天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会 第3回戦 2023年07月12日 (水) 19:00 キックオフ CSアセット港サッカー場
0 前半 0
0 後半 0
1 延長前半 1
0 延長後半 0
5 PK 4
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 1 | ランゲラック |
DF | 13 | 藤井 陽也 |
DF | 4 | 中谷 進之介 |
DF | 2 | 野上 結貴 |
MF | 7 | 和泉 竜司 |
MF | 35 | 山田 陸 |
MF | 15 | 稲垣 祥 |
MF | 34 | 内田 宅哉 |
FW | 19 | 重廣 卓也 |
FW | 18 | 永井 謙佑 |
FW | 9 | 酒井 宣福 |
控え
GK | 16 | 武田 洋平 |
DF | 17 | 森下 龍矢 |
DF | 24 | 河面 旺成 |
MF | 5 | 長澤 和輝 |
FW | 10 | マテウス カストロ |
FW | 21 | ターレス |
FW | 77 | キャスパー ユンカー |
スターティングメンバー
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 4 | 蜂須賀 孝治 |
DF | 22 | 小出 悠太 |
DF | 3 | 福森 直也 |
DF | 2 | 秋山 陽介 |
MF | 32 | 鎌田 大夢 |
MF | 10 | 梁 勇基 |
MF | 27 | オナイウ 情滋 |
MF | 14 | 相良 竜之介 |
FW | 16 | 加藤 千尋 |
FW | 9 | 中山 仁斗 |
控え
GK | 45 | 松澤 香輝 |
DF | 15 | 菅田 真啓 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 29 | 工藤 蒼生 |
FW | 7 | 中島 元彦 |
FW | 28 | 菅原 龍之助 |
FW | 88 | ホ ヨンジュン |
DATA
○入場者数/3,423人
○天候/曇、無風 ○気温/26.6℃ ○湿度/77%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/120分
○主審/清水 勇人 ○副審/日比野 真、内山 翔太
PK戦
COACH INTERVIEW監督記者会見
まずは、このナイトゲームで遠いところまでファン、サポーターに来ていただいて、後押しをありがとうございます。次のステージに進めなかったのは本当に残念ですけれども、PK戦までいっていい戦いができたと思います。
我々としては前半はしっかりと相手にプレッシャーをかけて引っかけながらショートカウンターをひとつ持ちながらも、ビルドアップのところ、ボールを動かすところも意図的にできていましたので、そこはすごく良かったと思います。何回かチャンスもありましたし、そこで最後に足を振るとか決めきる力は、(明治安田生命J2)リーグ戦でもそうですが、そういうところをやはりチームとしても個人としても、まだグループとしても上げていかなければいけないと思っています。
後半に、名古屋さんに速い選手たちが入ってきて、少し裏のスペースのところで戸惑いましたし、そこにしっかり選手たちが対応してくれたことがすばらしかったと思いますし、ゲーム内容としても後半や延長戦に入って押しこまれた場面もありましたけれども、しっかり体も張って守ってくれたので、いい戦いができたかなと思っています。
ただし、やはり結果的にPK戦で負けてしまったことは次につなげなければならないし、延長途中から出た(菅原)龍之助が点を取ってくれたことは本当に良かったと思います。これをしっかり次につなげて、次のリーグ戦の金沢戦につなげていきたいと思います。
■J1でも上位の名古屋を相手に、敗れはしましたが相手を苦しめたということで、攻守でどういったところがはまったのでしょうか。
まずは、球際の戦いや、相手ももしかしたら少しメンタルのところで隙があったのかもしれません。そこを我々は出足のところが良かったので、コンパクトに守備をすること、相手がマンツーマン気味にくるところをどうやって外すかはチームとして結構よく機能していたと思います。ただし、守っているだけではなくて攻撃に出る姿勢を、両サイドの(相良)竜之介もそうですし(オナイウ)情滋もそうですけれども、その二人が今回はとてもいい活躍をしてくれたと思います。それを引き出したのも前線で(中山)仁斗が溜めを作れたこと、プラス、加藤(千尋)がライン間で浮いてすごくアクセントになっていたこと。だからこそ、サイドのところで優位性を持って、高い位置で勝負できたと思っています。すごく前線の評価はすごく良かったと思います。
■オナイウ情滋選手が何度もはがしてクロスに持っていきました。彼の評価をお願いします。
今回、名古屋さんを相手にこれだけできたことはすばらしいと思いますし、これを年間を通してずっと続けられれば彼はもっと仙台の力になってくれます。今回はそういうゲームができたことを、また次につなげてもらいたいし、また次に期待したいと思います。
■前半は4-4-2でビルドアップをして、後半に秋山陽介選手が痛んだところで彼を含め2人が交代してフォーメーションを変えました。あれはもともとのプランによるものでしょうか、それとも秋山選手の負傷によるものでしょうか。
両方あります。それは最後のところのプランとして持っていましたけれども、サイドバックとしてアキ(秋山)が足を攣ったところでなかなか難しい状況になったので、そこで少し変えようとしました。それはアタックのところを考えればちょっと違った戦術になってしまいましたが、守備のところでがんばって、両ワイドのところの対応はすごくよくやってくれたと思います。
FW 28 菅原 龍之助選手
(プロ初ゴールは)クロスに対する練習が実って良かったと思います。あの高い位置で(オナイウ)情滋に入ったときは、自主練習でも、クロスに入る場所をいつも確認していました。そういうところから、これまで継続して練習してきた結果が、今日のゴールを生んだと思います。
(PKキッカーを務め)蹴るコースは決めていました。PKは気持ちだと思っているので、強い気持ちで強いシュートをいいところに、ということだけを考えて決めました。
天皇杯は終わってしまいましたが、リーグ戦でも自分の特徴を生かせるように、もっとアピールしていきたいと思います。
MF 27 オナイウ 情滋選手
チームとして4-4-2で入って、自分ではワイドで幅をとって味方に入るスペースを与えることを考え、自分がボールを受けて起点になったり、ボランチやFWがいいかたちで持ったらしっかり裏に抜けたりするように言われていました。その駆け引きを繰り返していたからこそ、相手も自分に強く(プレッシャーをかけに)来づらくなっていたのかなと思います。
気を抜いてしまうと裏に抜ける動きやチェックの動きをさぼってしまうこともありうるので、しっかり集中を切らさずに、前半の立ち上がりからみんなが声をかけてくれたおかげで集中して試合に入ることができました。自分たちは失うものなく、チャレンジャーの気持ちでやれていたので、いいシーンが作れたと思います。