎汰
MF26保田 堅心
FW13伊佐 耕平
控え
GK24西川 幸之介
DF3デルラン
MF8町田 也真人
MF18藤本 一輝
MF28野嶽 惇也
FW20長沢 駿
FW29宇津元 伸弥

DATA

後半前半仙台 大分前半後半
8412シュート202
538CK321
8816FK23716
123オフサイド220
000PK000

○入場者数/10,840人
○天候/晴、弱風 ○気温/21.5℃ ○湿度/50%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/先立圭吾 ○副審/塩津祐介 金次雄之介

COACH INTERVIEW監督記者会見

まずはこのファン、サポーターに「ありがとう」と言いたいです。グラウンドに入ってきたときにいい雰囲気を作って出迎えてくれて、選手たちもその気持ちの部分に応えられたゲームだったと思います。本当に90分間後押ししていただきましたし、我々にとってみたら本当に心強い12番目の選手だったと、すごく実感しました。本当にひとつのベガルタファミリーとして、今日の勝利を一緒に喜び合えて本当によかったと思います。
ゲーム内容としては、前線からの守備というところで、選手たちはすごくアグレッシブに最初からプレッシャーをかけてくれました。そのなかで、相手のミスもあったり、危ない場面もあったりしたなかで、セットプレーをしっかり取ったなかでこぼれ球のところで(相良)竜之介がすばらしいゴールを決めてくれたこと、これはすごく良かったと思います。
そのなかで退場者が出ましたが、我々としては退場者が出た後の戦い方というところを、もっと徹底しないといけないと、今日のゲームで感じました。やはり、そこでもう1点、2点とたたみかけるようなパワーを出していかなければいけないというところ、そうしなければ最後に何が起こるかわからない。そういうゲームになったと思います。そのなかでもセカンドハーフ(後半)をしっかりと守備陣たちがアラート感を保って90分間も戦ってくれたと思います。少し10人で持たれた場面もありますし、そういうところも含めて決めきるところでしっかり決める、ゲームを終わらせる作業をしていかないといけないと思います。そういうところができるようになれば、また強いベガルタというところが、またひとつレベルアップできる、積み上げられると思うので、また次に中3日ですけれどもしっかりと準備していきたいと思います。

11人対10人になる前の試合の流れで、仙台が押しこむところがありましたが、そのあたりは監督としてはプランどおりでしたか。

そこまで修正がすごく必要だったゲームではなかったと思います。最初の時間帯に関しては、我々のプレッシャーはインテンシティーも高く入れていましたし、相手のミスも誘えていました。ただし、そこを外されたときに持っていかれる場面もあったので、その外されたときの戻るスピードも含めて、そこはしっかりやってくれたかなと思っています。

■数的優位になってから試合をコントロールするためには、何が必要だったのでしょうか。

何が必要だったかというよりは、選手たちは退場者が出たというところで、気持ちの部分で少し「これくらい大丈夫かな」というところが出てきたのかなと思います。それだけではなくて、相手がオーガナイズ的にもひとつディフェンスラインにゴールキーパーを入れて、フィールドプレーヤーを含めて10人でうまくゴールキーパーを入れてビルドアップをしてきたこと。我々がその強度をもっと保たなければいけないというところは、今日のゲームではすごく感じたところです。
ただし、その修正というところでは、ボールを奪った後に速く攻めるのか、それともしっかり自分たちがゲームをコントロールするのかというところで、ここが途中少しできるようにはなっていましたが、ボールを奪った瞬間にスペースがあるので、そこにちょっと速い攻撃に選手たちが意識を強く持っていたのかなと思います。それをコントロールするのが我々の仕事だと思いますし、ゲームをしっかりコントロールしながらも2点目、3点目をしっかり取れるような準備をしていかなければいけないと思っています。 

■後半の入りから郷家友太がトップ下に入り、氣田亮真選手が右サイドに移りました。その意図を教えてください。

相手が負けているので、フィールドプレーヤーが9人でも前線からプレッシャーをかけてくると思っていましたので、そのなかでボランチがプレッシャーをかけてくる背中をうまく使っていきたいというところで、友太をそこに入れて、逆に亮真をセンターバックの脇でランニングさせてそこで起点を作らせる意図も込めて、そこを代えました。

■中島元彦選手がベンチから外れていたのは、戦術上の理由でしょうか、コンディション上の理由でしょうか。

口外しないでおきます。すみません。

■梁勇基選手を今シーズン初めて起用した意図と、評価をお願いします。

中盤でしっかりゲームをコントロールしてもらいたいというところで入れました。左サイドのところで、守備のところとアタックのところのバランスをとること、タイミング良く前にからんでいくこと、これは本当に彼が1番できると思っていましたので、そういう意味では今回の途中起用にはそういう意図がありました。ただし、彼は今回(今シーズン)初めてメンバーに入りましたけれども、ここ1か月、2か月とすごくいいパフォーマンスをしていました。そのなかで、今回、こういうチャンスで彼が入ってきたなかで、こうやってホームで勝てるところは、ベガルタ仙台の象徴というか、彼の持っているものはすばらしいと感じました。

■殊勲のゴールを決めた相良選手は前節に途中出場からアシストを決めて調子が上がっていますが、今節に先発起用を決めた理由を教えてください。

そのままです。調子がよく、しかけるところや、シュートを打ちにいく積極性、そういう意味では今回も、前節にそれだけいいパフォーマンスを出してくれましたし、トレーニングから彼のパフォーマンスは良かったので、今回も起用しました。

■相良選手は痛んで交代しましたが、大丈夫でしたか。

ゲームから離れていた部分だと思います。そのなかでやはり、自分の体力というところでは、最後の最後でもたなかったというところです。それだけパワーをかけて最初から入ってくれたのでこういうゲームになったと思いますし、そういう意味ではこういうことを続けていくことが重要かなと思います。

■そういった意図で起用した相良選手が結果を出したことへの評価をお願いします。

すばらしかったと思います。前節はドリブルからのアシスト、今節はこぼれ球からの思い切ったシュート、それでしっかりとネットを揺らしてくれたということで、この2試合は得点にからむ回数、左サイドのチャンスをクリエイトするところは、今の彼が開幕から出てきたなかで、苦しんで今の姿があるのかなと思いますので、またひとつ成長したと思っていますし、これを継続してできるようにするのが今はいちばん大事だと思っています。

MF 14 相良 竜之介選手
(ゴールシーンは)枠には入れようと思っていて、ふかすことだけはやめようと、うまくおさえて、それがいいところに飛んでいきました。
(ユアテックスタジアム仙台での得点で)なかなか自分は(点を)取れていなくて、勝てない試合もあってすごく悔しい思いもしたのですが、このホームスタジアムでたくさん観客がいるなかで決めて、すごくうれしいです。
(次節に向けて)まずは勝つことが大前提だと思いますし、またサポーターのみなさんを喜ばせられるよう、僕も結果で返せるようにがんばっていきたいと思っています。

MF 10 梁 勇基選手
(ピッチに入った瞬間にサポーターの“リャンダンス”があって)すごくうれしかったですね。アップのときからサポーターのみなさんが横に揺れて、自分自身もすごく気合も入りましたし、結果も出たので良かったと思います。
リードしている状況だったので、しっかり守備の部分と、周りの選手に声をかけながら勝点3を取るように意識していました。個人的には本当に久しぶりに、今シーズン初めてのピッチだったので、サッカーを楽しみたい思いも持って立ちました。
(次節に向けて)本当に、勝った後の試合がすごく大事だと思いますし、またホームでやれるのでみなさんの声援をしっかり受けながら戦いたいと思いますし、今日の試合でもまだまだ危ない場面、甘い場面がすごくあったと思うので、今日の勝ちに満足せずに次もしっかり勝ちにこだわって戦っていきたいと思います。