2023明治安田生命J2 第9節 清水エスパルス 2023年04月12日 (水) 19:03 キックオフ IAIスタジアム日本平
1 前半 0
0 後半 1
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 57 | 権田 修一 |
DF | 5 | 北爪 健吾 |
DF | 4 | 高橋 祐治 |
DF | 50 | 鈴木 義宜 |
DF | 28 | 吉田 豊 |
MF | 14 | 白崎 凌兵 |
MF | 3 | ホナウド |
MF | 33 | 乾 貴士 |
MF | 10 | カルリーニョス ジュニオ |
FW | 29 | ディサロ 燦シルヴァーノ |
FW | 9 | チアゴ サンタナ |
控え
GK | 1 | 大久保 択生 |
DF | 38 | 井林 章 |
MF | 7 | 神谷 優太 |
MF | 11 | 中山 克広 |
MF | 13 | 宮本 航汰 |
MF | 16 | 西澤 健太 |
FW | 20 | オ セフン |
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 5 | 若狭 大志 |
DF | 15 | 菅田 真啓 |
DF | 20 | キム テヒョン |
MF | 6 | エヴェルトン |
MF | 32 | 鎌田 大夢 |
MF | 22 | 小出 悠太 |
MF | 2 | 秋山 陽介 |
MF | 11 | 郷家 友太 |
MF | 7 | 中島 元彦 |
FW | 13 | 山田 寛人 |
控え
GK | 1 | 小畑 裕馬 |
DF | 4 | 蜂須賀 孝治 |
DF | 41 | 内田 裕斗 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 16 | 加藤 千尋 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
MF | 35 | フォギーニョ |
DATA
○入場者数/6,104人
○天候/晴、無風 ○気温/17.6℃ ○湿度/56%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/谷本涼 ○副審/竹田明弘 竹長泰彦
COACH INTERVIEW監督記者会見
まずは清水の地まで、この平日のナイトゲームというところで、ファン、サポーターのみなさまに駆けつけていただいて、今回勝利をプレゼントできなかったことは本当に残念ですが、いい戦いを見せられたかなと思います。
前半は、我々の左サイドのところで北爪(健吾)選手のケアが少し後手に回っていたと思っています。途中からセンターバックのスライドなどでしっかりケアはできていましたけれども、少し後手に回っていたところが少し押しこまれた原因かなと思っています。お互いにチャンスあり、ピンチありで、そのなかで清水さんの個人の力と、今の秋葉(忠宏)監督に代わって、コレクティブに、中央のコンビネーションと縦に速いところ、こういうところが脅威になっていましたので、我々が受けて立つのではなくて、そこをしっかりボールを奪ってからショートカウンターですとか自分たちの時間を長くするところにチャレンジしましたが、前半の1番やられてはいけない時間帯に失点したところは、選手たちがもう一回り大きくならないといけないかなと思っています。
後半に入って、いろいろ戦術的に変えようというところもあったのですが、前半の流れからすれば現状のなかで選手たちが多分もっと躍動してくれるところもあったので、そういう意味ではちょっとしたオーガナイズは変えましたが、前への推進力は少し出てきたので、最後に追いつけて、後半の最後はお互いに大味なゲームになってチャンスやピンチもありましたけれども、私自身が今の清水さんの力を考えてこの順位にいるチームではないと思っていますので、そういうチームとお互いに勝点3を前節に取ったなかで戦えたこと、我々が先に失点をしたあとに追いつけたことをポジティブにとらえて、チームとして次のステップにつなげていきたいと思います。
次はホームでできるので、次はしっかりとこの勝点1をホームでプラスアルファで勝点3として、サポーターと喜び合いたいと思います。
■前半に後手に回った部分を、ハーフタイムでどのように修正したのでしょうか。
まずは内田(裕斗)を入れたことで、そこからボールを奪った瞬間逆サイドのところで、我々がイニシアチブを取れるようにボールを奪ってからの回避というところに彼はすごく長けているので、そういうところをひとつ期待しました。
もうひとつは守備のところで、サイドバックの選手ですので、そういう意味ではカバーリングのところ、ファーストディフェンダーになってくれるところを期待して左サイドに入れました。ちょっと入りのところでミスもありましたけれども、しっかり落ち着いて後半の45分間やってくれたと思います。
■相手にボールを持たれる時間が長かったと思いますが、そのなかでショートカウンターをしかけたのは想定の範囲だったのか、それとももっと自分たちの時間を増やすようにしたかったのでしょうか。
私自身は想定の範囲内です。でも、それ以上に、もっと時間を作りたいところはありました。そのへんの清水さんのプレッシャーも激しかったと思いますし、我々が背中を向けたときのプレッシャーの厳しさは、やはり素晴らしかったと思います。そういう意味では、それをしっかり回避できるような力をつけることと、しっかり組織としてコレクティブにそこをはがせるようにすることが課題なのかな、と思っています。
ただし、ショートカウンターはねらいとしてひとつあったので、それが前半からも何回か出ていたところは、今後も継続しながらやっていかなければいけないと思っています。
■後半からの内田選手投入に加え、選手交代のなかで郷家友太選手がポジションを変えていたことが同点ゴールにつながりました。ねらいどおりのゴールでしたか。
そうですね。(中島)元彦が代わったのですが、元彦が悪かったわけではなく、すごくがんばってくれていました。ちょっと背負って自分がボールを受けたときに少しミスで取られたところが多かったところ、あとは左サイドに内田が入ることによってクロスが上がってくるので、そのぶんゴール前に入っていけること、特に郷家友太はヘディングが得意なので、そういう意味では(山田)寛人の背中に入ってくるとか、ゴール前に入るというところでのうまさというところで、まずはそこにひとつ賭けました。
元彦の場合はミドルシュートですとか自分ではがす能力に長けている選手なので、そこよりも逆に両サイドからのクロスに対して入っていくというところが、ひとつタイプ的に変わったところだと思いますので、逆に清水さんが守りづらくなると思って、右サイドにフォギーニョ、中央に郷家というかたちをとったことによって、内田のクロスに対して中に入れたのかなと思います。
■押される試合展開の中でも、林彰洋選手がセーブはもちろんコーチングなどの連係でも存在感を見せていました。こういう内容の試合でいつも以上に頼もしかったのでは。
そのとおりです。ただし、やはり彼ひとりで守れるわけではないので、その前にディフェンスラインの選手たちの連係がすごく重要になってくると思います。ゲームを追うごとにどんどん彼らとのコミュニケーションをしっかりしてくれています。そういう意味では、彰洋がそこでしっかりコーチングをしながら前の選手を動かしてくれて、しっかりシュートブロックにプラスしてそのパーセンテージを減らしてくれることによって、彰洋のビッグセーブにもなると思います。そのへんの守備の連係は本当に良くなってきていると思っています。
清水のチアゴ サンタナ選手やオ セフン選手といった素晴らしい選手たちに対して、ディフェンスラインもしっかりがんばってやってくれていました。すごく良かったと思います。
MF 11 郷家 友太選手
(同点ゴールの場面は)相手がスライディングしてくるのが見えたので、最初はニアに当てようと思っていたのですが、股関節、足首を開いて右に持っていこうというイメージがあって、うまくそういうかたちを作れました。
何十試合もあるなかで今回のような(内容の)試合もあるので、こういう試合を負けるのではなく最後に全員で引き分けに持っていけて、この勝点1は必ず大きく響くと思うので、自信を持って仙台に帰りたいと思います。
(次に向けて)1番は負けないことが大事になってくるので、全員で1失点で耐えて、ピンチもあっても林選手を中心にディフェンスラインがまとまってできていたので、ワンチャンスのところでは攻撃陣が決めなければいけなかった。引き分けでしたが、もっと点を取れたと思うので、宮城に戻ってまた突き詰めていきたいと思います。
DF 41 内田 裕斗選手
負けなかったことは良かったのですが、僕たちが求めているのは勝点3なので、失点のところや攻撃のクオリティーなど、まだまだ反省しないといけない部分があります。次に勝てるよう、連戦なので練習期間は少ないですがしっかり修正して次の試合にのぞみたいと思っています。
(同点ゴールのアシストは)ボールを取ってスペースがあったので、そこからいいタッチができて次のプレスもかわせたので、あとはキーパーとディフェンスラインの間を見たら相手もつられていたので、マイナスのところに郷家がいて、いいパスができて良かったと思います。
(次に向けて)チームとして底上げができていることが追いつけた要因と思いますけれども、勝てていないので、アウェーでもこうして熱い応援をしにきてくれたサポーターのためにも、絶対に勝たないといけないと思います。そこは勝利にみんなでこだわってやっていきたい。